記録ID: 5872490
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
長い長い聖岳
2023年08月26日(土) ~
2023年08月27日(日)
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 17:04
- 距離
- 35.4km
- 登り
- 3,685m
- 下り
- 3,695m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:50
距離 13.8km
登り 2,125m
下り 641m
2日目
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 10:15
距離 21.6km
登り 1,562m
下り 3,119m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◯ 芝沢ゲートから易老渡 本来は久しぶりに復旧していた林道があったところ、6月の豪雨で林道が崩落してしまいまた歩くしかなくなったところ。 はじめ15分くらい歩くと、規制線が張ってあり、崩落箇所を斜面を登って高巻きします。 この部分は途中で下りる踏み跡がありますが、そこでは下りずにロープに従って進みます。 高巻きが終わればまた長い林道歩きです。 だいたい1:00-1:30で易老渡に到着します。 ○ 易老渡から西沢渡 易老渡で光岳方面の登山道と分岐しますが、聖岳方面はもう少し林道が続きます。 相変わらず傾斜が緩やかな道が続いて最後に斜面をぐるっとまわって登ると聖光小屋のある便ヶ島です。 続いて西沢渡へ入っていきます。 林道はここまでですが、この先も登山道ではなく森林鉄道の跡を行きます。 緩やかで広くて歩きやすいですが、ところどころ崩落地や土砂崩れで道が埋まってるところがありますのでそういうところは注意です。 進んでいくと行き止まりのような場所に来て、ここで沢を渡ります。 本来は沢に橋がかけられてるらしいのですが、残念ながら流されたまま復旧しておらず、荷物用ロープウェイで渡りました。 これのロープが重く1人ではとても渡れそうになかったですが、後続の方がすぐに来て同乗させてもらえたので何とか渡れました。 ちなみ沢は激流ですが、渡渉してた人も何人かいました。 ○ 西沢渡から大木の広場 ここから登山道に入って本格的な登りが始まります。廃屋の裏から急登を登っていきます。 これまでが緩やかな林道だったので、いきなりの急登がなかなか効いてきます。 途中で足元の悪いロープをかけられた急登や、同様に足元の悪いトラバースや痩せ尾根がありますので足元に注意です。 やっと標高1800mまで上がって大木の広場です。 聖平小屋も聖岳もまだまだ上です。 ○ 大木の広場から薊畑 ここからは苔蒸した原生林が広がる風景が続きます。 大木の広場からの最初の登りこそやや急登ですが、標高2000mの苔平まで上がれば傾斜はかなり緩やかになります。 ただし、足元が石や倒木がやや目立つため、それほど楽には歩けません。 標高2200m地点まで上がって、道が尾根からトラバースに変わるとまもなく薊畑です。 上河内岳方面や茶臼岳、仁田岳方面に展望が開けてます。 ○ 薊畑から聖平小屋 薊畑から聖平小屋までは150mくらい下りていきます。 始めは緩やかなお花畑の間を通り、少しすると本格的に下り始めます。 登山道が洗い掘りされててあまり足場がよくないので、足元注意です。 少し下りると広い場所に出ますがそこが聖平です。 小屋は木道に沿って森の中へ入っていきます。 森の中に入るとすぐに小屋が見えてきて聖平小屋です。 なお、聖平では電波が入りますが、聖平小屋では電波が入りません。 ちなみに水場は小屋の前でたくさん出ていました。 ○ 薊畑から小聖 薊畑から小聖までは開けたところから再び樹林帯に入り、急登を登っていきます。 はじめはそれほど足元の悪くない歩きやすい道が続きますが、だんだんと段差が大きくなり、岩場も出てきて険しくなってきます。 我慢して登って樹林帯を抜けて、ザレの斜面のトラバースに変わるとすぐに小聖です。 ○ 小聖から前聖 はじめは前聖の手前の大斜面まで痩せ尾根を進んで、その後はザレガレの大斜面を登ります。 痩せ尾根のところは特に目立った危険箇所もなく、アップダウンもないですが、前聖に登る斜面からは物凄い急登です。 足元もザレてて滑りやすく、石も落としやすいのでとにかく足元に気をつけてゆっくり歩きましょう。 登りきれば南アルプスの大展望が広がります。 ○ 前聖から奥聖 前聖から少し下りていきますが按部までのところが岩場で足場が悪く要注意です。 按部まで下りきれば気持ちよい緩やかな道が続き、大した登り返しもなく奥聖です。 コースタイムは多くとられてますが、そんなにかからないと思います。 |
その他周辺情報 | 道の駅遠山郷のかぐらの湯は休業中 毎日あるぺん号なら信州まつかわ温泉清流苑に寄ってくれます。 芝沢ゲートにはトイレくらいしかないです(Auは電波良好でした。)。 |
写真
感想
毎日あるぺん号で夜行で芝沢ゲートに向かい、聖平小屋で1泊しての聖岳でした。
芝沢ゲートの標高が700mくらいで聖平小屋が2200mちょっと、聖岳は3000m越えと距離も標高差も大きい山行でした。
特に2日目は芝沢ゲートからのあるぺん号の出発が13:30と早く、聖平小屋から奥聖まで行くと考えた場合はコースタイムが11:00あり、2日目は終始時間を気にしながらであわただしくなってしまいました。
聖岳や奥聖からの景色は素晴らしかったのですが、早めスタートの関係でのんびり眺める時間をとれず、またのんびりできるときに行きたいと思います。
しかし、負荷が相当に強烈だったのか、帰りの途中から膝に痛みが出てきて2日ほど治りませんでした…
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