烏帽子岳(扇沢〜高瀬ダム)
- GPS
- 20:07
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 3,558m
- 下り
- 3,631m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 9:35
- 山行
- 9:43
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 10:31
天候 | 快晴猛暑。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
自転車
下山後、高瀬ダムから七倉山荘までタクシー。下山時誰もおらず2340円なり。 自転車で扇沢へ17km、1時間30分ほど。後半7kmは上り坂でザックを捨てて気合いでこぐもヘトヘト。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
針ノ木雪渓は雪渓歩きはなしの夏道。 蓮華の大下りはなかなか険しい。 北葛岳への登りはかなりしんどい。 舟窪岳〜舟窪第二ピーク、不動岳へ、南沢岳へ、いずれもルートの左側が崖で、場所によってはホントにきわきわを歩く。もし、スリップ、転倒すると絶対に止まらない斜面。高瀬ダムまで落ちていく。 |
その他周辺情報 | 舟窪テント場は小屋から20分。 テント500円。たぶん、日本一安いテント場。 水一人2Lまで200円@500CC。 |
写真
感想
今夏、アルプス不人気コース、第三弾。
烏帽子岳を扇沢から登れば白馬岳から上高地がつながる。どんだけ遠回りなんだ!
もう、一つ、高瀬川が東西を分ける常念山脈と裏銀座。こないだ登った唐沢岳を西側から見に行こう。
七倉山荘に自転車をデポしてから1時30分頃、扇沢に着くと、無料駐車場は残り2-3台、抜群の車庫入れ能力で争奪戦に勝利。
まずは、去年も歩いた針ノ木雪渓から蓮華岳へ。
去年は雨で景色が見えず、今回は快晴でよい景色を期待するも、針ノ木小屋ではまだ槍ヶ岳まで見えたが蓮華岳ではあっという間にガスが上昇。なんてこったい。蓮華岳運がないな。
さて、蓮華岳から先は初のルート。ここから一気に人がいなくなる。まず、北葛乗越まで500mを下降。終盤は険しい鎖場になりなかなかしびれるデンジャーゾーン。乗越から今度は北葛岳へ登り300m。これがかなりの急登でしんどいのなんの。でも、翌日のさらにしんどいコースのことはまだ知らず、ヒーコラ登っていくと、途中、雷鳥親子が飛び出し、雷鳥に励まされながら、北葛岳山頂へ。また、乗越へ下り今度は緩やかに200m、大したことなく七倉岳山頂到着。
あとは、すぐ近くの山荘受付後、テント場へ。しかし、順番を間違え、先にテント場へ下ってしまったため、また、余計に100mの登り。疲れた疲れた。テント場は狭く、8張りで満員御礼。DOCOMOが入り快適に過ごす。
翌朝、テント場から見える景色をしばし楽しみ、今日は難コースへ。だいたい地図を見ないで歩くので次が何の山か、どんなコースが出てくるのかよくわからない。船窪岳までは難なく着き、その先からがザレ地トラバースの連続。覚える感覚は人それぞれだが、今回、砂地が特に乾燥しているせいか、ものすごく斜面がもろい。危険なトラバースは南沢岳山頂までたびたび出てくるが、どこも、もし、片足がスリップして転倒したら、止める手段はなく、高瀬ダムまで落っこちていくような崖斜面。あと、この方向はまだ登りだからマシだが反対からくると下りになるので何倍もヤバそう。
不動岳、南沢岳とそんなヤバいルートを必死にこれでもか、これでもかと、南アルプスのように登らされまくって、行程の本当に最後の最後に今回メインの烏帽子岳へは一瞬で登頂笑。
いったい何がメインなのかわからない旅は、全行程で一番疲れた、扇沢へのチャリ漕ぎでおしまい。
梅雨明け後、週末どころか、毎日、バカみたいに晴れまくり、どのアルプスも大混雑かと思うが、空いているところがお好みなら、このコースがイチオシ!
さて、登山中、腰が痛くなりただいま、整形外科で受診待ち。この先、どうなることやら。
コメント
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北アの不人気コースお疲れさまでした。
船窪から烏帽子は昨年歩きました、蓮華〜船窪間は百高おわった来年の課題としてますので参考にしますね。
しっかし船窪〜烏帽子間の崖マジでヤバいよね、本当ギリな所を歩かされ、あれ見た瞬間目を疑いたくなり道間違えたかと思いました、それに地面は砂地なので踏み込んだ瞬間、ズルっていったら高瀬ダムまでボブスレーは間違いない思いました。。あと私も一番危険なゾーンを通過直後に、反対から下りの登山者きました、思わず、こんにちは、ではなくお気をつけて、って声かけてました(笑)
あと最後に一つ気になる事がありまして、七倉山荘から扇沢って自電車で行けるようなとこ?扇沢まで車でも可なり登る気がしてますが(笑)
大変、大変お疲れさまでした。
これまで、それなりに、実線、破線の登山道は歩きましたけど、船窪から烏帽子ルートは、これが本当に登山道でいいの?って感じの場所だらけですよね。きわきわの場所なんて、rupmoさんと同じ感覚で、これ、絶対道外れているよ、もっと山側に道あるだろって右見ても、木が密集しているばかりで、やっぱりここ歩くしかないんだってのがいくつもありました。ストックもフル活用、足裏全集中で通過しました。
さすが、気になるポイントよく気づきましたね。七倉山荘から扇沢は18kmぐらいあって、10kmちょっとはおおむね下り基調で、日向高原まではスムーズに下りてこれます。その先、約7kmは、結構な登り勾配です。テントザックは道端に捨てて、気合でひたすらこぎました。ただ、猿倉とか行くような勾配ではないので、まぁまぁ頑張ればなんとかなるレベルです。おかげで薬師の湯が最高でした。お金持ちの人なら、タクシー1万円で戻れます笑。
先週お会いした方に、船窪のあたりはジャンダルムより怖いと聞いたばかりでして💦
写真からも伝わってきましたが、実際は写真の何十倍も怖いんだろうなぁ😱と
そんな場所、テン泊装備のmurphy さんは、やはり普通じゃないですね😆←尊敬と賞賛
ラスト自転車付きのタフな山行、お疲れさまでした♪
人それぞれだとは思いますが、ジャンダルム(西穂奥穂)とか戸隠の蟻の戸渡りとかは、三点支持(戸隠はちょっと違いますが)ができれば、地面自体は、基本、大丈夫な丈夫さなんですけど、今回の地面は、めっちゃもろくて、甲斐駒ヶ岳とか日向山や燕岳にあるようなすごい細かい花崗岩の砂で、ちょっとの衝撃でどんどん崩れるんです。それが本当に恐怖でした。
このコース、いつ閉鎖されてもおかしくないデンジャラスコースなので、いくなら今がチャンスです!
にしても、船窪のテント場も結構な崩落地の近くになかった?水汲みなんかはかなり危険そうに見えたけど実際はそーでもなかったのかな??
とりあえず、危ないステキ2500m峰の赤線繋ぎお疲れさまでした✨
どれもこれも上りがしんどかったわ。針ノ木峠までの登りは1000m以上、登りっぱなしで一番の登り区間なんだけど、そこは最初ということもあり一番楽ちんだった笑。
水場は大分前から崩落していてもう何年も使用できないみたいで小屋で天水を買います。
ほんと、テン場は崖っぷちみたいな場所にちょこっとだけ平らな場所があって詰めても最大8しか張れない。それで、昼寝していると、パラパラパラパラ音がし始めたから、雨かなと思って見てみると、すぐ横の崖からどんどん小規模な崩落が起きてて、やべくねぇっすか?このテン場って隣の人と話してました。夜寝てる時も、今、この場所、地滑り起きたら、死体見つからないないよなって夢に出ました(-.-)
え?百高山の後は、ハルボーさん、2500m峰完登狙ってるって??あと10個だからいけるでしょ。応援してるよ〜(^^♪
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