八ヶ岳24時間全山縦走(麦草で敗退)
- GPS
- 12:12
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 2,118m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 12:08
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
観音平から蓼科山女神茶屋登山口まで約24時間のコース。通常なら2泊3日、健脚でも1泊2日のところ宿泊せず24時間歩き続けるという変態企画を立ち上げ、トレランナーの方と2名で挑戦。
毎日あるぺんの夜行バスを使って観音平に到着したのは朝4:30。まだ薄暗いなかでスタート、程なく編笠山の急登が始まる。山頂手前で振り返ると一面の雲海の中から富士山が顔を出す絶景。コースタイムよりかなり早く編笠山〜権現山を踏破すると、急峻な赤岳が目の前にそびえ立つ。
権現山から赤岳までは急なくだりと急な登り。太陽が照り付け体力を奪われながらなんとか赤岳へ到着。キレット小屋を経由するこのコースは何度来てもしんどい。
パーティーの体調がすぐれず、赤岳山頂山頂で1時間超ゆっくり休憩。マサラカレー辛口が想像以上にピリリと辛くて美味しい。
その後は稜線歩きを楽しみ、17時前にやまびこ荘で休憩。携帯を充電しようとして、荷物を忘れてきたことに気づく。モバイルバッテリー、ヘッテン予備電池、薬、予備ヘッテンなどを入れた一番忘れたらあかんポーチがない。。。(よってログはここで終了)
ヘッテンの電池が持たないため下山やむなしかと思ったが、次の根石山小屋で幸いにも電池を購入することができたため山行を続行。ここで水も1L100円で調達できました。ありがたい小屋。
天狗岳に向かう途中で美しい夕陽を眺める。長時間歩行でなければ歩きながらこんな景色を眺めることもないので貴重。
天狗岳には19時頃登頂し、下山開始くらいで日が沈む。天狗から先は一部木道があるものの大小の岩場が続く。夜露で岩が濡れて滑りやすくなり、視界が狭くなるためキョロキョロしてルートを探す必要もあり一気にペースが落ちる。慎重に歩くため集中力が必要となり、疲労が加速する。
高見石小屋で体育座りで15分ほど仮眠をするも回復には至らず、麦草峠で山行終了することとした。到着は23時。
女神茶屋で予約していたタクシーを麦草峠に変更してもらい、その夜は麦草ヒュッテ近くの草むらでビバーク。ビビイとツェルトを使っても寒くてほとんど眠れなかった。翌朝5時にタクシーの迎えで茅野駅へ。
結果、観音平から麦草峠まで約15時間のコースタイムを18時間かけて歩いた。24時間前提だったので敢えて休憩を多めにゆっくりペースで歩いたが、やはり体力というよりは夜間歩行の経験不足で途中敗退となった。いずれリベンジしたいのでトレーニングメニューを考えたい。
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