雨雲を避けて女峰山へ

2023年08月26日(土) [日帰り]

• GPS: 10:31
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,397m
• 下り: 1,386m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:46
• 休憩: 0:40
• 合計: 10:26

4:56 霧降高原駐車場
5:40 5:40 小丸山
5:46 5:46 丸山分岐
6:47 6:53 赤薙山
7:53 7:54 奥社跡
8:13 8:13 ヤハズ
8:56 8:58 一里ヶ曽根独標
9:07 9:07 水場
9:24 9:26 2318mピーク
10:04 10:05 二等三角点「女峰山」
10:23 10:25 女峰山
10:29 10:30 二等三角点「女峰山」
11:08 11:09 2318mピーク
11:24 11:25 水場
11:45 11:45 一里ヶ曽根独標
12:11 12:11 ヤハズ
12:34 12:36 奥社跡
13:40 14:00 赤薙山
14:43 14:43 丸山分岐
15:06 15:06 八平ヶ原分岐
15:17 15:18 霧降高原駐車場
15:22 ゴール地点

天候

晴れのち時々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前夜泊のつもりで青梅から霧降高原まで下道を自家用車で走ったら4時間近くかかってしまい、寝るのが遅くなってしまいました。おまけにさて、寝ようと思ったら隣の車が暖房のためかエンジンをかけ始めなかなか寝付けず、睡眠時間が2時間ほどになってしまいました。登山者は道の下側の第3駐車場に駐車。トイレあります。

コース状況／危険箇所等

赤薙山の手前の森の中は登山道が明瞭でなく、かなり広い範囲を適当に歩く感じになっています。完全にルートをロストすることはあまりなさそうですが、林床を荒らしてしまうので、もう少しルートを明確にして欲しいです。女峰山の少し前の急傾斜は落石をしやすいので注意が必要です。

写真

8/26 0:57

予報よりいい天気！駐車場到着時はほぼ快晴。木星が目立ちますね。

8/26 0:58

はくちょうからカシオペアの天の川。ほんの少し雲が流れています。

8/26 4:29

4時起床。朝飯を食べて車を出ると、いい感じの薄明。

8/26 4:32

駐車場の端はかなり見晴らしが良いです。高原山が静かに横たわっています。

8/26 4:52

さあ、出発。まずは道路の下をトンネルでくぐります。

8/26 4:54

さて、名物の階段といきましょう！まずはあまり飛ばさず。ゆっくりと。

8/26 4:54

振り向くと次第に夜が明けていきます。南東のおそらく海上には立派な積乱雲。

8/26 5:03

雲海の向こうからご来光！

8/26 5:04

雲の下の下界はまだ暗いでしょうね。

8/26 5:05

後で調べたら八溝山と古殿町の三株山。いずれも頂上に塔が建っています。

8/26 5:06

筑波山の向こうにも立派な積乱雲がありますね。

8/26 5:07

活動期に入った太陽。黒点が目立ちます。

8/26 5:08

登り始めは傾斜はさほどではありません。

8/26 5:08

キスゲ平もいまはもうニッコウキスゲはありません。

8/26 5:09

ホツツジがいい塩梅。

8/26 5:14

傾斜がきつくなってきました。

8/26 5:16

雲海が染まります。

8/26 5:16

嵩原山にいい感じの靄がたなびきます。

8/26 5:17

小さく磐梯山なども見えます。

8/26 5:19

階段脇にゴマナの群落。

8/26 5:26

階段の頂上！ご苦労様。やはり結構脚に来ます。

8/26 5:27

日光市街もそろそろお目覚めか。

8/26 5:27

だいぶ登ってきた感じがします。

8/26 5:32

さて、まずは赤薙山です。

8/26 5:32

鹿柵の出入り口は回転ドアです。

8/26 5:34

笹がけっこうがんばっています。朝露なら少し濡れて気持ちいい程度。でも雨のあとだったりすると結構濡れそうです。

8/26 5:49

オトギリソウがお目覚め。帰りは皆閉じていました。

8/26 5:58

ヒメコゴメグサでしょうか。

8/26 6:24

笹原が終わると樹林を縫って進みます。このあたりから赤薙山頂まで登山道がはっきりしません。

8/26 6:32

高度が上がると那須連山が見えてきます。

8/26 6:47

まだ男体山と女峰山がばっちり見えます。

8/26 6:55

赤薙山とうちゃこ。

8/26 7:00

ここからは稜線を伝って女峰山まで。狭いところは結構あります。

8/26 7:07

一か所だけミヤマダイモンジソウが沢山咲いていました。

8/26 7:13

北西から少しガスが出てきました。

8/26 7:17

男体山にもガスが・・雷雨に合うのは嫌なので、状況を見つついつでも引き返す心構え。

8/26 7:18

ホツツジが多いエリアもありました。

8/26 7:19

高度が上がるとシラネニンジンがあちこちに。

8/26 7:44

やはりこの時期はキノコがたくさん生えています。

8/26 8:14

だいぶ雲が行きかうようになりました。でもまだ発達はしそうもありません。

8/26 8:19

針葉樹がメインの樹林帯を進みます。

8/26 8:51

そして時々ダケカンバ。

8/26 8:57

独標に到着。ここは眺めがいいです。

8/26 8:57

何やら石仏のような岩がありました。木と比べていただくとわかるよう結構な大きさです。

8/26 9:35

独標から下り登り返すとこんなところも出てきます。ここは見た目ほど危険ではありません。

8/26 9:43

右隅が頂上です。その前に中央下から左上にかけて、結構な登りです。足下が大きめの岩がざれているので、石を落とさないよう慎重に。

8/26 9:49

その岩場の脇はコウメバチソウが咲き乱れています。

8/26 9:52

ミヤマダイコンソウも沢山生えています。花の時期はきれいだったろうなあ・・

8/26 9:53

rurintaも必死に登ります。

8/26 9:54

登り詰めると脇の岩場にはコケモモ・クロマメノキ・ガンコウランなどがびっしり。その外側はハイマツ帯です。

8/26 10:03

ここは風がたまるのかアカトンボの数が尋常ではない

8/26 10:03

ハイマツ帯を少し進むと・・

8/26 10:05

頂上が眼前に突然現れます！

8/26 10:10

頂上直下にお社が。無事登山を御礼。

8/26 10:12

一瞬帝釈山が見えました。でも男体山や真名子山は全く見えませんでした。

8/26 10:23

ここの上空は晴れているんですがね。あまり長居をすると天気が崩れるかもしれないのでパンをかじってすぐ退散です。

8/26 10:26

オヤマノリンドウが鮮やか！

8/26 10:28

中腹のハンゴンソウは葉が虫に食われてほとんど真っ白でしたがここはきれいです。

8/26 10:31

クロマメノキがおいしそう。

8/26 10:34

ホシガラスの親子が鳴き交わしていました。

8/26 10:38

きれいな地衣類。

8/26 10:39

えらい大きく崩れていますね。このあたりの山はどんどん削れていくのですね。

8/26 10:53

ガスの合間にちらっと太郎山らしき姿が見えました。

8/26 11:25

帰りはガスの中が多く、涼しかった。

8/26 12:48

オオカメノキもたわわに実っています。

8/26 12:50

結構大きなギャップが多いです。足の短い人民は大変！？

8/26 12:54

こちらはウメバチソウのようです。

8/26 12:59

帰りもアップダウンがそこそこあって、ここはラスボス赤薙山。

8/26 13:46

赤薙山頂上のすぐ手前で昼ご飯を食べましたが、どうやらメボソムシクイ親子の縄張りらしく、周りを鳴きながら飛び回っていました。これは幼鳥のようです。

8/26 13:56

「死の天使」とよばれるドクツルタケかと思いましたが、どうもシロタマゴテングタケのようです。でも猛毒！

8/26 13:56

でもきれいなキノコです。

8/26 14:21

降りてきて赤薙山を振り返る。また陽も差してきました。

8/26 14:46

まだシモツケソウが残っていました。

8/26 14:46

ヤマハハコ

8/26 14:49

アキノキリンソウも満開。

8/26 14:51

ハナイカリはいつみても作り物のようです。

8/26 14:51

駐車場が見えてきました。でも高度感がありますねえ。

8/26 15:03

筑波山から加波山への稜線がきれいに見えます。結構天気いいんだ。

8/26 15:11

アマドコロの実のようです。

8/26 15:14

トンボとワレモコウとなればもう秋ですね。

8/26 15:18

無事下山！珍しくrurintaが途中から「降りたらコーラ飲むんだ！」とずっと言っていましたが、販売機でゲットしてご満悦でした。

撮影機器：

OM SYSTEM OM-1 ボディ OMデジタルソリューションズ

装備

備考

最初GPSソフトが動作不良でログがとれておらず、途中気がついてスマホを再起動してログが再開できました。

感想

rinchoku

　この日は各地で積乱雲が発達する予報だったので、一番雨雲の発生が低そうな女峰山に登ることにしました。
　予報通り登っている最中は全く降られませんでしたが、17時頃には雷雨になったようです。
　天気のこともあるし、やや長丁場なので、雲行きが怪しくなったらいつでも引き返す覚悟で進みました。でもなんとか雨にも降られず、前半は眺望抜群で満足な山行となりました。
　最初にも書いたように睡眠時間が非常に短くしかとれなかったせいか、ちょっと疲れが早くしんどかったです。もう年なんだから睡眠時間をとれるようにしなくては。

コメント

TsA7-extreme

こんにちは、
こっちにいらしてたんですね、
ごいっしょしたかったなぁ(・∀・)
この日は隣の隣の隣の隣の男体山に登ってました
女峰山は下が霧降高原ってな名前なくらいなもんでガスガス率も高く
日光表連山でも雨多い方かもですよ（笑）

rinchoku

ご無沙汰してます！
いつもの男体山にいってらしたのですね。天気は同じようなものですかね。
霧降高原はご覧のようにこの日はいい天気でした。
以前通行禁止になる前に志津乗越に車で登って女峰山に行ったので、今度は霧降から行ってみたかったのです。
予報ではこの日は奥鬼怒から雲が発生して広がりそうだったので、なるべく遠いところという思いもありました。