北穂高(東陵)と奥穂高、ジャンダルムへ(9/9-11)
- GPS
- 21:49
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 2,506m
- 下り
- 2,494m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 5:58
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 7:51
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 7:44
1日目:上高地→横尾→涸沢ヒュッテ(泊)
2日目:涸沢ヒュッテ→東陵→北穂高岳→涸沢岳→穂高岳山荘(泊)
3日目:穂高岳山荘→奥穂高岳→ジャンダルム→天狗のコル→岳沢小屋→上高地
天候 | 3日間ともほぼ晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北穂東陵、西穂への縦走路など危険岩場につき、自己責任で。 |
写真
感想
9/9(土)〜11(月)に健脚仲間で、上高地から涸沢で泊まり、早朝から
東陵にて北穂高へ登り、涸沢岳を通って穂高岳山荘で泊まって、最終日は
奥穂高からジャンダルムと行ったあと、天狗のコルから天狗沢を下って
岳沢小屋に降りて、上高地へ周回してくるコースへ行ってきました。
今回の目的は、まず第一に涸沢より北穂高への東陵を踏破することと、
そして北穂〜奥穂間、奥穂〜ジャンダルムの岩場を縦走することでした。
天候も回復して3日間とも天気に恵まれました。
【1日目】
上高地から涸沢ヒュッテへ早く到着して、テラスでのんびりできました。
名物の手作りおでんと生ビールを注文して、つまみは穂高を眺めながらの
至福の時間を持てました(^^♪
夕方にガスが出てきましたが、朝には上がっていました。
【2日目】
早朝5時過ぎにモルゲンロートを見てから出発して、南陵途中から東陵へ
取り付いて、東陵稜線上の核心部ゴジラの背中のナイフエッジを通って、
最後の難関、東陵のコルへ下降する岩場をロープで懸垂下降するか、
クライムダウンも可能で、少し足が届きにくい岩場でしたが、私は残置
スリング(ロープ)にてクライムダウンしました。皆はロープにて下降。
東陵のコルから北穂高小屋までは、かなりの登りとなっており、まだまだ
気が抜けない岩場もあって、最後に大キレット側から登るコースと
直登コースと分かれる分岐で、直登コースへ進路を変えて北穂高小屋の
テラス階段へとたどり着く。
今まで北穂高小屋に泊まると、気になっていたテラス直下に見えていた
ゴツゴツしたゴジラの背の東陵を踏破することができて楽しかった。
予定時間より早く着いたので、眺めが抜群の北穂高小屋のテラスから、
1時間くらいゆっくり休憩できた。
このあと、穂高岳山荘へ向かう縦走路も楽しい岩場にて、途中の涸沢槍へも
寄って涸沢岳を通って穂高岳山荘へ到着した。ここでも早く着いたので、
外にある石の机にて反省会を実施しました。
【3日目】
最終日はまだ薄暗くヘッデンを使用して出発した。先行の団体の後に続き
梯子などを登っていく。奥穂に到着して写真を撮ったあと、西穂への縦走路
へ向かって出発した。こちら方向は皆さん初めてということで、ウマノセ、
ロバの耳と核心部を進んで、ロバの耳山頂へも寄ってからジャンへ向かった。
ジャンダルムへは裏から巻いて登っていく。少し北側にガスがかかって、
槍の方向は見えなかったが、そのおかげで綺麗なブロッケンが見られました。
ジャンからのブロッケン現象は珍しいと思う。しばらくジャン山頂を堪能
してから降りました。この先、天狗のコルに至る長い下りは不明瞭なコース
が続く。不明瞭というか、たくさんのコースがあるのだ。
天狗のコルで休憩したあと、天狗沢を下る・・・しばらくズルズルとした
浮石だらけのガレバを下り、右へ大きくトラバースして尾根道に取り付き、
再びお花畑へと方向を変えて岳沢小屋へと到着した。
今年は何件もの遭難事故が発生している旨の注意書きも張り出されていた。
明日は我が身と、皆で気を引き締めた。しばらく休憩したあと、上高地へ
戻ってきました。
上高地で昼食をとり、途中の温泉で汗を流してから帰ってきました。
岩場続きで練習不足のためか、筋肉痛の症状が出てきました。皆も出てきた
模様で少し安心したが、3日間くらいで随分体力が衰えたものだ。
定期的なトレーニングが必要なところ、今年の暑さで完全に練習不足を
痛感した今回の山行でした。
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