記録ID: 5763293
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無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
朳差岳(梶川尾根↑+丸森尾根↓)
2023年07月28日(金) ~
2023年07月29日(土)
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体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 32:19
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,587m
- 下り
- 2,589m
コースタイム
1日目
- 山行
- 12:48
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 14:33
距離 13.2km
登り 2,028m
下り 830m
2日目
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:18
距離 9.8km
登り 558m
下り 1,773m
(歩行データ)
水平距離、累積標高(+、-)
<1日目>11.9km, +1,944m, -748m
<2日目>11.0km, +618m, -1,842m
水平距離、累積標高(+、-)
<1日目>11.9km, +1,944m, -748m
<2日目>11.0km, +618m, -1,842m
天候 | 快晴のち時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
奥胎内ルートはアクセスの車道が崩壊のため、こちらに来ました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
総じてよく手入れされており多くが歩かれているので、鎖場なども手厚くあり危険を感じる箇所は無い。皆さんのレコ通りですが、気づき事項のみ列記します: <登山口⇒扇ノ地紙(稜線)> ・橋を渡ってすぐ右の登山道に入る。 ・最初、標高700mまでが特に急登と感じた。 ・一旦斜度が緩くなるが、滝見場からの標高500mは暑さも有り応える。 ・梶川峰からはのんびり緩斜面。 <⇒頼母木小屋⇒杁差岳> ・地紙北峰から頼母木小屋は直下に見えている。 ・頼母木小屋は500m先から引いた湧き水がジャブジャブ出ていて、冷たくて旨い。小屋番さん曰く、秋まで出ているそう。 ・杁差岳へは後半の疲れもありアップダウンが応える。特に、鉾立峰への登り返しが少々キツイ。 <杁差小屋と水場> ・小屋はこの日3名+テント1名であった。 ・水場は昼に来られた方曰く、雪渓の端から滴っているので10分で約2L取れたとのこと。但し、夕方行かれた方の話では、雪渓は終わっており、下の湧き水も色がついて煮沸要とのこと。頼母木小屋から担いでいくのが確実と思われます。 <⇒地紙北峰⇒丸森尾根⇒飯豊山荘> ・頼母木小屋までは元気で涼しい風もあり無問題。 ・丸森尾根は一部注意を要する急降下もあるが、総じて、登りで使った梶川尾根より私は楽に思えた。(逆と言う方もいる。) |
その他周辺情報 | 飯豊山荘の日帰りを利用。500円。 下山口にあり、便利。 内湯のみだが、鉄泉のいいお湯と思いました。但し、洗い場が1箇所のみ。 http://siroimori.co.jp/iidesansou/index.html |
写真
感想
初夏の飯豊の稜線歩きにでかけました。
奥胎内ルートはアクセスNGで通行止めのため、飯豊山荘から。
梶川尾根を登り、丸森尾根を下ります。
登山口から朝イチの急登です。
標高1,100mからの標高差500mも、朝9時で太陽がピーカンで暑く熱中症になりそうでした。
梶川峰からは天国のような稜線歩きが楽しめます。
頼母木小屋の清水は超美味かったです。
杁差小屋の水場が宛にできないので4L担ぎました。
杁差岳までのアップダウンが後半の疲れや熱波もあり少々キツイです。
小屋に着く頃にはガスで真っ白。
夕方青空が出てきたので山頂へ。北の長者平の池塘を偵察に行きました。
ヒメサユリが1輪だけ咲いていました。
前杁差岳の勇姿を目に焼き付け戻ります。
夕方、空気が安定し綺麗な日の入りが楽しめました。
さて、翌朝。
水平線に少し雲がありましたが、少し時間差で日の出が拝めました。
福島さん(仮名)と静岡さん(同)は日の入りから一緒に歓談させてもらいました。
小屋では18時頃到着された滋賀さん(同)と1Fを分け合いました。
頼母木小屋までのアップダウンをんびり楽しみ。
小屋で水補給と小屋番さんと少し談笑させていただきました。
9名がテント泊で、小屋泊はゼロだったそうです。
地神北峰まで登り、丸森尾根で下ります。
ここの標高差1,300mもなかなか急降下な箇所もあり慎重に。
なんと言っても暑さで熱中症気味に。
こまめに休憩しながら下山しました。
初夏の暑さがちょっと大変でしたが、天国のような稜線歩きが堪能できました。
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コメント
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出だしからの急登が、エグいですね!💦
標高のある稜線は涼しそうですが、
登り下りは暑そうですね!☀️
お花達は短い夏を満喫してるようで、咲き誇ってますねー!😁
綺麗な山々ですが、暑かったみたいですね。💦
お疲れ様でした!😁
メッセージありがとうございます。
飯豊はどこもそうかと思いますが、登り始めが急登で、稜線に出ると天国のようななだらか歩きが楽しめました
お花は雪融け直後ではなかったですが、沢山咲いていましたよ。
標高1,000m以下は東北であっても猛暑低山友の会よろしく酷暑でした
自分が利用した時は、ちょうど関川村の方達が登山道の整備に上がって来て、小屋で同泊。
夜は大宴会となり、御相伴に預かりましたが、やがて自分は寝落ちしました。
未明に起きたら宴会はまだ続いており(笑)、「呑もうよ」と誘われましたが、流石に断りました😁
唯、この時期の東北の山は標高も低いのでまだ暑いですね。熱中症にならずになによりでした。
前杁差岳を眺めながら、先輩はここを果敢にも突き進まれたんだな、と感慨に浸っていました
当日は滋賀からの同世代の男性1名と1階を共有しましたが、快適な一夜でした。
稜線の吹く風は天然のクーラーよろしく涼しかったのですが、標高が低くなると山形でも暑くて熱中症気味でした。下界では34℃ありましたので。
でも飯豊の稜線をマッタリ歩けて何よりでした
お疲れさまでした!
私は反対に、丸森尾根から登って梶川尾根を下った事がありますが、どちらから行ってもきついですよね
暑い季節にとても大変だったと思います。
でも、飯豊の稜線は優しくて素敵ですよね
雪が融ける頃の花いっぱいの飯豊を一度歩いてみたいので、ぜひ来年は計画立ててください
メッセージありがとうございます。
kaori509さんが丸森尾根↑+梶川尾根↓を歩かれたのは10月頭の紅葉🍁の季節でしたよね。どちらも最初が急降下(急登)ですよね。
融雪後の飯豊とは6月末か7月頭なのかな?
扇ノ地神から御西小屋を繋げたいと思ってたので、kaori509さんは再訪のコースですが、よければ来年企画しますかね。どうせなら、0041さんに指導頂いて、大グラ尾根をトライしてみますか?早朝スタートなら行ける気がしますヨ
こんにちは。
飯豊山荘から歩いたんですね。お疲れ様でした。
てっきり大石ダム東俣ルートと思っていました。
真夏の急坂はキツいですよね。
何処からこんなに汗が出るの?という位に出ますよね。
飯豊の稜線は景色や花を見ながら楽しく歩けて最高でしたね。
次のレコも楽しみにしています。
飯豊はやはり天国気分の味わえる稜線歩きが醍醐味なので、東俣からの朳差岳ピストンではちょっと勿体ないかな、と思いました。
稜線は吹く風も涼しく最高なんですけど、山形でも標高が低くて風も無いと関東と変わらないくらい熱中症リスクがありますね、下界で34℃なので関東と変わりません
蔵王レコの方もよかったら見てやってください
朳差岳、いいですねー。まだ行った事が無いんですよ。
頼母木小屋越しの杁差岳、素敵すぎます
12年前にShuMaeさんと同じく梶川尾根を登り丸森尾根を下りたんですが、
こんなに天気が良くなかったです。
ワタヤンが「梶川尾根登って御西小屋に泊まり、ダイグラ尾根を下山する」と言ってましたが、
門内小屋泊りでした
飯豊の稜線に上がったのは、ワタヤンはこれが最後でした。
ワタヤンが元気なうちに石転び沢を案内してもらいたかったと、
後悔しています
私も一気に体力が落ち、もう飯豊山には行けないかもです。
素晴らしい景色を有難うございました
飯豊を歩くのはこれで2回目なのですが、いつも綿やんのことを思い出しています。
百名山の最後を飯豊にしたのも、綿やんに色々教えてもらった感謝からでした。
確かに「梶川尾根登って御西小屋に泊まり、ダイグラ尾根を下山する」ってのは素晴らしいコース発想だと思うのですが(しかも逆より厳しそう)、門内小屋まででもあのお歳で凄いですよ
私も年々体力が落ちているのを感じます。
なので今のうちに歩きたい所を歩こうと思っています。
コメントありがとうございます。
最後に、
飯豊はいいで〜
とりあえず言っときます
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