白馬三山縦走
- GPS
- 14:38
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,403m
- 下り
- 1,732m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 4:29
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:27
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
■猿倉〜鎗温泉
八方から猿倉へのバスが平日運行していないことタクシーの運転手さんから知らされ東南アジア系のお兄さんお二人と相乗り。四人ならバスより若干安い。お兄さんたちの出会いに感謝。
猿倉へ6:20過ぎには到着するもあいにくの雨。天気アプリでは間もなく止むとのことだが長い間もなく。またしても萎える。
7:20小降りになったので意を決して登山開始。約1時間ほどは小雨のちらつく中をよく整備された登山道を進む。
途中崩落で狭くなったトラバースがあり通過しようとしたところ「そこでさっき私落下したのよ」猿倉で一緒になった「リハビリ登山女子」からアドバイスをいただいた。
鎗温泉へチェックインすると小屋番さんから「この後台湾の団体さん27名が到着されるので早めに温泉入るといいですよ。」とお聞きし露店風呂へGo。
お風呂の場所で49.6度源泉が沸き出ているとか。今年は雪が少なかったので温度が高いということだが長くは浸かることができず数分入っては甲羅干しを何度も繰り返し団体さんの到着で賑やかになるまで2時間近く過ごした。小屋で温泉とはなんと贅沢なことかとつくづく。相方と「リハビリ登山女子」は水着着用で露店に入っていたが何でも女子風呂は、白濁して若干温度が低かったそうだ。源泉は同じということだが温泉不思議あるあるなのかもしれない。
相方は小屋番さんが羨ましいとばかり聞き出していたがシーズン終了で解体しまた翌シーズン小屋を建てるのは日本で阿曽原温泉小屋との2か所のみとか。温泉の湯の花の影響や雪崩もあることから冬季は小屋を維持できないのでやむを得ないということだが毎回大工さんを手配し場合によっては雪崩で持っていかれた資材を再調達、解体後はビニールシートをかけワイヤー固定、硫黄にやられないよう冷蔵庫などに電気製品はヘリで上げ下げなどとにかく大変なんだとか。
また、白馬の固有種「シロウマリンドウ」の写真を見せていただいた。螺旋状に花を開くという形状にすっかり魅せられてしまった相方は「クラウドファンディングだとか使ってなんとか維持してください。私も寄付します。」一体いくらする気かは知らないが何とかこの小屋を続けて欲しい気持ちには偽りはないみたいだ。
私は嫌だと避けていた不帰ノ嶮も鎗温泉の方向からの方が怖くないと聞き相方はすっかりその気になり「また来ます」と約束し後にするのだった。来年の6月下旬はキタダケソウからシロウマリンドウ狙いに変更のようだ。
■鎗温泉〜白馬山荘
あいにくガスが抜けない。30分ほど前出発の台湾の団体さんで鎖場は渋滞かとの予想に反して3グループへ散らばってさほどの停滞もなく鎗温泉分岐へ。途中すれ違った現代の「白馬案内人」によると稜線は10mほどの強風とのことだったが確かに身がすくむほどの強風。行動食を取り様子を見るも変わりようがないみたいなので続行。ガスでなければ稜線は絶景だろうが三山の2座ともに眺望なし。
山荘に到着。今日のご褒美は「スカイプラザ白馬」のケーキセットと生ビール。窓際を陣取って絶景をと求めるもガスが抜けない。それどころ雨が降り始めた。時折雷も響いていた。
※docomo「スカイプラザ白馬」では繋がらないが小屋は消灯までは快適
■白馬山頂〜栂池
前日からの雨に早朝に上がった。
山頂からは雲海が広がるなかご来光そして馬鎗ケ岳、杓子岳の雄姿を拝むことができました。
相方が山頂の標識直下でライチョウを発見。「お父さんライチョウ」という言葉を聞きつけカメラを向けると近くの女子がスマホ片手に小石の散らばる音を立てながら駆け寄っていくではありませんか。勘弁してよ。間もなくライチョウは駆け出し飛び立っていきました。余程危機迫るものを感じてしまったのでしょう。
前日までとはうって変わって小蓮華山までの稜線をながらの山行です。
白馬大池も美しいではありませんか。テン場も平地でよく整備されています。ここのテン泊もいいのかもと思いました。
しかし大池からは延々と岩稜帯です。さらに天狗原を抜けてから岩場が気を抜けません。三連休二日目栂池からおびただしい数の老若男女が汗をボタボタと流しながら登ってきます。
実はもともとは栂池から白馬山頂、鎗温泉へ抜ける予定でしたが鎗温泉が一杯だったので逆コースにしたのですが結果オーライだったのかもしれません。鎗温泉分岐からの下山はあの忌まわしき蛇紋岩で滑りやすいですし栂池からの岩稜登りはかなりキツイ印象です。
栂池から八方へバスで移動し車を回収。倉下の湯で汗を流し帰途につきました。
ヤマレコアプリは「登山を開始しました」を連発、ログがところどころ途切れています。アプリが落ちないようにする術はないものでしょうか。
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