北穂高小屋泊で未踏ルートを繋ぐ企画
- GPS
- 19:36
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 1,966m
- 下り
- 1,949m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:13
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 10:13
天候 | 8/26 晴れのち曇 8/27 晴れのち一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
行き:夜行バスで土曜の朝5:20、上高地バスターミナル着 帰り:上高地で後泊して上高地バスターミナル13:30発のさわやか信州号乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢から上の岩稜帯では落石・浮き石に注意 涸沢からの下山ではパノラマコースを行きたかったが、まだ残雪の為通行禁止であった(9月に入らないと例年通行止め) |
その他周辺情報 | 上高地エリアは飲食、お土産、入浴施設はいくつかあるが混雑 |
写真
感想
いつか泊まってみたいと思っていた北穂高山荘。
週末はすぐ満室になってしまうので、宿泊したい日の1ヶ月前の予約開始日朝7時からが勝負。
今シーズンはなかなか夏山のスケジュールを決められず過ごしていたら、気付けば7月下旬💦
手帳を見ながら8月下旬以降で空いてる週末は、もうここしかない‼️と、ちょうど数日後が予約受付開始日で、希望日の1ヶ月前に狙い撃ちして電話をしたら、朝7時は繋がらなかったけれど、7時半頃に繋がった✨
とりあえず、何人か行きたいと言ってた友人もいたので、事前調整する間もなく4人で予約をとり、参加者は後から調整。都合が合わなかったメンバーもいるけれど、久々コラボの友人もいて楽しみ♬
行って分かったけど、4名だとタイミングも良かったのか、ちょうど個室が割り当てられてました✌️
17年前に再建術したはずの右膝の前十字靭帯が再び切れて無くなっていることが分かった2年前、スポーツ整形の先生にも「岩山はやめておいた方が良い」と言われて諦めかけていたけど、今シーズン7月下旬に西穂山荘に泊まりに行った際の天気がすごく良く、時間もあったので西穂高岳まで行ってみると無事に行けたことを踏まえ、「今回のメンバーで条件であれば行けるかも✨」と、天気&条件が良ければ北穂高岳〜涸沢岳の縦走も企んだ😆
今シーズン初の初日9時間コースで標高も結構上げないといけないのでドキドキしていたが、お盆の蝶ヶ岳ヒュッテまでの登りもスムーズに行けたので何とかなるかもしれないと思えた。結果、途中シャリバテでペースが崩れたりもしたが、結果的には予定通り無事にやり切ることができ感無量であった🥰
残念だったのは、初日は北穂高小屋からの眺望を満喫できなかったこと。
この夏も午後早くから雲が湧く日が多いため、なるべく早く小屋には到着したいところだったが、朝一に上高地着の高速バスの予約が取れたが5:20着。
上高地のバスターミナル近くの宿を下山後に皆を見送ってから泊まってゆっくりしようと予約をとり、下山後の着替えやサンダルは預かってもらえることができたが、これが朝6時以降とのことで、この出発から地図でのコースタイムが北穂高小屋まで9時間。
休憩込みで小屋まで無事に目標時間15時過ぎには着けたけれど、北穂高岳直下では青空がまだ見えていたので、山頂に着いて記念写真を撮る時にはガスってしまったのが私のペースダウンのせいだと思うと皆に申し訳なかった😢
ただ、涸沢から北穂高岳までの間ではスタートして間もない頃から猿の集団🐒が登ってきて、威嚇されたりするものだから刺激を与えないように進むと結局7〜8割型は並走するような感じになり、私的にはペースが落ち着き安定して登れた😆
その途中での目撃が、ハイマツの中から雷鳥が飛び出してきた事件‼️どうも猿がハイマツの中にもグングン入っていくため、雷鳥の巣?(縄張り?)にもやってきているようだった💦「雷鳥の雛が猿に食べられちゃう」というニュースを耳にしたことがあるが、今後こういうのが増えると雷鳥生存に危機が及ぶと心配なり😱
さて、小屋に着いてからは食事まで時間があったが談話室は混んでおり、外は小雨がぱらついたり😢
それでもスペースをゲット(譲ってもらったのかな?🤔)して皆で乾杯🍻
夕食は小屋の厨房で調理されたての生姜焼きが美味しかった✨
食後は4人で赤ワインを1本空け翌日へ。
就寝前の空はガスって真っ白だったので、日が変わってからに期待したが、深夜3時頃、目覚めて外に出てみるも富山湾上空辺りで稲光がずっと光っていたけれど音は聞こえず⚡️星は雲の隙間に数個見えたのみ。
2日目は、午後の雨を避けるために朝食はお弁当に変更して5時出発。
すると、ちょうど太陽が昇ってくるところで、北穂高岳山頂では日の出と空が焼ける景色に遭遇✨前日は真っ白だったけれど、槍ヶ岳も笠ヶ岳も奥穂高岳も常念岳も、360度の眺望に感動😍
夜中の外に出た時、雨が残ってて足元が濡れており、岩場の縦走に不安を感じたが、1ヶ月前に奥穂高→西穂の縦走をした同行の友人が、「前回も朝4時に出発したけど、岩場は朝露で濡れてた程度で問題なく、今回も同じような感じだよ」と言ってくれて縦走に挑む決心がついた😌
涸沢岳付近は浮き石が多く、過去には滑落して亡くなった人の話も聞いていたのでドキドキしていたが、「危ない感じのところはあまりないよ。」との一押しも。結果的には大キレットや奥穂高〜西穂高間に比べれば、難易度は低めかなと個人的感想なり。
それでも切り立った岩場のトラバースや高度感はしっかりあり、緊張しながらも周囲の絶景に感動もでき、涸沢岳頂上に到着の頃には久々かつ来たかったルートの踏破に感無量🥰✨
穂高岳山荘前で北穂高小屋の弁当を頬張り、ザイテングラードを下りると涸沢でビールで乾杯🍻限定メニューの涸揚げが土曜日にはあったのに下山後に食べようと思っていた日曜日になかったのは残念だったけど徳沢でコーヒーフロートを食べて満喫してると空模様が怪しくなってきた💦雨雲レーダーを見るとちょうど稜線上に雨雲がかかってる💦
上高地まで足早に進むと、途中すれ違う人達のレインウエアやザックカバーが結構濡れているではないか⁉️そうこうしてると明神あたりで小雨が気になり折り畳み傘を出したが、その後1時間ほどかかる中、徐々に雨足が強くなる☔️
上高地のバスターミナルに着いた時には傘もザックカバーも使用してなかった友人2人はザックがややビショビショまではいってなさそうだけど濡れてしまって💦傘をさしてた二人はまぁ気にならない程度で落ち着いた🤗
最後はやや雨に降られたけれど、予定通りプランはこなせて絶景も見られ、このエリアのグルメも満喫でき、トータル的には満足な山行となった♬
同行してくれた仲間に感謝🥰
トウヤクリンドウの写真ありがとうございます。
今年も元気に咲いていて嬉しいです。
霧に包まれたアルプスの山肌に風に揺られる緑と白の色合いが美しいトウヤクリンドウをもう何年も見ていません
ここ数年は秋の花と聞いていたけど、早い時期から見られてる気がします。
「霧に包まれたアルプスの山肌に風に揺れる緑と白の色合いが美しいトウヤクリンドウ」とは、なんか詩人みたいです🥰✨
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