伊藤新道から行く黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳

2023年09月13日(水) ~ 2023年09月17日(日)

• GPS: 36:25
• 距離: 60.9km
• 登り: 3,964m
• 下り: 4,190m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:02
• 休憩: 1:15
• 合計: 7:17

距離 15.4km 登り 605m 下り 117m

6:37 スタート地点
7:19 東京電力高瀬川第五発電所
7:37 林道終点
8:03 8:11 名無避難小屋
9:05 湯俣山荘
9:31 湯俣
9:52 9:57 第一吊橋跡
10:19 10:24 衝立岩
10:55 第三吊橋跡
11:29 第四吊橋跡
12:13 13:10 第五吊橋跡
13:54 宿泊地

2日目

• 山行: 7:34
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:34

距離 6.8km 登り 1,058m 下り 303m

5:39 宿泊地
7:02 伊藤新道展望台
9:29 9:43 三俣山荘
12:08 三俣峠
12:26 13:12 三俣蓮華岳
13:20 三俣峠
14:13 宿泊地

3日目

• 山行: 7:41
• 休憩: 0:16
• 合計: 7:57

距離 13.0km 登り 1,104m 下り 1,107m

6:10 宿泊地
7:03 三俣蓮華岳巻道分岐
7:45 7:51 黒部五郎小舎
9:42 黒部五郎の肩
9:54 10:02 黒部五郎岳
10:11 10:13 黒部五郎の肩
11:57 黒部五郎小舎
13:11 三俣蓮華岳巻道分岐
14:07 三俣山荘

4日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 0:47
• 合計: 9:47

距離 15.0km 登り 1,082m 下り 1,130m

5:43 三俣山荘
6:59 7:00 鷲羽岳
7:30 7:41 ワリモ岳
7:57 7:58 ワリモ北分岐
8:39 8:41 水晶小屋
9:18 9:20 水晶岳
9:53 10:12 水晶小屋
10:46 東沢乗越
11:57 真砂岳分岐
12:01 真砂岳
12:37 野口五郎岳
12:50 12:55 野口五郎小屋
14:59 15:00 烏帽子ひょうたん池
15:05 15:10 烏帽子小屋
15:30 烏帽子ひょうたん池

5日目

• 山行: 3:19
• 休憩: 0:09
• 合計: 3:28

距離 10.6km 登り 127m 下り 1,589m

6:39 烏帽子小屋
7:15 7:16 三角点
8:16 権太落し
8:41 ブナ立尾根取付
8:50 高瀬ダム テント場
8:59 9:07 高瀬ダム濁沢登山口
10:03 七倉登山口
10:04 七倉山荘
10:06 七倉登山口
10:07 ゴール地点

天候

晴れ→曇り、曇り→雨、曇り、曇り→雨、晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

七倉ダム駐車場
混み具合　平日朝6時　ガラガラ　下山時の日曜は路肩溢れる
電波　良好
トイレ　ノーチェック

七倉ダムから高瀬ダムまでタクシーで2400円ほど。
歩くと1時間ちょい。

コース状況／危険箇所等

伊藤新道までの林道は2時間半ほど。。長いw
伊藤新道の入り口は野天のようでお湯と煙がありなかなかの雰囲気です。
晴天続きのため沢の水量は少なく問題となるところはありませんでした。
各小屋も水不足とのことで要注意です。

写真

七倉ダムから高瀬ダムまでタクシー移動

長い林道をのんびり進み

振り返ると山がかっこええ
針ノ木岳かな？

濁った沢に硫黄たっぷり

奥に見える尖ったのが北鎌尾根？

青嵐荘も見えてきて

湯俣山荘は工事中でした。オープンまであとちよい？

そしてやってきました伊藤新道！

早速、地面からぶくぶくとお湯が湧き出て湯気もあり。
雰囲気バッチリだなw

なるべく沢に入らずに行ける巻き道がちょいちょいありますが、、

たいした水量ではないので沢の中に行けるところはどんどん行っちゃいます。

腰から上の深さは遠慮しとこw

1つ目の吊橋

なかなか素敵な揺れ具合

このぐらいなら岩を巻かずに沢の中へ。

沢の水が増量したとき用にタラップがついてますが

沢の中をどんどん歩いていきます。

ここも巻き道は通らずに沢を歩いて先へ！

浅いところと深いところがあるので要注意です

二番目の吊橋は

水量少ないとなんのためにあるか不明な高さ。

基本沢歩きだけど

陸地で踏み跡や歩きやすくなってるところもあり

最後の吊橋！

吊橋を渡って沢の反対側に水場発見
ここでちょい補充

吊橋辺りにビバークポイント

せっかくなので避難小屋行こうかと思ったらまだ土台を含めて何もなしでした。

沢を横切るところで、

ご飯炊き炊き

無理せずビバーク

本日はカレーなり。

朝です。

沢を遡ってからマークを目印に登り始め

硫黄岳がなかなかの見栄えです。そして奥にはひょっこり槍ヶ岳

踏み跡はバッチリだけど少し荒れた急騰でした

見晴台かな。硫黄岳と槍ヶ岳はっきり見えました

何キノコです？

見晴台からは整備されたとざんどうされた登山道

庭園はなかなか広め

双六小屋。あの斜面が聞いてた滑走路かな

三俣山荘は見えず。尾根の反対側の模様

途中で流れる水を確認。今年はどこも水不足なのてついでいくのもいいかも。

三俣山荘に到着です！
テントの受付をして

一番近いところにテント貼り貼り
鷲羽岳がよーみえます

そして三俣山荘でランチタイムに伊藤新道の歴史を振り返る楽しさを感じました。

気がつくとガスガスですw
のんびりしてから双六岳と思ってたけど、、

三俣蓮華岳で取りやめ

景色はないけど雷鳥発見

雲の下に見えるテント場まで戻り

そして本日もご飯炊き
うっかり寝てしまいもう日暮れです笑

本日はお勧めされてたノリたま飯
オカズには大豆肉。
これがなかなかいけました。有りです！

3日目は朝からガスガス

本日は黒部五郎岳へ

三俣蓮華岳はさけてトラバース。そさて最後に下りです。

黒部五郎小屋
なかなか素敵な場所にあり。秋とかやばいだろうな

三俣山荘よりちょい安かな

黒部五郎岳までは素敵な雰囲気

ガスってなければカールがきっと見える

尾根に登りつめて山頂がちょい見え

山頂で雷鳥発見と思ったら

集団でいました。3羽以上初めてかも

そして、黒部五郎岳！

景色もないので下山開始。

帰り道には飛ぶ雷鳥。脅かしちゃったかな

少しガスが晴れて下の方が見えてきました

どんどん戻っていき

黒部五郎小屋で親子丼
当たり前ながら生卵ではない模様。。

小屋からも黒部五郎岳がちょい見え

戻ってくるとガスが少し晴れており

雲の平が見えてきました

トラバースを進み

テント場のガスはなくなってます

そして、ガス缶が怪しかったので、三俣山荘でレンタル。
400円で使い放題とのこと笑

夕方になりテントも増えてきてます

本日ものりたまご飯。そしてワンタン付き

4日目の朝です！

少しづつ見晴らしが良くなってますが

鷲羽岳は雲の中

鷲羽岳山頂！

鷲羽岳を越えて水晶小屋へ

水晶小屋の裏手に荷物をデポして水晶岳へ

徐々に見晴らしが翌なってきました

陽の光もちょい照らし

下界もちょい

水晶岳山頂です！

少し待ってると雲も晴れて見晴らしがヨクなってました。

裏銀座の稜線。なかなか距離ありそうです

水晶岳を振り返って

小屋でイナリずしランチです。
800円とちょいしますがいけます

水晶小屋で休憩の後、烏帽子小屋に向かって出発です。

うーん。イケてる稜線です

水晶小屋を振り返って。

途中は思ったよりも岩場。風もないためちょい暑です。

途中から風が強くなり

歩きやすい砂場です。

野口五郎岳！

野口五郎小屋

テント張れそうw

テント場への下り道

見えてきた烏帽子小屋のテント場。なかなかかわった形です。

テント場の上から

小屋で受付したら雨が降り始めました。初の雨の中のテント張りです。

朝です！
一番遠いところに張りましたが見晴らしは一番良かったです。

小屋をすぎて下山開始

雲海ですね

水々しいきのこ発見

裏

今日は下るだけだから楽w

もういっちょキノコ

アップ！

小屋から2時間ぐらいで河原に到着。

河原を横切り

林の先が

トンネル。伊藤新道側と違ってライト付きです。

高瀬ダムに到着！

タクシー使うか悩んだけど、時間は有り余ってるので徒歩で七倉ダムへ

ごぉぉおおおおる！

装備

備考

伊藤新道は沢に入れたほうが楽しめました。
排水性のいい靴と速乾性の服装が良さそうです。

今回は沢登り装備ではなく、
メッシュで足裏が登山道でも使える靴とタイツにハーフパンツ、ウイックロンの靴下でいきました。

ヘルメットは有りでロープ、ハーネスは無し。

感想

toryyr

昨年から計画していた伊藤新道から行く。
歴史と物語があるので、いつもよりも楽しみながら登れました。

そして、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳を歩き、最後に裏銀座の稜線。
少し雲が多い日程になってしまいましたが、色付き初めて山々を楽しめるいい山旅になりました。

次は晴れた時に来ないとな〜