恵那山(神坂峠ルート)
- GPS
- 10:35
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,140m
- 下り
- 1,142m
コースタイム
- 山行
- 9:21
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 10:29
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急な箇所ありますが、危険な岩場等なし |
その他周辺情報 | 萬岳荘 |
写真
感想
快晴の恵那山。地味な百名山と聞いていたので、なおさら好天にこだわりました。暑すぎて、3ℓ弱持っていった水も残り30分で尽き、危なかった〜
10年程前の初心者の頃、鳳凰山で水が尽きて遭難しかけた以来の失態です。日帰りと思って少しだけなめてたかなー。
小屋泊を活かして、5時には登山開始。痛恨なのが、予備バッテリーは持参したもののコードを間違えたこと。泣く泣く写真を減らしてLINEも切るなど節約モード全開デス。
千両山までは昨日行ったので知った道。天気も良いので足取りも軽いです。千両からの下りが中々大変。神坂峠と同じくらいの標高まで下り鳥越峠。
ここから水平移動ですが、山腹をトラバースする感じで片斜面でやや歩きにくい。ササ藪を踏み外して転げ落ちないように慎重に進みます。
ひと登りして稜線に。絶景です!特に南アルプスが壁のように連なって見えます。ウバナギ、大判山を経てテングナギ。とにかく暑い💦そして、こだまの森を過ぎた頃から特に急登が続きます😮
急登は好きな方ですが、中々ペース上がらず。下りも時間かかりそうです。
※実は途中からお腹が少し痛くて下痢の恐怖に慄きながらの登山でした。手の甲の中指と薬指の間のツボを押して耐えます。即効性があり重宝するツボです。
心が折れそうになりつつも急登を登り切り、あとは水平移動です。ここから楽勝と思っていましたが、時々ある泥地帯とミニアップダウンで意外と苦戦。疲れた体に堪えます。あとは、山頂が分かりにくいのと眺望がないのが辛い。避難小屋を過ぎ、しばらく進むと山頂標識ありました。もっと手前にある最高地点の標識で記念撮影して帰ろうとしていたグループが帰路でいましたが、確かに分かりにくい。広河原コースからなら問題ありませんが、神坂峠コースだとウッカリ間違えてしまうかも。
山頂は噂通り眺望ありませんが、途中見てきたので問題なし。帰路はひたすら耐えるのみ。足が疲れているので、ゆっくり下りることを意識します。スピード抑えて抑えて。物体エネルギーは速度の二乗に比例だから、と自分に言い聞かせ、追い抜かれても自分のペースを守ります。大判山への登り返しは覚悟していましたが、それ以外にもちょこっとピークがありダメージ蓄積していきます。
鳥のさえずりをご褒美に暑さと戦いつつ黙々と下りる。
※野鳥は、コマドリ、ウグイス(谷渡り多かったですね。登山道側の藪に隠れていたんでしょうか)、キビタキ、シジュウカラ、コガラ?あたりがいました
そして、鳥越峠からの千両山登り返しは鬼です。急登、平坦、急登とホンットにキツい。千両山になんとか着いた〜
安堵感から少し違う道も偵察してみました。水はここで尽きました。あとは神坂峠まで下り一方だと思ったら、下り→やや登り→下り→やや登り… 3つのミニピークを越えるようになっていました。往路では気が付かなかった。
なんとか峠、そして車に到着。水がぶ飲みしてエンジンかけて冷房入れて、とまったりしていたら1分ほどで何やら黄色いデカ虫が車につきました。ハチ?と思ったのですが、もしやアブ?と思い慌てて車に避難。あっという間に数匹ぶつかったり張り付いたりしています。2〜3センチはありそうなアカウシアブという奴ですかね。
小学校時代にプールで噛まれた記憶ありますが、それ以来かも。そして、テングナギから上でブンブン絡まれていたのはコイツらか?と冷や汗出てきました。花バチだと思ってました。実際どうだったかはわかりませんが。
その後、車で林道移動(超低速)でも、まとわりついてきました。恐ろしい体験をしました。
地味でしたが、天気も良く楽しめました♪
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