記録ID: 569130
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雪山ハイキング
奥多摩・高尾
今年も長沢三昧の第一弾(鳥屋戸尾根→蕎麦粒山→三ツドッケ→ヨコスズ尾根→倉沢見通尾根)
2015年01月02日(金) [日帰り]


- GPS
- 09:35
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,478m
- 下り
- 1,403m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 9:35
12:15
12:34
20分
一杯水避難小屋
15:01
15:07
53分
倉沢見通尾根下降点
16:38
倉沢バス停(ゴール地点)
※ルートは手書きです(またGPSロガー忘れました)
天候 | 晴のち曇 川乗橋 7時:氷点下5度 笙ノ岩山 9時:氷点下6.3度 蕎麦粒山 10時15分:氷点下2度 一杯水避難小屋 14時:氷点下3.7度 ほとんど気温上がらず 雲量 14時まで:5 14時から:7〜8 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
↓青梅街道 奥多摩駅・日原街道入口 ↓日原街道 倉沢林道入ってすぐ(車デポ) ↓チャリ 川乗橋バス停前ゲート入ってすぐ(チャリデポ) 【復路】 倉沢・車デポ地(回収) ↓日原街道 川乗橋バス停前・チャリデポ地(回収) ↓日原街道 青梅街道は青梅以西凍結多々 日原街道は全面的に凍結多々 ノーマルタイヤは微妙 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:奥多摩駅前 ■鳥屋戸尾根(川乗橋〜蕎麦粒山) エアリア(2012、2014)では破線ルート、地形図には記載なし。 落葉の堆積の上にうっすら積雪。950m位で滑り止めを装着した。 笙ノ岩山北のP1268(松岩ノ頭)のすぐ南のピーク(鳥屋戸八丁山)から 北東の尾根に下りないよう注意。漫然と歩くと間違いやすい。 その他は一般ルート並みだが、川乗橋〜蕎麦粒山は標高差1,000m超で急。 ■長沢背稜(蕎麦粒山〜一杯水避難小屋〜三ツドッケ) 踏み跡なし。ルートは夏道と同じでOK。 積雪は吹き溜まりでスネまで。 一杯水避難小屋から酉谷方面は1〜2人分の踏み跡があった。 ■ヨコスズ尾根(一杯水避難小屋〜倉沢見通尾根下降点) 踏み跡あり。積雪はごくわずか。 ルートは夏道と同じ(滝入ノ峰東部巻き道は所々狭く、注意喚起の標識あり)。 1,200mくらいで滑り止めを外したが、もっと早く外してもよさそう。 ■倉沢見通尾根(滝入ノ峰東部下降点〜倉沢) 地図はエアリアも地形図も記載なし。 テープはところどころあるが、踏み跡は全くなし。 下りはルーファイができないと高い確率でルートロストする。 尾根中腹は傾斜が急で浮石多し。登りで使う場合も滑りやすく、注意。 詳細は写真参照。 |
その他周辺情報 | ■温泉 今回は久しぶりのイモえぎの湯だった。 http://www.okutamas.co.jp/moegi/ 正月早々なので、珍しくイモ洗い状態ではなかったが、 小菅の湯やのめこいに比べると狭いので、寛ぐには不向き。 この時期は18時最終入館、19時閉館。 |
写真
三ツドッケの特徴的なみっつの連峰が見えてきた。右に連なるふたつのピークの尾根(シャクナン尾根)から登ると三ツドッケまで2回もヌカ喜びするので、勝手に「ガッカリ山」と呼んでいる。今回の目的は、このお山。
一番手前の長いのがハンギョウ尾根、中央の長いのがタワ尾根、その奥中央の白いのが天祖山、さらに奥の長いのが石尾根、中央左の一番高いのが雲取、右の鞍部の少し上あたりの平らなところに雲取山荘(肉眼ではわずかに見える)、右へ芋ノ木ドッケ、白岩山と続く。ものすごい静か。
そして昼飯は持参してきた手作りカレー。ご飯はその場で炊いて食べる。やっぱりレトルトとはひと味違う。100均で小さいおたまを見つけ、せっかくそれを持参してきたのに、こともあろうにブキ(スプーン)を忘れ、おたまで食べるハメに(笑)
感想
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2015年の登り初めは、ぼくが一番好きで、
かつ昨年も一番よく歩いた長沢背稜、三ツドッケを選びました。
表の石尾根とは打って変わり、樹林が多く、眺望が優れるわけではありませんが、
その静けさは何物にも代えがたい魅力。
結局、最初から最後まで誰ひとりとして会いませんでした。
三ツドッケは、某氏が勝手に木を伐採したことで眺望の開けたお山で、
その成り立ちには賛否両論あるかと思いますが、
とにもかくにも素晴らしいお山であることに変わりはありません。
鳥屋戸尾根から三ツのピークが連って見えるシャクナン尾根もまた、
大変に素晴らしい。
先日は手打ちうどんを持参したので、今回は手造りカレーを持参しましたが、
やっぱり既製品とは一味もふた味も違いました。
タダのカレーなのに、お山で食べるカレーはなぜこんなにウマいのだろう。
下りは、ただヨコスズ尾根を下るのでは今ひとつ面白みに欠けるので、
滝ノ入峰の東巻き道から倉沢見通尾根を下ることに。
こういうバリエーションルートの経験がない同行者のkun_puさんが、
そのルートのグチャグチャっぷりにドン引きしないか
些か心配ではありましたが、無事に?杞憂に終わりました。
最後は、旧倉沢集落跡地を見て回り、無事に下山。
先日に続き、kun_puさんがクルマを出してくれたので、
今回もチャリデポの荒ワザを使い、倉沢〜川乗橋間は自転車で移動しました。
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さて、今年はどんなお山と出会うかな。
どんな自分と出会うかな。
楽しみでならない、30代最後の1年が始まりました。
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コメント
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motchさん
あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします <(_ _)>
静かな長沢背稜、いいですねぇ〜
年始ハイクにはピッタリです
今年はシャクナゲの季節に最深部を歩きたいと思っています。
ところで、#18の写真のワイルドな顔立ちにビックリ
今年はイメチェンでこのスタイルですかぁ?
doppoさん
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
長沢は秋が少し人が多いくらいで、いつも大抵静かですが、
冬はそれが際立ちますね。ホントにいいお山です。
あのカオですが、まあイメチェンと言いますか、
こういうのをやってみてもいいかな、と思ってやってみたんです。
会社ではいつもマスクして隠蔽してます(笑)
motchさん、明けましておめでとうございます。
三つドッケと天目山が同じ山だというのを、今、motchさんのレコを読んで
初めて知りました
長沢背稜は静かな雰囲気なのですね
そしてラストでは旧倉沢集落跡地というタイムスリップ感が印象的です。
なんとなく、そこにかつて人が生活してたイメージが写真から滲みますね。
motchさんは、知識も色々と深いですね〜〜、うーん
今年もよろしくお願いします!
doritosさん
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
実は、同じ長沢にある酉谷山の別名も天目山とか黒ドッケなどと言いまして、
長沢背稜は「天目背稜」という別の呼び名もあります。
結構紛らわしいので、ぼくは三ツドッケと呼んでいますが、
山頂道標には「天目山」とあり、酉谷山は「酉谷山」とあるので、
天目山の方が通っているのかもしれません。
長沢はアクセスが悪いのと、水場や中継小屋がごく少ないこと、
また、目だって眺望のよい場所も少ないことから、
訪れる人はあまりいません。
その分、奥多摩や秩父の静けさを味わうには、申し分ないですね。
倉沢集落もそうですが、歩くところが一体どんなところかと思うと、
調べずにはおれないサガなもので、ついつい調べてしまいます。
つまり、なにがしかの受け売りなんです(笑)
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