立山
- GPS
- 06:41
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,069m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:41
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
非常食
ハイドレーション
ライター
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
高度順応トレーニング第四弾
二年前剱登山のあとに、雷鳥沢でテントを張り直し、雷鳥沢起点で、立山三山の縦走を計画していたものの、強風で剱沢に張ったテントが壊され、敢えなく撤退となっていた計画を引っ張り出して、立山縦走のみを日帰りで実行。
最も混み合う時期というのもあって、始発の立山発ケーブルは取れなくて、7:00発に乗る。バスは臨時がポンポン出るのは知っていたので、多分予定よりも早く室堂に着くだろうと踏んでいたが、予想通り8時に室堂到着。
登山届を出し、水を補給して一ノ越に向かって登り始める。概ね石畳の緩い登りだが、空気が薄いせいか、やや息苦しい。ペースを落として向かう。地元の小学校の遠足も相まって、大混雑。
一ノ越から先は、ガレ場の急登。上りと下りは道が分かれているが、同じ狭い尾根を辿るので隣接している。浮石が多いので、落石を起こさないように、ヒヤヒヤしながら登る。心臓はバクバクしているが、休むことなく、雄山の山頂に到着。
どうせなら、と山頂本宮で祈祷を受けることに。宮司さんの祝詞の後、説法(?)・講話(?)。最後に無事登頂を祝って全員で万歳三唱。なかなか面白かった。
雄山を後に大汝山に向かう。予想に反して、ちゃんとした岩稜。ちょっと怖い場所もあったりで刺激はある。大汝山を過ぎ、富士ノ折立。ここは完全なガチ岩綾。山頂を巻いて、別山方面に向かえるが、山頂を踏む場合、岩歩きの基礎は必要。山頂は狭くて、長居はできないので、さっさと下山。ここからコルまでが大渋滞。狭い岩混じりの尾根道で、慣れていない人(大抵、大所帯)が多いのか、歩みが遅く、先に譲れる場所も少ない。
コルまで来るとやっと期待していた、稜線漫歩になる。が、ガスが上がってきて、小雨混じりの生憎の天気。ひと登りで真砂岳。少し下った後、結構登り返して別山。ここら辺を歩いている時、ガスで行き先が見えず、しかもガスに隠れて部分的に見えた別山は、かなり大きく見えたため、精神的にも肉体的にもきつい箇所だった。
別山の北峰まで足を伸ばし、戻ってから、御前小舎まで向かう。
すぐ着くかと思ったら、幾つかの小ピークを超える。意外に時間がかかった。小舎の少し前から雨が本降りになってきたので、少し余計に時間のかかる、新室堂乗越経由下山の計画をやめて、雷鳥坂を下るルートに変更。小舎前で雨具を装着し、歩き始めると雨が止んでしまった。
雷鳥坂は混むし、長くて辛いので、あまり好きなルートでは無いのだけれど。
雷鳥坂の途中で、名前の通り雷鳥のつがいに遭遇。人だかりができる。ちょうど天気が崩れたすぐ後だっただけに、表に出てきたのだろう。そして人間の存在無視で餌をついばむ。山のアイドルは少々のことには動じないのだ。
さて、雷鳥沢のキャンプ場から室堂までの地獄の登り。雷鳥坂を降りながら、正面に見える室堂への登りをみて、室堂から吊り橋でも掛ければ良いのに、と夢想するが、そんな筈もなく、長く、長く続く階段を息を切らしながら登る。足が止まることは無かったにせよ、キツイのに変わりはない。しかも室堂の5分ほど手前で、とうとう本格的な夕立。短い距離、雨具を出すのも面倒なのでそのまま、濡れネズミになって室堂ターミナルに辿り着いた。
きっと立山曼荼羅の閻魔大王が、日頃の行いの悪い人間は、近くの山を歩いて消耗した状態で、この「絶望」と言ってもいい登りを登らせるよう仕向けたのだろう。
高所トレーニングとしては順調で、特に高山病の顕著な症状もなく歩けた(寧ろ帰りのバスのなかで頭が痛くなった)
ただスピードは出ないなぁ。と言うのが正直なところ。
トレーニングは一旦終了。
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