【沢登り】只見_阿賀川_水無沢から楢戸沢_会津朝日岳経由_グレード3+
- GPS
- 18:26
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,631m
- 下り
- 2,615m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 道の駅きらら289(朝日岳赤倉沢登山口駐車場まで車で30分) |
写真
装備
個人装備 |
沢靴
沢靴下
上下インナー
上下撥水服
グローブ
上下雨具
ヘルメット
チェーンスパイク
ハーネス
セルフビレイランヤード
確保器
タイブロック
安全環付カラビナ
スリング(90cmと120cm)
ロープスリング
カム
ハーケン
ハンマー
クイックドロー
ナイフ
ザック
上下着替え
上下防寒着
靴下
アプローチ靴
行動食(2食分)
非常食
ハイドレーション
計画書
地図(地形図)
コンパス
笛
時計
携帯
バッテリー
ヘッドランプ
予備電池
シュラフ
マット
食器
歯ブラシセット
防虫ネット
虫よけスプレー
お酒
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共同装備 |
ロープ(50m)
のこぎり
着火剤
ライター
食材2回分
焚火缶
バーナー
タープ
テント(前泊用)
ファーストエイドキット
ツェルト
トランシーバー
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感想
【①沢情報】
・この沢の魅力(3つ)
楢戸沢2日目の多くの登攀できる滝、楢戸沢の美しい渓相、会津朝日岳手前の北壁スラブの爽快感
・遡行グレード 3+級(ヤマレコ tamoshima氏の記録より)
・滝の登攀グレード
核心滝 2日目中盤の6m右斜滝 Ⅳ級(自己評価)
・核心 上記の核心滝と、アブとブヨの大群対処
・高巻き 水無沢で1か所、楢戸沢で2カ所あり。遡行図を確認。
・ロープ 50m を楢戸沢20m滝手前のスラブ壁で使用。また、楢戸沢入渓前の沢で1か所、楢戸沢で1か所、懸垂下降で使用
・沢靴 ヌメリが一部の箇所にあるがラバーがおすすめ。特に会津朝日岳手前の北壁スラブは、ラバーが良い。
・水量 中
・泳ぎ 必要(短時間)
・アプローチ 駐車位置から15分。ただ、入渓後、水がなく堰提が続くため、夏場に行くと暑い。
・詰め 会津朝日岳手前の北壁スラブから藪漕ぎ5分
・下山 会津朝日岳山頂から会津朝日岳登山口駐車場まで3時間
・虫 8月中旬かつ福島の沢ということもあってアブとブヨがわんさかいた。(特に1日目の楢戸沢と2日目の会津朝日岳登山口駐車場付近) 8月下旬の記録だとアブとブヨがいると記載がないので、その時期以降に行くのが適と思料。
【②遡行の経緯】
遡行グレード3+の沢に行きたくて同じ志を持つ仲間達と溯行を計画。アブやブヨがいるかは、考慮しなかった。← 失敗点
参考資料
・ヤマレコ(tamoshimaさんの記録)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2031291.html
・ヤマレコ(taka10さんの記録)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2541590.html
・ブナの会の記録
https://www.bunanokai.jp/archives/17304
【③遡行の状況と感想】
■1日目
道の駅きらり289に前泊。5時起床、5時半出発。6時に会津朝日岳登山口駐車場に到着、6時30分に山行スタート。
水無沢は、その名のとおり水がなかった。標高555mあたりから、水があった。
途中、地図を見ずに遡行していたら、経路誤りをしてしまった。引き返し、水無沢を遡行する。経路誤りのため、1時間20分のロスとなった。途中、Tanemura氏が体調不良のため、一人下山する。難しいところがなかったのと、大ベテランのため、一人で問題ないとお互い判断。鞍部まで登る際、また経路誤りをする。稜線付近をトラバースし、鞍部にでる。アブとブヨが少し増えてきた。その後、急斜面を灌木を掴みながら下降した。
楢戸沢に出るまでに懸垂下降を一度した。
楢戸沢に出ると、素晴らしい河原の渓相であった。しかし、ここで、アブとブヨが大群で押し寄せてきた。常時20匹は、体の周りを飛んでいる。体には5匹程度くっついている。たまらず、頭に防虫ネットをつけ、軍手を手に付けた。しかし、しばらくすると防虫ネットの隙間から数匹入ってくる。そのたびに防虫ネットを外して、走って虫がいなくなった瞬間に防虫ネットを付ける。今後、もっと首元が長い防虫ネットを買いなおそう。停まるとさらに虫が増えるので休憩もなく歩き続ける。
ビバークの最中もアブとブヨ祭りかと思うと憂鬱になったが、ビバーク適地に近づくにつれ、アブとブヨが減っていき一安心。
15時過ぎにビバーク適地につき、焚き火をしつつ、のんびり夕食をとって19時に就寝した。
■2日目
3時半起床、優雅な朝食をとって5時20分に出発。この日がこの沢登りのハイライトだ。多くの登攀できる滝が我々を待っていた。通常の滝以外にナメ滝、チムニー滝、チョックストーン(CS)滝が多くありとても面白い。途中、穴がある滝を登ったり、カム(キャメロットz4の#0.5)でエイドクライミング(A0)で登った滝もある。エイドクライミングした滝は容易に高巻きできる。
そして最後は会津朝日岳山頂手前の北壁スラブ。大迫力のスラブを爽快に登ることができ、詰めも楽で山頂に着いたときは、大満足であった。山頂に近づくにつれ、アブとブヨはいなくなった。山頂に誰かいるかと思ったが、不人気な山なのか、誰もいなかった。山頂からの帰りは、登山道をコースタイム3時間のところ、2時間15分で下った。
コメント
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9月か10月にいきたいですね。
アブのシーズンは避けましょう。
ホントですね。今後は、考慮して、沢選定します。
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