園児と一緒に木曽駒ケ岳 猛省すべき山行
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 420m
- 下り
- 408m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
木金休みを利用して空いていると思われる平日に千畳敷〜木曽駒へ。
家族4人で向かい、登山組み(私と息子4歳)と千畳敷までの組(嫁さんと娘2歳)に別れ、後発組は時間差で千畳敷まで登ってきて先発隊が下山し一緒に千畳敷を散策する計画で・・・。このときは計画がは大崩するなんて思ってもいなかったですが・・・。
先日の夜移動し、菅の平バス停には1時過ぎ着。そこから5時過ぎまで仮眠。6時にバス停に並んだときにはこの状態でした。
3台目のバスに乗ることができ、ロープウェイでも待ち時間なしで一気に千畳敷に到着。ここは数年前からここに来たかったがようやく叶いました。天気も上々でカールの全貌を見ることができ感動です!!
0715主峰、駒ケ岳に向けスタートです。
八丁坂から乗越浄土へ。まだまだこの段階では余裕がある息子。
途中幾度となく休憩しながら乗越までは元気に登ってくれます!!成長を感じ少し頼もしさも。
0845乗越到着。やっぱり子供の足では1時間半掛かるか・・・。
この辺りから中岳もきれいに見えます。
ただこのあたりで息子の電池切れか・・・しきりに眠気を訴えます。。。
高山病の兆候かと思い酸素を取り出し与えると結構と元気になり、そのまま向かうことに。
何とか09:55中岳山頂。乗越で大休止を入れたとはいえここまで1時間。時間が掛かりすぎか。。。
中岳から駒ケ岳の展望。これをみて息子のテンションを徐々に上がり、くだりは非常に元気が出て一安心をしていたのですが・・・。下りきるあたりから不穏な雰囲気が。。。
なんとかごまかしながら登っていると山頂直下では親切な方が「山頂は直ぐそこなのでお父さんだけでも行ってきたら?荷物とお子さんは見ておきますよ」という暖かい言葉も。。。結局抱っこして何とか二人で山頂11:00に到着。しかしここでは完全にアウトの息子。
すぐに下山させようと思ったがラーメンが欲しい言い出したので作ることに。しかし数口程食しすべて嘔吐。状況が非常に悪いことを感じ、下山開始。マジでやばい。完全に私の判断ミスと親のエゴ。今日に限って山岳保険の加入を忘れている。(千畳敷で思い出したが携帯は圏外でどうすることもできなかった。)
半ばしかりつけながら何とか下山をさせ駒ケ岳から中岳の蔵部まで下ろした時に地元のおばちゃんに声をかけられた。「高山病だろうからお父さんが背負って降りては?お父さんのザックは私が下ろしてあげますよ」と。。。この言葉がなければ昨日下山はできていたのかと思う。言葉にできないくらい感謝です。
とりあえず登りは中岳までの数m程度でしたやっぱ登りとなるとキツイ。荷物の20キロ程度ならなんとなるが人となると不安定すぎる。なんとか上りきりあとは千畳敷までは下り。
今回は親のエゴと判断ミスによって引き起こした為、親の責任とかいえる立場ではないけど無事に下ろしてやることが私の義務・責任のような気がしてとにかく必死でした。
途中携帯がつながるところがあったので後発組(まだバス停に)に状況を連絡し、直ぐに登ってきてもらい二人で千畳敷を散策してもらうように伝えることができました。といってもとりあえず上がってきてずっと待っていてくれていたようで私たちの顔を見て整理券の時間まで短時間ですが散策できた程度で。。。
子供を背負って何とか千畳敷まで戻り家族と合流し助けて頂いたおばさんにお礼しお名前と住所を教えて頂き下山。
反省点:今回は多すぎて・・・常に子供一番と思っていたが、目の前に山頂があれば何とかしたいエゴが働き、子供の体調はなんとなるだろうぐらいにしか考えてなかったかと。思い起こせば登りの乗越浄土のあたりで引き返すべきだったのか?それとも中岳で引き返したらよかったのか? もしくは酸素をもっと持って行くべきだったのか? 合流ということがあったので時間的に問題が会ったのではないか?・・・
今回一人の親切な方のおかげで無事に下山できました。どう表現すればいいくらい感謝しています。途中話をしているとその方も娘さんを背負って下山されたことがあるらしく。こういうのって順繰りなのかなぁと。私もそういう場面に遭遇したら手を差し伸べることを躊躇なくしたいです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する