【硫黄岳山荘泊2days】峰の松目・硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀岳

2023年08月12日(土) ~ 2023年08月13日(日)

• GPS: 16:47
• 距離: 22.3km
• 登り: 2,172m
• 下り: 2,182m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:01
• 休憩: 0:55
• 合計: 7:56

距離 12.4km 登り 1,552m 下り 386m

6:55 美濃戸口
7:41 やまのこ村
7:48 美濃戸
8:36 8:37 堰堤広場
9:43 10:13 赤岳鉱泉
10:20 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
10:26 ジョウゴ沢
11:59 赤岩の頭
12:25 12:31 峰の松目コル
12:47 12:51 峰の松目
13:09 13:10 峰の松目コル
13:49 13:50 赤岩の頭
14:18 14:30 硫黄岳
14:51 硫黄岳山荘

2日目

• 山行: 7:15
• 休憩: 1:35
• 合計: 8:50

距離 10.0km 登り 627m 下り 1,801m

5:28 硫黄岳山荘
5:56 5:57 台座ノ頭
6:19 6:22 横岳
6:28 横岳（無名峰）
6:36 6:37 三叉峰
6:46 6:48 石尊峰
6:56 鉾岳
7:02 7:09 日ノ岳
7:15 7:16 二十三夜峰
7:23 7:25 地蔵の頭
7:33 7:34 赤岳天望荘
8:08 赤岳頂上山荘
8:14 8:21 赤岳
8:27 8:29 竜頭峰分岐
8:39 キレット分岐
8:48 8:50 文三郎尾根分岐
9:00 9:20 中岳手前のコル
9:28 9:34 中岳
9:40 9:46 中岳のコル
10:17 10:34 阿弥陀岳
10:39 10:40 西の肩（岩場）
10:43 10:57 西ノ肩
12:07 不動清水
12:52 12:54 御小屋山
14:18 美濃戸口

（1日目）
■所要時間：7時間56分
■歩行時間：446分（小休止を含む。昼食休憩（赤岳鉱泉）を除く。）
■距離：12.43km
■累積標高差：+1570m,-410m
■行程量：24.86+31.4+4.1=60.36P（30.18EK）（★★★）
■ラップタイム：7.39分/P, +305m/h（マイペース登高能力：ランク�検�
■脚力：4.06EK/h, 8.12P/h
■エネルギー定数（ルート定数、コース定数）：446x0.03+1.57x10+0.41x0.6+12.43x0.3=33.055
■山のグレーディング：4B
■消費カロリー：33.055x(76+(12.3+9.9)/2)=2,879kcal
（2日目）
■所要時間：8時間50分
■歩行時間：493分（小休止を含む。昼食休憩（中岳手前のコル、阿弥陀岳）を除く。）
■距離：9.92km
■累積標高差：+720m,-1880m
■行程量：19.84+14.4+18.8=53.04P（26.52EK）（★★）
■ラップタイム：9.29分/P, +242m/h（マイペース登高能力：ランク�検�
■脚力：3.23EK/h, 6.46P/h
■エネルギー定数（ルート定数、コース定数）：493x0.03+0.72x10+1.88x0.6+9.92x0.3=26.094
■山のグレーディング：3C
■消費カロリー：26.094x(76+(12.1+9.9)/2)=2,270kcal
（合計）
■所要時間：16時間46分
■歩行時間：939分
■距離：22.35km
■累積標高差：+-2290m
■行程量：113.4P,（56.7EK）（★★★★）
■ラップタイム：8.28分/P, +272m/h（マイペース登高能力：ランク�検�
■脚力：3.623EK/h, 7.246P/h
■エネルギー定数（ルート定数、コース定数）：939x0.03+2.29x10+2.29x0.6+22.35x0.3=59.149
■山のグレーディング：6C
■消費カロリー：5,149kcal
※各指標の詳細は、個人プロフィールで説明。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口の駐車場に駐車。1日800円。

コース状況／危険箇所等

■横岳手前から地蔵の頭の手前まで、道が険しくなりました。鎖場やハシゴが出てきました。

■赤岳から文三郎尾根の分岐までの下山も鎖場が続きました。

■中岳のコルから阿弥陀岳への登りも、鎖場やハシゴが出てきました。反対側の御子屋尾根への下りは、ロープが延々と設置されていました。

その他周辺情報

■硫黄岳山荘　１泊２食お弁当付きで14,000円。mont-bell会員は500円引き。温水シャワー500円。消灯時間帯（PM20時〜AM4時半）以外は、温水洗浄便座、寝室の照明・コンセントが使えます。WiFiが通じます。
https://iodake.jp/

■もみの湯　原村の施設。大人650円。
https://www.vill.hara.lg.jp/sightseeing/facility/61047.html

■八ヶ岳山荘　美濃戸口の駐車場、バス停の前にあります。日帰り入浴大人500円。mont-bell会員は200円引き。
http://www.yatsugatake.gr.jp/#sec04

■yatsugatake Ｊ&Ｎ　美濃戸口の駐車場、バス停の前にあります。日帰り入浴大人770円。１人1400円以上の飲食をすると、500円になります。
https://j-and-n.jp/

写真

8/12 6:54

美濃戸口の八ヶ岳山荘前で

8/12 6:55

林道に入ります。

8/12 7:50

美濃戸山荘まで歩いてきました。水場があります。山荘前で冷やした物を売っていました。

8/12 7:50

北沢、南沢の分岐を通過。

8/12 8:45

沢沿いに進みます。

8/12 8:52

何回か橋で徒渉します。

8/12 9:00

シナノオトギリ

8/12 9:05

渓流の様子。鉄分を含んだ水で、岩が赤茶色になっています。

8/12 9:06

ホタルブクロ

8/12 9:25

トリカブト

8/12 9:33

ミヤマキオン？

8/12 9:40

赤岳鉱泉のテント場

8/12 9:42

赤岳鉱泉に到着。

8/12 9:47

早速、昼食休憩。ジェラート（500円）を注文しました。

8/12 9:57

赤岳鉱泉アイスキャンディ使用規定

8/12 10:13

赤岳鉱泉の入口

8/12 10:14

入口の向かいに赤岩の頭への登り口があります。

8/12 10:47

ヤマハハコ

8/12 11:57

赤岩の頭まで登ってきました。ガスで周りの山が見えません。

8/12 11:59

峰の松目に向かう前に、赤岩の頭のピークを通ります。

8/12 12:33

ギンリョウソウ

8/12 12:38

こちらにも

8/12 12:47

峰の松目の山頂に到着。

8/12 12:48

三角点

8/12 13:35

来た道を戻ります。

8/12 13:46

振り返ります。奥の尖がった山が、峰の松目。

8/12 13:50

赤岩の頭のピークまで戻ってきました。硫黄岳がはっきりと見えるようになりました。

8/12 13:53

これから硫黄岳に登ります。

8/12 13:59

ガスが晴れました。

8/12 14:00

赤岩の頭と峰の松目

8/12 14:01

天狗岳

8/12 14:05

八ヶ岳ブルー

8/12 14:07

横岳と赤岳

8/12 14:18

硫黄岳の山頂に到着。

8/12 14:21

火口壁

8/12 14:24

火口壁の通路の先端まで来ました。硫黄岳の最高点2760mはこの先にあります。

8/12 14:24

これから向かう稜線

8/12 14:24

今日泊まる硫黄岳山荘が見えています。

8/12 14:25

道端の白い花

8/12 14:26

大同心の岩壁

8/12 14:26

天狗岳とその奥に蓼科山

8/12 14:31

ウメバチソウ

8/12 14:32

道沿いに造られたケルン

8/12 14:36

白い花

8/12 14:47

硫黄岳山荘と横岳

8/12 14:49

硫黄岳山荘は、北西季節風を避けるために、稜線の東側に下りた所に建てられています。

8/12 14:51

硫黄岳山荘の入口

8/12 15:06

今日のお部屋は新館のドミトリー。上の段を使用。パーティションで区切られて1.7mx2.0mぐらいの広さがありました。寝具に枕カバーや布団カバー、シーツが付いています。照明とコンセントも付いています。消灯時間帯（PM20:00〜AM4:30）以外は電気が使えました。

8/12 16:43

談話室にあったかほちゃんサイン。その横に、彼女が山にはまるきっかけとなった、冬の八ヶ岳（根石岳）への「禊の登山」時に、硫黄岳山荘グループのオーナー（浦野さん）がガイドをされたことが書かれていました。

8/12 16:43

その他にも、「剱岳点の記」の木村大作監督など。

8/12 16:44

仲川希良さんや工藤夕貴さんのサインもありました。

8/12 17:12

夕食をいただきます。生ビール（800円）を注文。後でデザート（ブルーベリーソースのかかったムース）が出てきました。

8/13 4:51

翌朝、ご来光を見るために外に出ました。

8/13 5:04

雲があったので、予定よりも遅れてご来光が見られました。

8/13 5:07

朝食をいただきます。

8/13 5:34

横岳に向けて登ります。

8/13 5:46

硫黄岳山荘を振り返ります。

8/13 5:52

大同心の岩壁が近づいてきました。

8/13 5:55

コマクサの群落。まだ咲いていました。

8/13 5:56

コマクサの群落。

8/13 5:57

コマクサの群落。鹿よけネットや柵で守られています。山と溪谷9月号の75ページに出てきました。

8/13 6:01

横岳と阿弥陀岳。その奥に南アルプスの甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳が見えています。

8/13 6:06

切り立った岩壁

8/13 6:07

遠くに薄っすらと北アルプスが見えています。手前の山は峰の松目。

8/13 6:13

横岳の山頂に向かって鎖場を登ります。

8/13 6:15

ハシゴを登ります。

8/13 6:20

横岳の山頂に到着。横岳奥の院の絵の描いたプレートが見当たらず。

8/13 6:20

横岳の山頂から、硫黄岳と蓼科山。

8/13 6:21

赤岳、中岳、阿弥陀岳。その奥に権現岳と編笠山。さらに奥に南アルプスの北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳。

8/13 6:21

富士山も見えました。

8/13 6:31

アップダウンのある稜線を進みます。

8/13 6:54

岩壁の横も通ります。

8/13 7:00

ナデシコ

8/13 7:03

タカネシオガマ

8/13 7:24

横岳の稜線をたどって、地蔵の頭まで来ました。

8/13 7:25

赤岳が大きく見えてきました。

8/13 7:30

赤岳天望荘で休憩。昨日登った峰の松目、硫黄岳と今朝通過してきた横岳。

8/13 7:30

中岳と阿弥陀岳

8/13 7:49

赤岳に向けて登っています。赤岳天望荘を振り返ります。

8/13 7:54

今日も八ヶ岳ブルーの青空が広がりました。

8/13 8:09

赤岳頂上山荘

8/13 8:11

赤岳のピークは賑わっています。

8/13 8:13

赤岳の山頂に到着。

8/13 8:15

八ヶ岳連峰を見渡します。北の端の蓼科山が良く見えます。

8/13 8:22

赤い花

8/13 8:28

文三郎コースを下ります。

8/13 8:45

コマクサ

8/13 8:47

南八ヶ岳の景色。権現岳、ギボシ、編笠山、西岳。南アルプスの仙丈ヶ岳。

8/13 8:49

文三郎尾根分岐まで下りてきました。下に行者小屋が見えます。

8/13 8:49

文三郎尾根分岐からの阿弥陀岳。

8/13 9:00

中岳の手前のコルに下りてきました。

8/13 9:03

ここで、早い昼ごはんを摂ります。硫黄岳山荘のお弁当。一緒に、非常用水以外のお水を消費します。

8/13 9:30

再び白い花

8/13 9:30

行者小屋

8/13 9:32

黄色い花

8/13 9:49

阿弥陀岳に登ります。

8/13 10:00

山頂付近の岩

8/13 10:07

一時はガスがかかっていましたが、晴れてきました。

8/13 10:16

山頂の阿弥陀様

8/13 10:17

阿弥陀岳山頂の標識

8/13 10:24

にゅう麵とコーヒーで軽く軽食。下山に向けてお湯を消費します。

8/13 10:36

阿弥陀岳の稜線の道

8/13 11:02

御小屋尾根を下ります。

8/13 11:27

展望台（2500m）まで下りてきました。

8/13 11:27

この時間、阿弥陀岳はガスに包まれています。

8/13 12:02

不動清水分岐まで下りてきました。

8/13 12:33

平坦な道が続きます。

8/13 12:46

編笠山と西岳

8/13 12:49

御小屋山の山頂標識

8/13 12:52

三角点。山頂標識から離れた所にあります。

8/13 12:52

これから美濃戸口に下ります。

8/13 13:49

下の方は緩やかな下りの道になりました。

8/13 13:59

舗装道路に出ました。

8/13 14:18

八ヶ岳山荘に戻ってきました。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

SHG03 SHARP

装備

個人装備

ザック ザックカバー ヘッドライト 携帯ラジオ 予備電池（単３単４） 替えメガネ 細引き3mmX10m 折り畳み傘 スパッツ タオル 手袋 雨具上下 ツエルト 洗濯ハサミ4本 敷物用シート 携帯トイレ サムスプリント 三角巾 レスキューシート ガーゼ ハサミ 付箋 テーピングテープ バンドエイド 消毒薬 綿棒 救急用手袋 ストック２本 飴 おにぎり2個 カップ麺 武器セット 財布 保険カード 携帯電話 モバイルバッテリー マスク 消毒用ジェル 飲用ゼリー0.18Lx2 飲料2.5L 非常用水0.5L お湯0.5L テルモス 着替え一式 ヘルメット

感想

shokunpapa

お盆休みの前半に、硫黄岳山荘泊の一泊二日で八ヶ岳に登りに行きました。

美濃戸口の駐車場は、前日（8月11日）からのお客さんが多く、朝の6時半現在で、奥の方に空きが2，3台ある程度でした。もし空きがなければ、プランBとして、桜平に駐車する別の山行計画を考えていましたが、美濃戸口に駐車できたので、そのまま当初の計画を実行しました。

赤岳鉱泉から最初に赤岩の頭に登った時は、ガスで周りが見えませんでしたが、峰の松目を往復している間にガスが晴れてきて、戻る頃には横岳、赤岳、阿弥陀岳の三山を眺めることができました。

八ヶ岳ブルーの青い空も復活し、硫黄岳に向けて、眺めの良い稜線を歩くことができました。硫黄岳の火口の縁までは近づけませんでしたが、非常に大きな火口があったことがわかりました。

宿泊した硫黄岳山荘は、新型コロナ感染症対策の改修もされていました。綺麗で十分なスペースと設備の所に泊めさせてもらいました。

2日目も朝から晴れて、御来光を拝むことができました。稜線上のコマクサの群落の花がまだ咲いていました。柵や鹿よけのネットで護られていました。

横岳、赤岳、阿弥陀岳ともに、岩稜帯の登り下りでしたが、涼しくてバテずに済みました。

両日ともに良い天気に恵まれ、特に2日目の13日は天気予報が良い方向に向かい、午後過ぎまで天気が持ち、夕立にも遭遇せずに済みました。