天狗ノ頭から唐松岳〜不帰ノ嶮を通過

2023年08月21日(月) ~ 2023年08月22日(火)

• GPS: 15:36
• 距離: 18.7km
• 登り: 2,335m
• 下り: 1,701m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:18
• 休憩: 0:39
• 合計: 7:57

4:50 猿倉登山口駐車場
4:53 4:56 猿倉荘
5:42 5:43 水芭蕉平
5:54 5:55 猿倉台地
6:13 6:13 中山沢
7:04 7:14 小日向のコル
7:54 7:54 サンジロ
8:23 8:24 杓子沢
8:26 8:26 落石沢
8:43 8:44 鑓沢
9:24 9:45 白馬鑓温泉小屋
11:28 11:28 大出原
12:19 12:22 鑓温泉分岐
12:49 天狗山荘

2日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 1:39
• 合計: 7:33

12:49 天狗山荘
5:44 5:45 天狗ノ頭
6:11 6:27 天狗ノ大下り
6:58 7:04 不帰キレット
7:31 7:37 不帰嶮（不帰一峰）
8:09 8:31 不帰嶮（不帰二峰北峰）
8:45 8:46 不帰嶮（不帰二峰南峰）
9:22 10:08 唐松岳
10:25 10:26 唐松岳頂上山荘
11:09 11:10 丸山
11:26 11:26 扇雪渓
11:49 11:49 下の樺
12:02 12:02 八方池
12:15 12:15 第三ケルン
12:20 12:20 八方ケルン
12:26 12:26 第2ケルン
12:52 八方池山荘

天候

8月21日 晴れ後曇り　夕方豪雨
8月22日　快晴後ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉の無料駐車場を利用。朝出発時点で、3〜4割程度の駐車率。22日バスで猿倉に戻ったが、その時も同様。
帰路のゴンドラ、リフト代は、1,900円。白馬八方バスセンターから猿倉までは、950円。

コース状況／危険箇所等

何と言っても、不帰ノ嶮の通過がメイン。特に、一峰からニ峰北峰間が核心部で、細心の注意が必要。まあ、要所に鎖や梯子などが整備されており、ホールド、スタンス共豊富。落ち着いて行動すれば、難なく通過できる。ただ、すれ違いも多いので、しっかりと声掛けを。時間もかかる。
天狗の大下りも侮れない。20mぐらいの長い鎖もあり、スリップ、滑落に要注意。
八方尾根は、非常に多くの登山者が行き交っていた。

写真

8/21 6:48

猿倉を出発し、小日向のコルへの登り途中から、白馬岳方面。ガスが取れた。

8/21 6:48

小蓮華山の稜線を見る。

8/21 7:05

小日向のコル到着。暑くてたまらない。

8/21 7:06

小日向のコル付近から、鑓ヶ岳と杓子岳。ものすごく高く見える。

8/21 7:17

ゴバギボウシ。

8/21 7:55

ウメバチソウ。

8/21 8:08

杓子沢手前から、杓子沢を見る。橋がかけられていて、人が渡っているのが見える。

8/21 8:39

ヤマハハコ、クロトウヒレン、タンポポの群生。

8/21 9:32

有名な鑓温泉の露天風呂。入浴したいが、この後のことを考えると、ぐっと我慢。大人1,500円。

8/21 9:42

鑓温泉小屋を上から見る。

8/21 9:52

カライトソウ。

8/21 10:41

まだまだ登りが続く。

8/21 11:04

シロバナハナニガナ。

8/21 11:33

大出原から、鑓ヶ岳方面。

8/21 11:46

ヨツバシオガマの群生。

8/21 11:48

ウサギギク。まだまだ元気。

8/21 12:12

トウヤクリンドウ。この近辺の高山植物の主役になりつつある。

8/21 12:13

コマクサ。もう少し早いと、そこら中に咲いているが、もう終わりかけ。

8/21 12:20

天狗〜鑓ヶ岳の稜線に出た。

8/21 12:22

一瞬、鑓ヶ岳が見える。白い山だ。

8/21 12:42

イワギキョウ。

8/21 12:48

ヨツバシオガマの群生。

8/22 5:00

朝5時の天狗山荘からの白馬鑓ヶ岳。一面の雲海。

8/22 5:00

日の出までもう数分。

8/22 5:17

日の出から少し時間がたって出発。天狗山荘、天狗池。

8/22 5:20

剱岳のモルゲンロート。

8/22 5:20

雪渓は大分小さくなった。天狗山荘と鑓ヶ岳。

8/22 5:28

雲海の向こうに富士山がくっきり。左側八ヶ岳、右側南アルプス。

8/22 5:28

天狗ノ頭に向かう。

8/22 5:36

左側に五竜岳と鹿島槍ヶ岳。遠く槍穂。

8/22 5:40

天狗ノ頭での自撮り。天狗ノ頭は、今回山行の最高峰2,812m。

8/22 5:41

天狗ノ頭から後方を振り返る。白馬鑓ヶ岳とその左旭岳。

8/22 5:41

天狗ノ頭から、朝日と雲海。

8/22 5:41

剱岳、立山、薬師岳、黒部五郎岳、赤牛岳、水晶岳、槍穂、鹿島槍ヶ岳、五竜岳と名だたる山のオンパレード。すんげえ！

8/22 5:52

不帰ノ嶮が見えてきた。唐松岳も。

8/22 5:52

剱岳の右側に毛勝三山の左から、猫又山、釜谷山、毛勝山。

8/22 6:11

天狗ノ大下り手前から不帰ノ嶮と唐松岳。右側に五竜岳と鹿島槍ヶ岳、左側八方尾根。

8/22 6:20

天狗ノ大下りの標識。ここからヘルメットをかぶり、ストックはしまう。

8/22 6:24

天狗ノ大下りのかなりの傾斜を下っていく。上方を見ると登山者が見える。

8/22 6:39

約20mの鎖。慎重に下る。スリップ注意。

8/22 6:42

手前から一峰、ニ峰北峰、ニ峰南峰、三峰は唐松岳の手前、そして唐松岳。

8/22 6:51

不帰ノキレット手前から、不帰ノ嶮。いよいよだ。

8/22 6:58

端正な立山、剱岳方面。

8/22 7:11

不帰ノキレットを過ぎた所から天狗ノ大下りを返り見る。

8/22 7:16

真ん中のニ峰北峰の迫力がすごい。登れるのか？と思う。手前は、一峰。右にニ峰南峰、更に三峰。

8/22 7:32

一峰の標識。ここまでは、大したことはない。

8/22 7:32

一峰から、遠く妙高山、火打山、焼山。

8/22 7:32

前の写真の続き。鑓ヶ岳がちょこんと見える。

8/22 7:34

ニ峰北峰。そそり立っている。

8/22 7:41

いよいよ核心部。真ん中上の横梯子に登山者がいるのが見える。

8/22 7:43

こんな所にマツムシソウが咲いている。

8/22 7:52

すれ違った後、3人パーティーが降りて行く。アンザイレンしていた。

8/22 7:53

横梯子までは、ずっと鎖場の様相。

8/22 7:55

横梯子。怖さは感じない。

8/22 8:00

まだまだ岩の登りが続く。

8/22 8:07

不帰ノ嶮の標識。薄くなってしまった。

8/22 8:19

ニ峰北峰手前から、登ってきたルートを見下ろす。

8/22 8:22

ニ峰北峰に着いた。ほっと一安心。

8/22 8:23

北峰標識と雲海。居合わせた登山者に撮ってもらう。

8/22 8:23

もう一枚。

8/22 8:25

右に、ニ峰南峰。左は、唐松岳。

8/22 8:44

ニ峰南峰の標識。

8/22 9:13

三峰の登りから、ニ峰南峰を振り返る。東側からガスが湧き出てくる。

8/22 9:24

唐松岳山頂から不帰ノ嶮三峰、ニ峰南峰と北峰(ガスの中)を見る。遠く天狗ノ頭方面。

8/22 9:25

唐松岳山頂。

8/22 9:26

もう一つの標識。

8/22 9:26

カッコ良い五竜岳。

8/22 9:26

剱岳をバックに。居合わせた登山者に撮ってもらう。

8/22 9:59

唐松山荘。

8/22 10:00

もう一度、不帰ノ嶮。

8/22 10:17

唐松山荘と天場。天場は、結構下部にある。

8/22 10:26

これから八方尾根に入るが、唐松岳を振り返る。

8/22 11:26

扇雪渓。

8/22 11:38

タムラソウの群生。

8/22 11:39

八方尾根は、そこら中に花が咲いている。

8/22 11:46

ハクサンシャジン。

8/22 11:59

八方池。ハイカーでいっぱい。

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

rin

後立山連峰で、まだ未踏の不帰ノ嶮。昨年は、悪天候で断念したが、リタイアした今年は時間たっぷり。好天の日を見定めて、チャレンジ。ルートは、良く整備されており、スリリングな時間を堪能した。どちらかというと、天狗山荘から南下した方が、核心部が登りになるので、登りやすいと思う。
今夏の北アルプスは、とても暑い。日が照ると、日中は、汗まみれになる。
これで、日本海の親不知海岸から栂海新道を通り、白馬岳、五竜、鹿島槍、針ノ木、蓮華岳まで赤線で繋がった。