立山縦走 〜山岳部の県外合同合宿で引率してきた〜
- GPS
- 11:01
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 974m
- 下り
- 986m
コースタイム
天候 | 晴/曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
ガレ場が多く、初めての生徒はずいぶん戸惑ったようです。登山道は整備されており、表示に従って進めば問題ありません。登山道以外は植生保護のため侵入禁止になっています。 |
その他周辺情報 | 室堂平から雷鳥沢キャンプ場までの行程を含めると、2泊3日の日程になるのですが、このレコでは中日の立山周回の行程のみの記録としました。Compassで届け出た登山計画は2泊3日の日程として提出しています。 生徒は雷鳥沢でキャンプ(\1,000/人日)、私は雷鳥沢ヒュッテに宿泊しました。 携帯電話はキャンプ場内では問題なく繋がるようですが、雷鳥沢ヒュッテ内では繋がりにくく(Softbank回線)、連絡するときは玄関や外に出て電話を掛けました。 |
写真
装備
MYアイテム |
Katsuhara
重量:3.49kg
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個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽(ハット)
登山靴
サブザック(19L)
雨具+ザックカバー
昼食(山小屋弁当)
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(お茶600mL×2+グリーンスムージ紙パック)
地図(コース図・地形図)
スマホ(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
カメラ
サブバッテリー
腕時計
タオル
日焼け止め
ファストエイドセット
ヘッドライト
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共同装備 |
特定小電力トランシーバー(5台)
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備考 | 雨具やヘッドライトは使いませんでした。 |
感想
新型コロナの特別措置が緩和されて、県の山岳部合同合宿も再開された。私はコロナ騒ぎの前、2019年のこの行事で生徒を引率して立山を訪れたことがある。今年はもう一人の顧問がインターハイ監督として北海道へ行くことになったため、私がこちらの合宿メンバーを引率することになった。コロナが通常扱いになったとはいえ、要注意な感染症であることに変わりはない。今回もコロナを含め生徒の健康に関することでいろいろとイレギュラーな対応を迫られたのだが、ここには記さないでおく。
8月3日の朝5:30に県西部を出発したバスは8:00に東部地区の生徒・職員を乗せて一途富山県へ、室堂ターミナルには18:00頃に到着した。そこから重い荷物を背負って雷鳥沢へ、暗くなる前にキャンプ場へ着くことができた。生徒がテントを立て、炊事の準備を始めたのを見届けて私は雷鳥沢ヒュッテに入った。そして翌朝は4:00頃に起きて5:00頃に生徒のもとへ、出発は6:00頃になった。
前回、時計周りに縦走したので、今回は反時計回りのコースをとることにした。また、前回室堂を通る少し大回りなコースに入ってしまったので、キャンプ場から一ノ越まで山腹を突っ切って最短で向かうコースを探して歩いてみた。
※途中の様子などは写真とコメントで記しました。※
午後から天候が崩れるという予報があり、場合によっては真砂岳まででエスケープしようかと考えていた。しかし、時折雲が舞い上がってくることはあったもののそれが雨を降らせることはなく、かえってちょうど良い日陰を作ってくれて、直射日光を遮ってくれた。空気が薄いのであまり無理は効かないが、ゆっくり、休憩を多目にとりながら歩けば全員完歩できるだろうと判断し、予定通りのコースを歩くことにした。ただ、別山で剱岳がその雲に覆われて全貌を見ることができなかったのは少し残念。一方で、時間をかけてゆっくり下山をしていた途中で雷鳥の親子に出会えたのはこの上なくラッキーだった。
メンバーは、年齢こそ近いものの、性別も体力も登山経験もまちまちで、歩行ペースにもずいぶん差がある。それでも支え合い、励まし合いながら、同じ行程を踏破したのは部活ならではの良い経験だったと思う。キャンプ場で2泊を共にしたことも良い思い出になったことと思う。そしてそれぞれが自分と仲間の良いところや違う所を見つけて、人間関係を成長させてくれたことと思う。夏休みが明けてからの成長した彼らの更なる活躍に期待したい。