挑戦! 50代最後の夏 青薙山〜笊ヶ岳〜伝付峠+蝙蝠岳ピストン


- GPS
- 41:04
- 距離
- 68.9km
- 登り
- 5,819m
- 下り
- 5,672m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:20
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 10:01
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:39
- 山行
- 9:54
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 12:01
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:10
椹島ロッジ 6:00発バス−畑薙ダム堰堤7:00で下山
天候 | 8/5(土)晴れ(雲多し)、8/6(日)朝にわか雨+昼くもり、8/7(月)ガス+雨(時々日差しあり)、8/8(火)朝雨+昼ガス時々雨、8/9(水)雨+午後日差しあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
往路:新静岡IC→R189→R60→井川→畑薙第一ダム(夜間通行止め有要注意) 復路:R362経由で静岡ICへ |
コース状況/ 危険箇所等 |
8/5:青薙山へは急登連続、一部草茂るところあるがトレース明瞭 8/6:トレースは明瞭、所ノ沢越−布引山は崩壊地の淵を歩くので注意必要、延々と急登続く、布引山−偃松尾南コル(水場)は電波5Gで携帯入る 8/7:水場分岐からは急登、偃松尾山は分岐からの稜線通しのルートはNG(ハイマツ泳ぎ)なので右手中腹を巻くルートが正解、携帯の電波は伝付峠まで入る(ただし生木割山は不通)、偃松尾山以外はトレース明瞭 8/8:登山口〜中部電力施設までは急登(下り注意、滑りやすいエリア)、コースのほとんど森林限界内(トレース明瞭)、稜線はガスの場合に要注意(道標等は無)、ロングコースなので体力勝負 各水場の状況を写真添付 |
その他周辺情報 | 温泉:赤石温泉(白樺荘) |
写真
右手の斜面(ハイマツ帯稜線)から降りてきたが、左手の山腹をトラバースするルートが正解。トレースLOGの軌跡が2本あるのは往路、復路でルートを変えたため。
装備
個人装備 |
【登山用装備】;シリオ登山靴(PF630)
カリマー70-90Lザック
ザックカバー
ツエルト
少量ティシュ
ビニール袋
ヘッドランプ
医薬品一式
サブザック
雨具
スパッツ
虫除けスプレー
手袋1
裁縫道具
うちわ
蚊取り線香
湿布薬
折りたたみ傘
使い捨カイロ
鈴
カメラ
ココヘリ発信機
GPS
GPS用電池(単三×8)
モバイルバッテリー(10000mA+5000mA)
USBケーブル
サングラス
日焼け止めクリーム
【山用衣類】;モンベルカーキ色薄手ズボン
ミレーオレンジTシャツ
ファイントラックアンダーシャツL
グレーボクサーパンツ
モンベル靴下WIC(グレー)
バンダナ
帽子
カッターシャツ(薄手ウール1枚)
首巻きバンダナタオル
【着替え衣類】;wholeEarth黒薄手ズボン
黒ボクサーパンツ
フェニックスグリーン長袖Tシャツ
モンベルオレンジTシャツ
ユニクロウルトラライトダウン
モンベル靴下ウール(グレー)
【小屋着替え衣類】;モンベル短パン
カモシカオリジナルTシャツ
オレンジバンダナ
タオル
薄手靴下
|
---|---|
共同装備 |
【テント装備】エスパーステント
銀マット
エアマット
SEA TO SUMMIT THERMOLITE REACTOR
シュラフカバー
チタンコッフェル小
食器小
コップ
武器
はし
ローぺ
ろうそく
ポリタン2.0L
EPI本体(ボンベ:新品小2)
ペットボトル500ml×2
ラジオ
ロープ
折りたたみ水筒
スーパーデリオス
|
感想
50代最後の夏、体力の限界に挑戦!
このコース2018年秋に一度計画するも天候悪く登山中止、その後20年、21年はコロナで入山を控え、22年は自身の体調不良で断念、5年越しでやっと今年入山。
今回の山行のメイン目的は、まだ未踏の稲又山(日本の山1000、675/1000完踏)、青薙山と徳右衛門岳(日本の山岳標高1003山)、偃松尾山(甲斐百山)。笊ヶ岳は2002年、蝙蝠岳は1997年に登頂済みのため今回2回目の登頂となった。蝙蝠岳は塩見岳側からのトレース(蝙蝠尾根)をつなげるための登頂。
山行直前に沖縄地方に停滞していた台風6号が進路を東に変えたため、湿った空気が流れ込み天候が不安定になる。当初の計画から大幅変更して、体調・体力を見ながら先に進めるところまで進むことにした。特に8/9は天気荒れそうなのでその日の行動を少なくすることを考えた。
当初計画:
8/5:畑薙ダム−池ノ平 8.8Km 標高差+940/-160m
8/6:池ノ平−所の沢越 7.2Km 標高差+882/-554m
8/7:所の沢越−伝付峠 14.2Km 標高差+1271/-1316m
8/8:伝付峠−徳右衛門岳14.2Km 標高差+1800/-1197m(蝙蝠岳ピストン含む)
8/9:徳右衛門岳−椹島 16.3Km 標高差+223/-1692m
変更後:
8/5:畑薙ダム−青薙山 12.3Km 標高差+1663/-183m
8/6:青薙山−上倉沢分岐 9.7Km 標高差+979/-964m
8/7:上倉沢分岐−蝙蝠岳登山口 11.9Km 標高差+550/-1548m
8/8:蝙蝠岳ピストン 15.2Km 標高差+1584/-1584m
8/9:蝙蝠岳登山口−椹島 11.6Km 標高差+183/-479m
以下、山の状況と所感
‥仍各
比較的良く整備されている感じであった、あまり人が入らないエリアの割にはしっかりした道になっている。偃松尾山は直登(稜線歩き)するとハイマツ帯を泳ぐことになるので注意。蝙蝠岳は森林限界を超えるとペンキが少ない砂礫帯のためガスの時には方向に注意する必要あり。南アルプスは地質が脆いのを目の当たりにした(赤薙や布引山の崩壊地)、今の登山道は何時まで使えることやら。
入山者
山中はずっとボッチ状態。伝付峠で1パーティに出会ったのみ。静かな山であった。
水場
今回のコースの水場はどこも豊富に水は出ており美味しかった。偃松尾西の水場と徳右衛門岳の水場はガレ場にあり今後崩壊しないことを祈る。いずれの水場も水場分岐から10分程度で降りられるが、急峻な場所にあるので足元は注意。徳右衛門岳の水場は木の切り株からひょっこり湧き出ている感じでとても不思議だった。
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いずれも水場のそばには数張り設営が可能な場所有(ただし上倉沢水場分岐は1張りしか厳しいかも)。稜線上は各ピーク周辺で1-2張り設営可。宿泊してないが所の沢越のテン場は広いが何となくジメジメした感じ、単に天気が悪かっただけかもしれないが。。
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青薙山手前と布引山〜伝付峠、徳右衛門岳の水場〜蝙蝠岳のエリアは電波が入る。稜線での電波は静岡県側からは入りにくいが、山梨県側からは良く入る感じがした。
Ε▲シデント
重大事故は無かったが、ストックのグリップ部分が破損(左右ともに)、経年劣化の可能性大で入山前の事前確認の不足、ビニールテープで応急処置。また、デジカメの故障も発生、レンズシャッターの異常で動作しなくなった、スマホカメラで代用。
林道
二軒小屋から椹島ロッジへの道はダンプカーが集団で走るので注意必要。集団なのでやり過ごせばしばらく来ない(ひっきりなしに来るわけではない)ので問題なく歩ける。舗装化が進んでいるようであるが、まだまだダート部分多く大雨の中の下山だったので道路が川状態になっていた。一方、椹島ロッジから畑薙ダムへの林道は2015年に訪れた時にはダートだらけであったが、今は舗装化がかなり進んでいた。
*まとめ
50代最後の夏山、しっかり燃焼しました。
テント背負って4泊5日縦走と蝙蝠尾根を使った日帰り蝙蝠岳ピストンをやり切った!という充実感で一杯。登山者おらずもしもの時は自力での対処が必要であり緊張感も半端なかった。今回の歩行距離は68.9Km、累積標高差+5819/-5672mとBIGな数字だった。5年前に歩いた祖母谷〜白馬岳〜栂海新道が距離55Km、累積標高差+4914/-5511mだったので今回の方が上回っていた。またまだ歩けるかなぁ、さてと次は何処の山に出かけるか。
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