手軽にサクっとでんで〜ろ：丹波天平を歩く

2015年02月28日(土) [日帰り]

• GPS: 04:07
• 距離: 8.7km
• 登り: 952m
• 下り: 868m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:07
• 休憩: 1:00
• 合計: 4:07

9:30 親川
9:55 10:03 高畑集落跡
10:58 10:58 保之瀬天平
11:37 12:23 丹波天平
13:30 13:36 丹波山村役場
13:37 ゴール地点

天候

曇りがちだったが後半晴れた

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：青梅線奥多摩駅下車〜西東京バス丹波行き乗車〜親川バス停下車
帰り：役場前バス停から奥多摩駅行き乗車

コース状況／危険箇所等

登りについてはこれと行った危険箇所はありません。
冒頭で集落跡がしばらく続きます。この辺は、山と高原地図で迷いマークが記載されている地点ですが、道標どおりに歩けば問題ありません。

丹波への下山道、針葉樹から広葉樹へと落ち葉が変化するにつれ、山腹をトラバースする山道に変わります。
道幅が極端に狭い、あるいは落ち葉で踏み跡が解りづらい道がしばらく続きますので、慎重に、山側を意識して歩くことをオススメします。
谷側の滑落すればただでは済みません。

以上の下山道の状況は、サヲウラ峠からの下山道にも言えることです。

写真

2/28 8:43

奥多摩駅に到着
相変わらずの登山客多し

2/28 8:43

登山届提出の奨励活動をやってました。
自分は持参した登山計画書を提出しました。

2/28 9:06

途中の奥多摩湖

2/28 9:41

丹波天平登山口

2/28 9:41

2/28 9:41

ここから始まります

2/28 9:42

仏様が。
道中の安全を祈願

2/28 9:42

2/28 9:44

ちょっとだけ舗装された道を登ります

2/28 9:45

ここからも入れるようだ

2/28 9:45

舗装道が終わり

2/28 9:47

山道へ

2/28 9:50

普通の生活道からガラリと一変して、普通の山道だ

2/28 9:55

朝日は優しいが、ちょっと曇りがち

2/28 9:57

目の前が開け

2/28 9:58

これは最初の道標

2/28 9:59

次第に高度を上げて行きます

2/28 10:02

杉の植林地帯を歩く

2/28 10:05

こういう所は落石に注意。
山行中何度か遭遇しましたが、事なきを得ました。

2/28 10:06

まだまだですねぇ

2/28 10:08

石垣出現！
そんなに古くない。数十年というかんじか？

2/28 10:13

廃屋跡。
この跡しばらく続きます。

2/28 10:13

なんでも、30年ほど前に廃村になった集落とか。

2/28 10:14

見上げて一息つく

2/28 10:17

石垣を回り込むと

2/28 10:17

苔がひっそり

2/28 10:18

ここにも廃屋

2/28 10:18

さらに進む

2/28 10:20

谷側は傾斜がきついです

2/28 10:22

廃屋の数から推測して、かなりの人が生活していたんだなぁ。。

2/28 10:23

ここは、右の柱一本で支えているので通過時は注意

2/28 10:30

この道もかつての生活道だったのか？

2/28 10:33

シラビソの巨樹

2/28 10:33

これも巨木

2/28 10:34

井戸跡？
なにやら中から騒ぎ声がする。
コウモリたちが騒いでる？？

2/28 10:37

石垣は続く

2/28 10:37

集落が建ってたであろう跡を縫うように

2/28 10:38

天平、とはロマンチックなネーミングだ

2/28 10:39

さらに進む

2/28 10:40

このゆる〜〜い登りがたまらない（笑）

2/28 10:52

幾度も尾根を見上げます。

2/28 10:54

開けました。

2/28 10:57

保之瀬尾根の天平に出ました

2/28 10:59

愛を語り合ってる木々たち、に見えませんか？（笑）

2/28 11:00

台地状になってます。

2/28 11:02

地図ではこの辺

2/28 11:03

残雪が登場

2/28 11:06

でんでいろへ行くぞ

2/28 11:10

左（南）尾根とのコルに残る残雪

2/28 11:17

さらに雪深くなってきた

2/28 11:18

南尾根に乗っかり

2/28 11:20

赤松の林を歩きます

2/28 11:28

赤松林を抜けました。

2/28 11:31

石尾根が木々越しに見えます

2/28 11:31

まだまだ冬枯れ

2/28 11:35

三頭山方面だが、定まらず

2/28 11:39

この辺から天平への登り

2/28 11:42

キツいッス。。

2/28 11:43

下半身がままならないので、キツさ倍増

2/28 11:46

登りも終盤

2/28 11:49

急に白くなったと思ったら

2/28 11:50

でんでいろ、到着

2/28 11:50

この標識周辺で三角点を探すが見つからず

2/28 11:50

避雷針も兼ねた集合電波塔がありました。

2/28 12:04

今回も手抜きランチです。
テルモスはマグカップ2杯分きっちり入るから助かる。

2/28 12:07

これと

2/28 12:10

定番のこれ

2/28 12:11

このように開けて食べる

2/28 12:24

三角点を見つけました

2/28 12:24

山頂標識。
思えばこの標高を訪れたのはずいぶん久しぶり

2/28 12:24

二等三角点

2/28 12:25

大切にするのはあたりまえ

2/28 12:31

この巨木の元でしばらく佇んでました

2/28 12:33

暖かかったです。

2/28 12:35

周りを散策
この写真だけを見たらまさに雪山

2/28 12:36

集合電波塔です。
携帯もバリ4でした。

2/28 12:36

電波塔の周りは30センチくらいの深さ

2/28 12:37

とりあえずパノラマ

2/28 12:38

さて降ります。
少し早いが仕方がない

2/28 12:39

南面を下山

2/28 12:40

苔が

2/28 12:40

生き生き

2/28 12:40

ふわふわ

2/28 12:41

松の葉っぱの落ち葉が敷き詰められたふかふかの道

2/28 12:43

毎度、
倒木がオレの行く手を阻む

2/28 12:44

ここまでは

2/28 12:44

良い雰囲気です

2/28 12:52

木々越しの奥多摩

2/28 12:52

熊棚あり

2/28 12:53

そして一変、今度は広葉樹の落ち葉に変わりました

2/28 13:01

道が狭いです。
崩壊が進んでそう

2/28 13:09

ようやく普通の道幅

2/28 13:10

肩にでました

2/28 13:11

ここからまた

2/28 13:13

急降下します

2/28 13:17

幾度となく、このような崩壊しかけた道をトラバース

2/28 13:22

埋もれた木か？
根っこか？

2/28 13:22

見上げると

2/28 13:22

ツガの巨木だった

2/28 13:23

相変わらず

2/28 13:25

急降下し続け

2/28 13:25

半ば飽きてきましたが

2/28 13:25

こんな時こそ

2/28 13:26

気をつけましょう

2/28 13:26

油断は禁物です

2/28 13:36

石垣再登場

2/28 13:36

見入ります。
これはもう性分（笑）

2/28 13:43

眼下に里の気配

2/28 13:44

出口に近づきました

2/28 13:44

こんな看板もあり

2/28 13:44

沢を渡ると

2/28 13:44

小学校？？

2/28 13:45

お邪魔します

2/28 13:45

回り込み

2/28 13:46

小学校の校庭に出ました

2/28 13:47

丹波山村

2/28 13:50

バス停に着きました。
ほどなくバスが来てラッキー

2/28 13:51

バスに乗り込み

2/28 13:56

写真をしばらく撮っていたが、眠ってしまった

2/28 14:42

奥多摩駅に戻りました。

撮影機器：

OLYMPUS SH-25MR オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

journey

最初の予定は、丹波天平からサヲウラ峠を経由し三条の湯に一泊〜翌日飛龍山〜熊倉山を経て下山予定でした。

ところが、金曜に仕事上のトラブルが発生、急遽日曜出勤にて対処を迫られたため、予定を変更し、手軽に登れるコースに変更を余儀なくされました。

自宅からのアクセスが長距離であるにも関わらず、短時間で楽しめるコースです。

親川バス停そばに登山口があります。
バス路線は国道を走りますが、そのすぐ裏手に普通の登山道が走るのは、普段感じないけど新鮮。

しばらく登ると集落跡にさしかかります。
約30年前に廃村となった、高畠集落だそうです。
登山道は、この高畑集落のかつての生活道を起点に始まります。

集落跡を抜けしばらく行くと、不思議な現象に遭遇。

かなりの確率で、自分が通過した後に石が落ちてきます。
石だけではなく、かなり大きい枝とかが落下します。
三度ほど、通過後すぐに拳大の石がドスンっ！と落ちてきました。
その落ち方も、転がるように落ちてきたのではなく、真上から落ちたような、いや、”落とした”ような、、、

通過する際には存在しなかったモノが、振り向くとあったりして。
ガサ、と音がして振り向くと、1mほどの丸太が転がってました。

一瞬ゾク（震）っとしましたが、取り乱してはいけないと思い、ははぁ、こりゃあ何かがいたずらしてるな？と。
内心必死でしたが、ビビるとつけあがるから、何事もなかったようにやり過ごします。
冷や汗だらけ汗汗汗

山ではいろんな現象が起こります。
その大部分が、思い違いであったり、見間違いであったりします。
ただ、それだけではないような気もしますが、貴重な経験をした、という程度の認識
にしといたほうがいいのかな？？

皆さんはどう思われますか？？

保之瀬天平の広大な尾根道をきょろきょろしながら抜け、丹波天平への急登を、何度も息をつきながら登り詰め、ようやくでんでいろのひろ〜〜〜〜い台地にたどり着きました。

おきまりの手抜きランチを済ませ、しばらく佇みます。
遠くに、思い出したように車やバイクのクラクションが聞こえるのを除けば、木々の擦れ合う音、時たま鳥たちのさえずりがするのみ。

このところ毎週のように山行を続けていますが、てっぺんでこんなにゆっくりしたのは、思えば久しぶりかも。

冒頭の不思議な現象も、今となってはイタズラされた、程度ににしか感じられなくなり、非常に落ち着いた気分になります。

さて下山。
丹波方面に降りる。

松の落ち葉が敷き詰められた道から、次第に広葉樹の幅広い落ち葉道に変わります。
そのうち、山腹をトラバースしますが、山容が崩壊しかけているのか、道幅が極端に狭くなってます。
山側に意識を向け、慎重に下降。

数十分後、里に出ます。
なんと小学校の校庭というか、校門の真ん前にでました。
こんな登山口も変わってる（笑）

山と高原地図では「登山口が解りづらい」とのコメントがありました。
このことか、と納得。

バス停はすぐでした。
程なくして、バスが到着。
このところバス時間にツキが無く、長時間のバス待ちに慣れきっていましたが、今回はラッキーでした。

また来週もどこかへ。

おわり。