ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5903668
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南ア 大沢岳、しらびそ峠から

2023年09月02日(土) ~ 2023年09月03日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
23:41
距離
28.8km
登り
3,272m
下り
3,281m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:42
休憩
1:14
合計
11:56
3:41
123
5:44
5:50
54
6:44
7:23
28
7:51
7:51
42
8:33
8:47
117
10:44
10:54
214
14:28
14:33
16
14:49
14:49
48
2日目
山行
10:36
休憩
1:08
合計
11:44
4:30
63
8:10
8:17
109
10:06
10:10
32
10:42
10:42
38
11:20
12:01
102
13:43
13:44
150
天候 晴、曇り
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
しらびそ峠に駐車
コース状況/
危険箇所等
基本廃道です。道迷いのトラップが多数あり、ルーファイ力が試されます。

[しらびそ峠〜第二登山口〜大沢度] 林道は路肩の崩れや沢からの土石の押し出しなど、避けて通るところが多数あり。黒沢の横断は写真参照。大沢度への下降は急斜面の連続ですが、特に危険なところは無し。

[大沢度〜標高2500m付近] 大沢山荘までは急斜面の九十九折。大沢山荘から2500m付近まではトレースは薄いですが普通の道です。途中、尾根の広い所はロストしやすい。下部はピンテ類が豊富ですが、登るにつれて徐々に少なくなります。

[標高2500m付近〜稜線] 2570mぐらいから尾根の北側を巻くようになります。2630mぐらいで左にガレが見えてきたら手前で右の草付き斜面の九十九折に入るのですが、往路は間違えてガレを登ってしまいました。2660m付近の尾根を乗り越す手前が崩れていて危険。その上は森林限界上の尾根歩き。

その他周辺情報 飯田城址の三宜亭本館さんで入浴
前夜にしらびそ峠入り。車の奥が林道のゲート。スーパームーンの翌日だけど、ほぼ満月でとても明るい。この車の他に、出発前に2台入ってきた。
2023年09月01日 23:49撮影 by  Pixel 6a, Google
9/1 23:49
前夜にしらびそ峠入り。車の奥が林道のゲート。スーパームーンの翌日だけど、ほぼ満月でとても明るい。この車の他に、出発前に2台入ってきた。
黒沢横断点の梯子です。詳細は復路の写真で。
2023年09月02日 04:49撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 4:49
黒沢横断点の梯子です。詳細は復路の写真で。
林道は草生え放題
2023年09月02日 05:27撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 5:27
林道は草生え放題
路肩の底が抜けている
2023年09月02日 05:34撮影 by  Pixel 6a, Google
1
9/2 5:34
路肩の底が抜けている
この尾根を大沢岳西尾根と勘違いしていましたが、実際は兎岳から西に延びる立俣山の稜線の模様。
2023年09月02日 05:39撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 5:39
この尾根を大沢岳西尾根と勘違いしていましたが、実際は兎岳から西に延びる立俣山の稜線の模様。
実はこのスカイラインの最高点が大沢岳でした(帰宅後に確認)。
2023年09月02日 05:39撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 5:39
実はこのスカイラインの最高点が大沢岳でした(帰宅後に確認)。
黒沢渡河で時間を食ったが、第二登山口にはほぼ予定通りに到着。
2023年09月02日 05:45撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 5:45
黒沢渡河で時間を食ったが、第二登山口にはほぼ予定通りに到着。
まさに急斜面の連続。でもそれほど危険な斜面ではないです。
2023年09月02日 05:52撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 5:52
まさに急斜面の連続。でもそれほど危険な斜面ではないです。
北俣沢(で良いのかな?)が見えてきました。
2023年09月02日 06:42撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 6:42
北俣沢(で良いのかな?)が見えてきました。
猿籠が動きそうだったのでワイヤーを外して乗り出したとたんにストップ。ワイヤーのもう片方が砂に埋まってました。
2023年09月02日 06:44撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 6:44
猿籠が動きそうだったのでワイヤーを外して乗り出したとたんにストップ。ワイヤーのもう片方が砂に埋まってました。
で、今回用意した秘密兵器がビーチシューズ。軽くてコンパクトで使えた。水深はすねまででした。
2023年09月02日 07:00撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 7:00
で、今回用意した秘密兵器がビーチシューズ。軽くてコンパクトで使えた。水深はすねまででした。
対岸を登り始めて少し行くと通行止めのピンテ紙垂。ルートはここから左上に。
2023年09月02日 07:20撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 7:20
対岸を登り始めて少し行くと通行止めのピンテ紙垂。ルートはここから左上に。
大沢度から尾根に上がって大沢山荘に行く途中にあります。尾根を外れて左に行きましょう。
2023年09月03日 11:07撮影 by  Pixel 6a, Google
1
9/3 11:07
大沢度から尾根に上がって大沢山荘に行く途中にあります。尾根を外れて左に行きましょう。
大沢山荘です。少しだけ中をのぞいたら、床に獣の糞が沢山。
2023年09月03日 10:40撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 10:40
大沢山荘です。少しだけ中をのぞいたら、床に獣の糞が沢山。
ピンテの木の根元に小屋の水道ホース。1500mの林道まではこのホースが続いています。
2023年09月02日 07:53撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 7:53
ピンテの木の根元に小屋の水道ホース。1500mの林道まではこのホースが続いています。
林道交点にある標識。6時間はかからないけど、長いよ。
2023年09月02日 08:34撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 8:34
林道交点にある標識。6時間はかからないけど、長いよ。
1700m付近です。こんな尾根が延々と続きます。陽が差さないことが唯一のメリット。
2023年09月02日 09:21撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 9:21
1700m付近です。こんな尾根が延々と続きます。陽が差さないことが唯一のメリット。
あることはありがたいですが、あまり意味がない道標。
2023年09月02日 10:00撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 10:00
あることはありがたいですが、あまり意味がない道標。
1960mの三角点は確認できず、代わりにあったキノコ。
2023年09月02日 10:11撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 10:11
1960mの三角点は確認できず、代わりにあったキノコ。
その一段上の作業跡
2023年09月02日 10:21撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 10:21
その一段上の作業跡
2000mを超えると尾根が痩せてきて歩き辛くなります。
2023年09月02日 10:32撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 10:32
2000mを超えると尾根が痩せてきて歩き辛くなります。
やっとこ着いた唐松峠
2023年09月02日 10:43撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 10:43
やっとこ着いた唐松峠
苔苔の 2100m
2023年09月02日 11:08撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 11:08
苔苔の 2100m
しらびそ? 2200m
2023年09月02日 11:58撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 11:58
しらびそ? 2200m
上の倒木帯 2500m
2023年09月02日 12:42撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 12:42
上の倒木帯 2500m
これは帰りの写真@2540mです。本道はこの崩壊を過ぎて右に行く。でも自分はまっすぐに行っちゃった。
2023年09月03日 06:47撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 6:47
これは帰りの写真@2540mです。本道はこの崩壊を過ぎて右に行く。でも自分はまっすぐに行っちゃった。
2500mを過ぎて漸く視界が開ける(尾根の左端にしらびそ高原)。でもこの時点でルートを左(北側)に外している。
2023年09月02日 12:59撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 12:59
2500mを過ぎて漸く視界が開ける(尾根の左端にしらびそ高原)。でもこの時点でルートを左(北側)に外している。
その結果、藪漕ぎになちゃいました。ここは無理やり右に戻りました。
2023年09月02日 13:02撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 13:02
その結果、藪漕ぎになちゃいました。ここは無理やり右に戻りました。
2600m過ぎのロスト点。正解はどっちか迷っている所。ここも急斜面の草付きを無理やり右の本道に戻りました。
2023年09月02日 13:18撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 13:18
2600m過ぎのロスト点。正解はどっちか迷っている所。ここも急斜面の草付きを無理やり右の本道に戻りました。
一旦本道に戻って、このガレで道を失ったのでガレを登りました。でも正解はこのガレの手前で右側斜面に入り九十九折を登る。
2023年09月02日 13:25撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 13:25
一旦本道に戻って、このガレで道を失ったのでガレを登りました。でも正解はこのガレの手前で右側斜面に入り九十九折を登る。
今回一番ヤバかったところ(@2665m、詳細は復路の写真で)を超え、森林限界の上に出ました。
2023年09月02日 13:50撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 13:50
今回一番ヤバかったところ(@2665m、詳細は復路の写真で)を超え、森林限界の上に出ました。
あとは稜線まで詰めるだけ
2023年09月02日 13:50撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 13:50
あとは稜線まで詰めるだけ
大沢岳が見えたようです
2023年09月02日 13:57撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 13:57
大沢岳が見えたようです
漸く稜線に着きました。長かった〜。
2023年09月02日 14:03撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 14:03
漸く稜線に着きました。長かった〜。
聖岳がバ〜ン。
2023年09月02日 14:05撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 14:05
聖岳がバ〜ン。
今回は奥多摩ザックが大活躍
2023年09月02日 14:06撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 14:06
今回は奥多摩ザックが大活躍
稜線の縦走路までは少し下ります
2023年09月02日 14:12撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 14:12
稜線の縦走路までは少し下ります
そして赤石岳もバ〜ン
2023年09月02日 14:14撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 14:14
そして赤石岳もバ〜ン
と言う訳で念願の大沢岳に着きました。
2023年09月02日 14:28撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 14:28
と言う訳で念願の大沢岳に着きました。
思わず抱き着きました
2023年09月02日 14:28撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 14:28
思わず抱き着きました
大沢岳を超えて下りの途中、テン場と赤い屋根が見えてきました。今回テントは下部に1張のみ。
2023年09月02日 15:07撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 15:07
大沢岳を超えて下りの途中、テン場と赤い屋根が見えてきました。今回テントは下部に1張のみ。
7年ぶりの来訪です。前回は赤石に行く途中で立ち寄ってカレーでパワーチャージしました。
2023年09月02日 15:38撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 15:38
7年ぶりの来訪です。前回は赤石に行く途中で立ち寄ってカレーでパワーチャージしました。
3人コンパートメントに1人か2人なので、寝床はゆったり
2023年09月02日 17:21撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 17:21
3人コンパートメントに1人か2人なので、寝床はゆったり
名高いとんかつ定食。凄いボリューム。赤石沢を遡ってきたお三人と相席させていただきました。
2023年09月02日 16:56撮影 by  Pixel 6a, Google
2
9/2 16:56
名高いとんかつ定食。凄いボリューム。赤石沢を遡ってきたお三人と相席させていただきました。
翌朝です。
2023年09月03日 04:59撮影 by  Pixel 6a, Google
3
9/3 4:59
翌朝です。
これ、加工していません。
2023年09月03日 05:17撮影 by  Pixel 6a, Google
2
9/3 5:17
これ、加工していません。
中盛丸山と聖岳
2023年09月05日 18:37撮影
9/5 18:37
中盛丸山と聖岳
赤石岳と荒川岳。左奥は塩見岳の模様。
2023年09月03日 05:29撮影 by  Pixel 6a, Google
1
9/3 5:29
赤石岳と荒川岳。左奥は塩見岳の模様。
百間洞下降点です。ここで朝食のおにぎりを頂きました。
2023年09月03日 05:33撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 5:33
百間洞下降点です。ここで朝食のおにぎりを頂きました。
改めて大沢岳。晴れたピークが見えて良かった。
2023年09月03日 05:52撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 5:52
改めて大沢岳。晴れたピークが見えて良かった。
スカイラインは中央アルプス。左奥は御嶽山。手前は丸山から奥茶臼に至る稜線が見えている。
2023年09月03日 05:59撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 5:59
スカイラインは中央アルプス。左奥は御嶽山。手前は丸山から奥茶臼に至る稜線が見えている。
手前の尾根にはしらびそ高原天の川。奥のポッコリは恵那山の模様。
2023年09月03日 05:59撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 5:59
手前の尾根にはしらびそ高原天の川。奥のポッコリは恵那山の模様。
さあ、下りますか、標高差1700m。
2023年09月03日 06:00撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 6:00
さあ、下りますか、標高差1700m。
草の中の九十九折を辿っていきます。
2023年09月03日 06:18撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 6:18
草の中の九十九折を辿っていきます。
2665mのヤバい所。黄テープ側に渡らなければならないが、足場が崩れる。
2023年09月03日 06:21撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 6:21
2665mのヤバい所。黄テープ側に渡らなければならないが、足場が崩れる。
復路、ここまでは順調。(稜線からここまでの復路のトラック・ログはほぼ正しい道を歩いています)
2023年09月03日 08:10撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 8:10
復路、ここまでは順調。(稜線からここまでの復路のトラック・ログはほぼ正しい道を歩いています)
林道に出るまで、1800m付近の尾根が広い所で2回ロスト。
2023年09月03日 10:02撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 10:02
林道に出るまで、1800m付近の尾根が広い所で2回ロスト。
あまりにもアピールが強かったので。
2023年09月03日 09:13撮影 by  Pixel 6a, Google
1
9/3 9:13
あまりにもアピールが強かったので。
1220m。帰りは何故かここからロストしている。
2023年09月02日 07:45撮影 by  Pixel 6a, Google
9/2 7:45
1220m。帰りは何故かここからロストしている。
大沢度まで戻ってきました。大沢山荘からの九十九折でも1回ロスト。
2023年09月03日 11:30撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 11:30
大沢度まで戻ってきました。大沢山荘からの九十九折でも1回ロスト。
500mの登りはきつかった
2023年09月03日 13:41撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 13:41
500mの登りはきつかった
立俣山
2023年09月03日 13:45撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 13:45
立俣山
黒沢の横断点まで戻ってきました。こちら側の安全な方の出口にはこの矢印があります。
2023年09月03日 14:33撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 14:33
黒沢の横断点まで戻ってきました。こちら側の安全な方の出口にはこの矢印があります。
矢印を下るとトラロープ。
2023年09月03日 14:39撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 14:39
矢印を下るとトラロープ。
トラロープの3〜4本継ぎで川床に。対岸には鉄梯子が見えます。
2023年09月03日 14:39撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 14:39
トラロープの3〜4本継ぎで川床に。対岸には鉄梯子が見えます。
往きに暗くてよく分からくて登ったヤバいほうのトラロープ
2023年09月03日 14:43撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 14:43
往きに暗くてよく分からくて登ったヤバいほうのトラロープ
右岸から見た左岸の全貌。左のトラロープ(黄色)が往路。卦-の岩登り後、土の急斜面。安全な右のトラロープには、大きな流木の脇を川床に降りて流木の末端まで行きます。渡河自体は跨いで終わり。
2023年09月03日 14:46撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 14:46
右岸から見た左岸の全貌。左のトラロープ(黄色)が往路。卦-の岩登り後、土の急斜面。安全な右のトラロープには、大きな流木の脇を川床に降りて流木の末端まで行きます。渡河自体は跨いで終わり。
もう終点近くですが、こんなガレが林道を塞いでいる場所が多くあります。リアル落石注意です。
2023年09月03日 15:52撮影 by  Pixel 6a, Google
9/3 15:52
もう終点近くですが、こんなガレが林道を塞いでいる場所が多くあります。リアル落石注意です。
ヘロヘロで戻ってきました。お疲れ様。
2023年09月03日 16:14撮影 by  Pixel 6a, Google
1
9/3 16:14
ヘロヘロで戻ってきました。お疲れ様。
撮影機器:

感想

今回のターゲットは南アルプスの百高山で唯一残った大沢岳。昔、TGTで通った際にはパスしてしまった。赤石経由でなら私の足では3泊かかる。予約も取れないので、どうしたものかとヤマレコをチェックしていたら、西側からアプローチするコースがあるじゃないですか。このコースなら1泊2日で行ける。でもこれ、かなりきつそう。

幸いにも土曜日に百間洞山の家の予約が取れたので、意を決して決行しました。前夜しらびそ峠入りしてテントで仮眠。未明の林道を歩いているとガレ場で落石音が聞こえてきて緊張。黒沢の渡河では暗くて右奥のトラロープが見つからず、手前のロープから木登り・岩登り・土登りで無理やり超えました。

大沢度の渡渉は想定通り。西尾根尾の登りはとにかく単調。視界は開けない樹林の中を延々登る。唯一のメリットは陽が当たらず熱中症の危険が少ないこと。ただ、標高2500mを過ぎると、踏み跡に草がかぶって分りづらくなり、傾斜も立ってくる。フルパワーRFで臨みましたが、何回かロスト。

そんな感じで大沢岳に着いて、感慨も一入なのですが、このコース、大沢岳も西尾根の登りもパッとしたところがない超地味なコース。百間洞山の家の受付で「まったく眺望の利かないつまらないコースだよね」と小屋のお兄さんと笑いました。なお百間洞山の家自体はゆったりしていて食事も最高で良い小屋でした。

ちなみに、このコースでお会いしたのは御一人のみ。往きは黒沢横断で追い抜かれ、翌日の下山でもお会いして、あっという間に過ぎ去っていきました。この尾根はやはりそのレベルの健脚向けですね。膝悪ジジイはとてもかなわず、特に2日目は時間がかかりすぎてヘロヘロ。でも久しぶりに頭を使う登山で楽しかった。

と言う訳でなんとか南アのラストをゲット。今回の山行で百高山は残り6座。比較的に行きやすい山ばかりなので、いよいよ達成の目が出てきました。ウレチイ。

なお今回は、fumio-matuさんの記録(記録ID:5731512)、yoisaさんの記録(記録ID:5537753)を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:326人

コメント

Hajjiさんこんにちは。
先週しらびそ峠から大沢岳のコースで2度お会いしたものです。

レコ拝見させて頂きました。
お互いなかなか大変だった山行でしたね。

百高山も楽なものばかりとのことで羨ましいです。
私もあと5座になりました。日帰りではできない山々なので
来年までには達成したいと思っています。

いい山行を!
2023/9/12 14:42
コメントありがとうございます。黒沢の渡河では大変な思いをさせてしまってすみません。百高山は私も残り6座。お互い、達成に向けて頑張りましょう。
2023/9/13 7:34
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら