涼を求めて、寒風山〜笹ヶ峰〜ちち山(1泊2日)
- GPS
- 08:42
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,740m
- 下り
- 1,761m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:40
- 山行
- 2:39
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 2:51
利用料金 500円
トイレあり、水場あり
私はdocomoですが、電波は入りました。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡は明瞭で、道迷いの心配なし。 笹の稜線歩きは限定的で、全体を通してアップダウンの多い体力と脚力と精神力が試されるコースです。 笹で足元が見えない区間も多く、朝方の登山では夜露などで足元や下半身がべちょべちょになるので、レインウェアやスパッツを装着することをお勧めします。 私は、サロモンのローカットシューズで歩きましたが失敗でした。ミッドカット以上の登山靴をお勧めします また濡れた岩や石、木の根など滅茶苦茶滑りますので注意が必要です。 笹の稜線歩き、樹林帯、梯子やロープ場、激登りに激下り等々、コースバラエティに富んだ中級者以上向けのコースだと思います。 |
その他周辺情報 | 今回は立ち寄りませんでしたが、近くに「木の香温泉」があるようです。また、西条市内には何ヶ所か日帰り湯ができる施設があるようです。 |
写真
感想
先週の滋賀県武奈ヶ岳(八雲ヶ原)に引き続き、2週連続でのテン泊です。
こちらの目論見通り涼しい山行ができましたが、夜のテン場は予想以上に寒かった。
この日は丸山荘前にテントを張ったが、夕食の準備をしている時に若者2名がやって来ました。何と今から笹ヶ峰山頂まで行って、夜通し星空を撮影するとの事。ペガサス流星群が狙いだそうだ。
翌日の早朝、私が笹ヶ峰を目指して歩いていると、昨日の若者2名が下山してきて、山頂は強風で非常に寒かったらしい。私のテン場も寒かったが、ほぼ無風だったのでマシだったかもしれません。先週の八雲ヶ原ではテントの中が暑いくらいだったので、当然ダウンなどは用意しておらずレインウェアで寒さを凌ぎました。
ちょっと石鎚山系をナメてました。
さて、山行の感想ですが、気持ちの良い笹の稜線歩きを想像していましたが、登山道の大半は嫌らしいアップダウンの繰り返しで、なかなか渋い登山道でした。
特に要注意が、ちち山から丸山荘への下山で使った紅葉谷道ですが、踏み跡が薄い箇所も?あり、経験が問われるかなりのハードコースです。最大のピンチが、狭くて段差のある登山道の真ん中に、クマらしい動物のウ◯コが落ちており、ちょうどその位置が足を下ろすのに適しているのです。ウ◯コの向こう側に足を下ろそうと思えば、少しジャンプする必要があり、かなりの傾斜があるため、勢い余って転んでしまうリスクが高いです。
エルキュール・ポアロばりに、灰色の脳細胞を駆使して約20秒ほどで打開策を考えた結果、まず、トレッキングポールをウ◯コの向こう側に突き刺して支点とし、左右両足を登山道の左右の壁面に置いて、股を広げて押さえつけるようにちょっとずつ進み、ウ◯コを通過した頃合いを見計らって、足を下ろした。
最大のピンチを凌いだ後、丸山荘の大きな屋根が見えた時は、ほっとした。
話は変わるが、今回、虫除けに「オニヤンマ君」を試してみました。
「オニヤンマ君」はネットでしか購入する事ができないらしい。類似商品(関西ではバッタもんと言います)が100均等で販売されているようですが、どこを探しても品切れだったのに、何とドラッグストアの「コスモス」で正規品が売ってました。
蜂やアブには遭遇しました。しかし纏わりつかれることはなく、一回近づいても、すぐに何処かに飛び去って行きました。科学的根拠は無いですが効果は抜群に感じました。
但し、下山時の林道歩きの時に遭遇したアブには全く効果がありませんでした。
調べてみると、オニヤンマ(トンボ)を捕食する種類のアブもいるそうで、待ち伏せして通り過ぎた所を後ろから襲うらしい。このアブにはハッカ油も通用せず、かなり苦労しました。追いかけてくるタイプのアブではないらしいですが、おそらく違う個体が次から次へと急襲してきて、うっとおしいくらいに纏わりつかれました。
何とか、アブを振り切って林道を歩き続け、駐車場まで戻って来て今回の山行は終了です。
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