北アVR明神岳主稜〜前穂高岳縦走テント泊コラボ⑤
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- GPS
- 17:13
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,884m
- 下り
- 1,866m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 6:01
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 10:24
2日目: 明神岳5峰 06:25 - 07:11 明神岳4峰 07:12 - 07:38 明神岳3峰 07:44 - 07:53 明神岳2峰 08:54 - 09:32 明神岳 09:52 - 10:11 奥明神沢のコル 10:26 - 11:55 前穂高岳 12:32 - 12:59 紀美子平 13:17 - 14:57 岳沢小屋 14:59 - 15:51 見晴台 15:52 - 16:28 岳沢湿原・岳沢登山口 16:28 - 16:35 日本山岳会上高地山岳研究所 16:36 - 16:40 河童橋 16:40 - 16:50 ゴール地点
1日目: 上高地バスターミナル 09:37 - 09:44 無料トイレ 09:44 - 09:51 日本山岳会上高地山岳研究所 09:52 - 10:04 岳沢湿原・岳沢登山口 10:05 - 15:16 明神5峰南西尾根の肩 15:22 - 15:40 明神岳5峰
2日目: 明神岳5峰 06:25 - 07:11 明神岳4峰 07:12 - 07:38 明神岳3峰 07:44 - 07:53 明神岳2峰 08:54 - 09:32 明神岳 09:52 - 10:11 奥明神沢のコル 10:26 - 11:55 前穂高岳 12:32 - 12:59 紀美子平 13:17 - 14:57 岳沢小屋 14:59 - 15:51 見晴台 15:52 - 16:28 岳沢湿原・岳沢登山口 16:28 - 16:35 日本山岳会上高地山岳研究所 16:36 - 16:40 河童橋 16:40 - 16:50 ゴール地点
天候 | 1日目 曇り時々晴れ パノラマは五峰台地のテン場のみ 夜はテントが心配な強風 夜の星空見たかったな〜 2日目 サイコーの晴れ 夏には望外なパノラマ 重太郎新道降りで暑い |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
沢渡駐車場は朝8時ですでに満車近く やっぱり早く登らないとダメですね ②上高地→沢渡 最終便16:55は観光客と登山客で行列 出発は17:30頃に |
コース状況/ 危険箇所等 |
①風穴〜五峰台地(VR) 風穴までの緩斜面から、いきなりの超急登😵 中間部までの薮斜面の苦しさと上部の岩稜帯の楽しさ 岩稜部はお助けロープがありますが、ナイフリッジもあり注意 ②五峰台地〜明神岳主峰(VR) 岩稜バリルートの楽しさを味わえるサイコーのルートでした 五峰〜前穂まではほぼほぼ踏み跡が続きますが、バリらしいRFと3点支持で登る楽しさが ★核心部1 三峰トラバース 事前情報で紫のフィックスロープを知っていれば、目印にして簡単に通過できます ★★核心部2 二峰懸垂 本ルート一番の核心か? 50mだと2ピッチの露出感ある岩壁の懸垂 特に2ピッチ目はハング気味で振られやすいので注意 ★核心部3 主峰ザレ急登 降りは怖いな〜というレベルの急斜面でした😱 ③主峰〜前穂(VR) ★核心部4 奥明神沢のコルへの下降 絶妙なラインでのクライムダウンが可能で、危なければ懸垂支点もあり ★核心部5 前穂手前の前衛峰の岩稜突破 クライミングっぽいムーブを交えて、岩稜を登っていきます 詰んだかと思ってもルートが続いていました😊 ④重太郎新道(一般道) josyuさんから、酷いザレ斜面と聞いていたので不安でしたが、西上州で鍛えた?力で意外に問題なく降れましたが、岳沢まで標高差約1500m程を一気に降る急坂はヤバかったです😱 ザックの重みと暑さでへばり、帰りのバスに間に合うか心配でしたが、なんとか帰れました |
その他周辺情報 | ★共通装備 テント&シュラフ(山城好き借りました) ハーネス&懸垂ギヤ 水4リットル以上(6リットル近く飲みました) ※降りの岳沢小屋まで水場なし😣 ※1日目はザックだけで15kg以上で重い😵 ※二峰懸垂ならクライミングギヤ必要なし ※二峰クライミングなら、カム系必須では? |
写真
感想
ヤマレコjosyuさんに誘っていただき、山城好きとしては、「初穂高山域・初テン泊・初北アVR」の初物尽くしの山行に
2日間で距離約12kmなのに、獲得標高約1900mという急登と登り返しの連続で、ザックの重さもあって、初日の樹林帯はキツかったです😵
2日目は、RF多く、II級レベルまでの岩稜登り、懸垂&クライムダウンと大満足のルートだったのでサイコーでした‼️
重荷での重太郎新道降りが一番疲れましたが、無事帰れてよかったです😆
★登攀装備の必要性
8パーティー程が主稜ルートを歩いていたようですが、丸腰のソロの方が2名
核心部の二峰降り懸垂を丸腰クライムダウンor逆方向の二峰フリーソロクライミングは丸腰ではかなりのハイリスク
ガイドの方の「事故があったらVRは登れなくなる」という言葉が重いかな〜と思いました
丸腰1DAYスタイルは軽装備でスピード重視
本来懸垂orアルパインクライミングをする区間を丸腰で進むので、詰んだら即救助か?
西上州バリをソロで登る際は、いらないと思っても、いつもロープと懸垂&登り返し装備(ロープソロ装備も)を持っていきます
バリレベルは初級で丸腰でも登れそうですが、やっぱり登攀具は必須だと思います‼️
明神岳主稜
5峰台地からの素晴らしいロケーションでのテント泊、ルーファイしながらの岩稜歩き、2峰からの高度感ある懸垂下降と壮大な北アルプスを感じられるすばらしいルートでした。
初のテン泊装備で大変だったと思いますが一緒に歩いてくれた山城好きさんには感謝です。
??明神岳主稜はバリエーションルートです。ルートは不明瞭、交錯していますのでルーファイしながら歩く必要があります。南西尾根から歩く場合2峰の下りは20m、15mの懸垂下降になりますので懸垂装備は必須です。
南西尾根上部の痩せ尾根も滑落注意です。
整地された幕営適地は5峰台地周辺で5、6ヵ所確認出来ました。複数張りならこの辺りが確実です。5峰以降も整地された場所はありますが複数張れる場所はかなり限定されそうです。
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