烏帽子岳→南沢岳→不動岳→舟窪岳→七倉岳から船窪小屋へ
- GPS
- 22:21
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,615m
- 下り
- 2,835m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:50
- 山行
- 9:39
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 11:17
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:12
天候 | 1日目 晴れ時々曇り、午後から一時雨 2日目 未明雨、出発時曇り霧、次第に晴れ 3日目 終日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
下山は、トンネル入り口付近の七倉登山口で、駐車場に近い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目のブナ立尾根は、急登が長く続くが、整備され比較的歩きやすい。 2日目、烏帽子小屋〜船窪小屋までは、ロングコース。 烏帽子岳は岩山のピークですが、周辺は複数の小池のある花畑が広がるエリアです。 南沢岳までゆるやかに登った後、不動岳、船窪岳第2ピーク、第1ピークの船窪岳、七倉岳途中までと細尾根の長いアップダウンを繰り返す。 岩場、梯子、鎖、ロープ場あり。 細尾根は、風化した花崗岩質のザレた山肌で浸食が進んでいる。両側が切れ落ちている所も2ヶ所程あり、強風や悪天候時は危険を感じる高度感です。 3日目の下山路の天狗の庭より下方は、鼻付八丁と呼ばれる長い急な下りが続く。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
数年前、裏銀座を歩いた時に烏帽子小屋で休憩をとりました。
その先の岩山である烏帽子岳と、お花畑に行く機会を得たいと思いました。
そして、秘境のような場所にあるという船窪小屋にも興味を持っていたのです。
烏帽子小屋に再び訪れた2日目は、早出の予定でしたが雨が残っていたので、30分程スタートを遅らせました。次第に晴れてくる予報ながら、烏帽子岳周辺は霧で遠望は利かない。
でも、複数の池が点在し花々が咲く、良い雰囲気の場所でした。
それから南沢岳を緩やかに通過し、下り、登り、不動岳へ向かう。地質は風化、崩落の進む花崗岩質の山。白くザレて崩れた斜面際のすぐ裏側の低木帯を歩いたり、ロープや鎖、梯子となかなかにアスレチック。両側が切れ落ちた細尾根の戸渡もスリリング。崩落が進めば通行止めになってしまうのでは?と心配になる。
残念ながら、それらの写真は撮っていない。前進することに集中し、急登、どこまでも下る。また急登。足元に気を配る高度感。船窪岳第2ピーク、下る、第1ピークの船窪岳、七倉岳に向かう急登。私は息切れし、船窪小屋が見えた時には、本当に安堵しました。
空は晴れ渡って行き、船窪地形の稜線周回であったので、道程とともに眺望が変わっていくのが面白く、これまでに登った山々も見渡せる。
花の種類も多く、茸もいろいろ。変化と密度のある山行でした。
※花覚書 イワレンゲ、ソバナ、コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)、カニコウモリ、イチヤクソウ、シャクジョウソウ、ノコンギク、オトギリソウ、センジュガンピ、トリカブト、アザミの仲間2種、ミヤマホツツジ、ゴゼンタチバナ、バイケイソウ、クルマユリ、チングルマ(綿毛)、タカネツメクサ、クモマスミレ、イワキキョウ、コマクサ、ハクサンフウロ、トウヤクリンドウ、テガタチドリ、トンボソウ、シュロソウ(未確認)、イブキトラノオ、サラシナショウマ、コバイケイソウ、タカネナデシコ、シナノナデシコ、ウサギギク、マルバタケフキ、イブキジャコウ、カラマツソウ、リンネソウ、ツバメオモト(実)、タカネニガナ、ミヤマコウゾリナ、ミヤマリンドウ、ミヤマアキノキリンソウ、ギボウシ、クロマメノキ、コゴメグサ、クロクモソウ、ミヤマママコナ、シモツケ、ウメバチソウ、ホタルブクロ、シャク、ヨツバシオガマ、トモエシオガマ、ヒョウタンボク(実)、ナナカマド、ハイマツ、etc.
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