記録ID: 5947849
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
聖岳ー赤石岳ー荒川中岳ー悪沢岳
2023年09月11日(月) ~
2023年09月14日(木)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 75:50
- 距離
- 38.9km
- 登り
- 4,446m
- 下り
- 4,460m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 5:31
2日目
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 10:37
3日目
- 山行
- 17:30
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 18:17
22:24
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は日曜日の昼で6割程度 工事現場との関係で送迎バス減便だったため、登山者少な目 送迎バスはヘルメット装着して20km弱を1h。 帰りのバスは増便で2台。満車状態。 道幅狭い所の運転のポイントを東海フォレストの方に訊ねると、「譲り合いの精神」の返答。 帰路は数台の車が固まって狭道下り。 途中、迂回路に入ったり、先頭車が迷ったりしたが、譲り合いの精神で、対向車が上手くいい所で止まって待機してくれたおかげで、何とか2hの酷道を通過。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
椹島ロッジ前泊、部屋は個室、風呂付き、夕食17時。 朝食5時、6時のバスに乗車して聖岳登山口で下車し、登山スタート。 \司疹屋 急登と緩斜面が交互に続き、数回の沢渡り等を繰り返し、最後は下りと登りを繰り返して昼前に小屋に到着。 寝袋使用、隣とはカーテンで仕切られ、ある程度プライベートエリア確保。乾燥室なし 食堂使用は先着順、時間制限。夕方は4時ー5時、朝は4時ー5時。 トイレが遠く、雨が降ると長靴はいて傘さして。トイレはキレイだが紙は持ち帰り。 電波入らず、入るエリアまで行くのは雨のため断念。 ∪山〜大沢岳縦走 朝食4時、5時に縦走開始。天気は良好。割といいペースで聖岳山頂へ。 富士山、対峙する赤石岳、展望は最高。 同年配の方と一緒になり登山談義。 ここからアップダウンの繰り返し。3日目縦走の予行練習。 大沢岳は電波が入ったので明日の天気を確認。予報が変わって、雨は降らなさそう。 ・百間洞山の家 小屋の構造がかなり複雑、説明聞いてもよく分からず。説明が悪い? B1がトイレと水場、1Fは受付と食堂、客室は外階段で上がった2F。 1区切り4人分のスペースのところ、真ん中は空きで左右離れて2人。寝袋使用。 定員を大幅削減している様子。 割とルールにうるさく、あちこちに禁じ手張り紙が。乾燥室なし、トイレはキレイ。客室内に更衣スペースあり。 夕食は17時、こだわり豚カツとそば。10分前には自室で待機の指示。 1回8人限定。豚カツはアツアツでボリュームあって美味。 朝食は6時なので事前に弁当に変更。食堂は使用可能。ランチ営業はなし。 赤石岳〜悪沢岳縦走 食堂で弁当を食べて4時過ぎスタート。中間地点を荒川小屋として、目標9時着。千枚小屋に14時過ぎ着の予定。 赤石岳はウォームアップで7時着、イメージは荒川小屋がスタート地点、悪沢岳を目指す。 星空から朝焼けに染まる聖岳、兎連峰を振り返りつつ、正面の黒い巨魁を目指しアップアップ。予定通り赤石岳山頂へ。雲海に浮かぶ富士山、これから向かう圧巻大スケールの荒川岳、悪沢岳を目に焼き付けて、気を引き締めて荒川小屋へ。予定通り9時着。悪沢岳方面はガスが湧いて見え隠れ。雨じゃなきゃOK。ここからがスタート。アップのエネルギーもまだ何とかなりそう。下りの靴擦れも特になさそう。靴紐縛り直し、ストレッチで筋肉をほぐしてコンディション維持して悪沢岳へ。予定通り登頂し、最後の千枚岳へのダウン/アップ/ダウン。14時過ぎ千枚小屋に到着。 悪沢岳前後は急登と岩場あり。一部、不明瞭ポイントあり、巻き道ではなく、登るのが正解だが、ペンキが薄く要注意。 千枚岳前も梯子と岩登りあり。 千枚小屋は先着順に1F、2F、3F。一区切り4人。各区切りは衝立。スペースは狭い。順番遅かったので2Fへ。階段が急で登るの大変。かなりの人数を入れているのできつきつ、寝袋使用。乾燥室は停止、自スペースでハンガー干し。トイレは別棟、まあまあ綺麗。更衣スペースあり。人が多いので賑やか。 夕食は17時、デミグラハンバーグで美味。朝食は6時なので弁当に変更。食堂は使用不可、朝5時に照明点灯、室内ベンチ使用可。 げ嫉 隣人のイビキ一晩中で眠れず。3時過ぎにトイレに行って星空眺め、今日も快晴、天気良さそう。千枚小屋の大半の登山者は反時計回りで赤石小屋に向けて4時前に出発。 寝ても仕方ないのでザックの荷物整理、4時半頃には金色に輝く金星の下、漆黒の富士山が浮かび上がり、徐々に水平線が赤みを帯びてくる日の出ショータイムが始まり、特等席で展望。 途中、弁当を食べて、富士山に差し込むご来光を見て大満足。 予定通り6時過ぎ出発、下りだけだから楽勝? と思いきや、1400m付近から岩場登場。軽いアトラクション? の割には登る登る。高度が下がっているため登ると汗だく。最後の最後で大汗。4日間の中で一番の大汗。シャツもズボンもビショビショ・・・。 帰りのバスは12時、時間があったので500円でシャワーを浴びてすっきり。 バス整理券は38番。殆どが赤石小屋からの下山者で、千枚方面からは数人で皆最後の方。 |
写真
感想
今年も難しいと思ってました奥静縦走ですが、一瞬、条件が揃い、幾つかの不安を抱えたままチャレンジすることにしました。赤石、悪沢岳の縦走でも、と思ってましたが、聖岳も加えて大縦走となりました。
聖平小屋は食事無いため3食分の食料、その後も2食分の食料が必要となるためザックは重くガサバリました。その為、当初から時計回りルートを前提として、コ一スタイムも徐々に延ばして縦走しながら身体を慣れさせる事にしました。特に今年はロングはやっていないし。
また、9月と言う事で、台風や秋雨前線等、雨となる確率が高く、稜線縦走日の天気が気になっていましたが、それも良い方にずれて、圧倒的スケ一ルの三千米峰大縦走を満喫できました。
殆どの方は反時計回り周回ですが、自分にとっては時計回りがベストだったと思います。
最後の酷道も無事走り終えて、やっと下山できました。
三千米峰もあと2つ、百名山もあと3つで50。まずはそこで、一区切りかな。
何れにしても、急に決行した今回の三千米峰縦走ですが、大満足の山行となりました。
縦走計画されている方に少しでも参考になれば幸いです。
https://yamap.com/activities/26695979
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