富士山 執杖流し(主杖流し) ↑富士宮口5号目↓スバルライン吉田口 (2023)
- GPS
- 10:35
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,541m
- 下り
- 1,623m
コースタイム
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 10:34
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
都内から新幹線で新富士駅へ、 そこから徒歩20分弱で富士駅へ、 富士駅からワンマン電車で富士宮駅へ(前泊) 当日 富士宮駅始発の富士宮口5号目行きバス0635発にて富士宮口5号目駐車場へ(0755着) |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の夜が雨だったためぬかるんでるコースが一部ある、と安全センターの方が言ってたが特にコースに問題は無かった |
写真
感想
2023年初の富士登山はバリエーションコースで人気の主杖流しのコースから始めました。
前日
本当は都内からアクセスの良い御殿場駅周辺で前泊し、早朝タクシー12,000円で贅沢に富士宮口5号目に入り4:00頃からの早朝登山がしたかったのですが、ここ数週間毎週末前に以前お世話になった御殿場のタクシー会社に連絡しても一向に捕まらず、やっと電話に出たとしても「ドライバーが足りなくて早朝営業は止めました」との事で御殿場経由は諦めて、今回初めて富士宮駅から始発バスで07:55富士宮口5号目到着というゆったり登山で向かいました(これが後に酷い目に、、、まぁ私の能力不足が原因なんですが)
当日の朝
予定通り富士宮駅6:35発のバス搭乗。切符売り場に並んでいる人がおよそ20人、そのうち海外の方が90%、そんな感じで出発しほぼ予定通り7:50頃に登山口に到着。
【TIPS】
往復チケットは3日間有効との事なので、もし富士宮口5号目行きバスで往復する方のうち前日早めに富士宮駅に到着出るなら、前日のうちに往復チケットを購入し当日の朝はチケット売り場に並ばず、バス停に直接並んでしまうのも手です(と言ってもチケット売り場の徒歩10歩ですが笑)。
まずは御中道へ
6号目を超えた先の一瞬広くなる箇所に有るブル道の入口から入るケースが多いかと思いますが、今回は雲海荘が見えた辺りの6号目の手前にあるブル道から入り御中道に合流しました。
結果的には普通に6号目の先のブル道から入るのが効率的かなという感じです。手前から入ってもブル道なので切り返しが2-3回有るので距離も長くて効率的なルートでは無いかなという感じでした。登りやすかったですが正規ルートと比較して極端にイージーな感じでも無かったですのでオススメ出来ないです。
御中道から主杖取り付きへ
他の方の投稿を見ても60-90分位で到着してる様ですが、私の技術力不足で途中に2回ほど現れる沢超えに手間取って120分以上かかって到着しました。ルート自体はマーキングとアプリ地図で迷う事は無かったですが、具体的なその場その場でのルート取りに手こずる箇所が何ヶ所か有りました。
主杖流しへ
こちらも多くの方が投稿している様にしっかりした溶岩の跡をルート取りさえ出来れば私の様な技量不足でも時間は掛かりましたが何とかクリア出来ました。問題はやはりザレザレなスコリア地獄の箇所でしょうか。あんな傾斜角度でスコリアだらけの箇所に入り込んでしまうとメンタルがヤラれます。数十メートル先までルートを読みながら登頂してても足元ばかり見てると気付いたらスコリアに囲まれてた、なんて状態に何度かなってしまいました。
他の方が触れてない体感としては、観測所に上がる箇所と、しっかりした岩場の多さという意味で、全体的に「右寄り」にルート取りした方が良いのかなと感じました。体感では右寄りの方がしっかりした岩場が多かった印象です(どうなんでしょう?)。
あとこのコースにチャレンジする方で持ってこない方は居ないと思いますがヘルメットとグローブは必須ですね。
今回たまたま先行登山者が居なかったので良かったですが、もし先行者が近距離に居るような場合は小さなスコリアが上から転がってくる事を前提にした方が良いコースです。
4時間ほどを見込んでいましたが、結果として何と6時間もチンタラと掛かってしまいました。前半特に息が上がってしまい頻繁におにぎり休憩を取っていたのも敗因のひとつです笑。お陰で後半は良い感じで筋グリコーゲンが枯渇せずに済みました。
そして下山
都内に向かうため下山はスバルライン5号目へ降りましたが、到着が1900となってしまいスバルライン入口ゲートも閉じてしまうとの事でタクシーも上がって来れないから呼べない、という幽閉状態となりました。
私の記憶がアップデートされておらず19時でも20時でもタクシーが待機してた記憶でしたが、周りを見渡すとすべての5号目レストハウスが閉店して真っ暗なスバルライン5号目となってました汗。
コロナ禍の時も何度もスバルライン5号目を利用してたので油断してましたが、確かにこんな時間帯に下山したことは無かったので全く知りませんでした、、、汗。山の事前準備は念には念を入れないとダメですね。
まだ開いていた安全センターの方に相談すると、
〔砧疎垉―蠅念賁襪鯡世す、
∈監小屋など5号目山小屋に急遽宿泊する、
(オススメしないけど)吉田口から馬返しに降り、そこにタクシーを呼ぶ人も居るらしい、
となり、オトナの解決策として△鯀びすぐに佐藤小屋さんに電話し急遽一泊となりました(空いてて良かった!)。
まぁこれも何かの縁だと割り切って10年振り位の山小屋宿泊を楽しめたのと、吉田口から登り佐藤小屋の前を通るたびにいつかお世話になりたいなと思っていたので結果オーライでした。
あれもこれも変則的な、ある意味「バリエーション」な山行となりました。
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