8年ぶりに挑む甲斐駒ヶ岳黒戸尾根日帰り

2023年09月17日(日) [日帰り]

• GPS: 11:45
• 距離: 18.1km
• 登り: 2,477m
• 下り: 2,476m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:07
• 休憩: 1:38
• 合計: 11:45

3:52 尾白川渓谷駐車場
3:56 3:57 竹宇駒ヶ岳神社
5:20 5:20 笹の平分岐
6:29 6:29 刃渡り
6:49 6:50 刀利天狗
7:19 7:19 五合目小屋跡
7:22 7:28 屏風小屋跡
8:05 8:22 七丈小屋
9:02 9:02 八合目御来迎場
9:51 9:51 駒ヶ岳神社本宮
10:01 10:45 甲斐駒ヶ岳
10:52 10:52 駒ヶ岳神社本宮
11:22 11:23 八合目御来迎場
11:49 12:02 七丈小屋
12:38 12:38 屏風小屋跡
12:41 12:47 五合目小屋跡
13:12 13:18 刀利天狗
13:27 13:27 刃渡り
14:12 14:13 笹の平分岐
15:30 15:32 竹宇駒ヶ岳神社
15:37 15:37 尾白川渓谷駐車場
15:37 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒戸尾根駒ヶ岳登山口駐車場を利用（無料）

コース状況／危険箇所等

・日本三大急登と言いつつ、前半は尾白川からの取り付き付近の急勾配を除けば勾配は緩くダラダラ登る感じに近い
・いよいよ「急登」っぽくなるのは標高2,000mの刃渡りを過ぎてから
・黒戸山の巻き道付近は再び勾配が緩くなり、五合目小屋跡を過ぎると本格的な急登が連続するようになる
・岩場は八合目御来迎場を過ぎてからが本番
・登山道の整備状況は登山口から山頂までとても良好、刃渡り〜山頂はハシゴと鎖場多数

写真

9/17 3:52

午前3時50分
甲斐駒登山口
これより8年ぶり2回目の黒戸尾根日帰りに挑戦します🥳

9/17 5:20

午前5時半前に笹の平を通過
夜が明けてきました

9/17 6:21

黒戸尾根の道のりはとにかく長いけど前半は岩場も無くて歩きやすいです

9/17 6:24

苔生した摩利支天の石仏が山岳信仰の歴史を感じさせてくれます

9/17 6:25

南アルプスらしい深い森

9/17 6:26

少しずつ岩場が増えてくる

9/17 6:29

登山口から2時間半で刃渡りを通過

9/17 6:31

樹林帯が長く続く黒戸尾根だが刃渡りの岩場では一瞬だけ展望が開けます😊

9/17 6:31

刃渡りのナイフリッジ
足場がしっかりしているので恐怖感は無いです

9/17 6:42

再び順林帯に入るも登山道はアスレチック化

9/17 6:47

刀利天狗

9/17 7:19

五合目から甲斐駒のピークらしきものが見えたがまだまだ遠いなぁ…😇

9/17 7:22

屏風小屋跡の祠

9/17 7:22

無数の石碑が登山道を見守る

9/17 7:42

五合目から先は登山道の勾配がきつくなって遂に「日本三大急登」が本性を現してきます

9/17 7:46

ここも山岳信仰の雰囲気がたっぷり

9/17 7:59

午前8時、七丈小屋に到着
小屋の前で一休み

9/17 8:43

七丈小屋を出発して15分ほど行くと植生が灌木帯に変わって一気に視界が開けました🤗

9/17 8:45

八ヶ岳が雲海から顔を出しています

9/17 8:54

烏帽子岩の二本剣が微かに見えてきました
…と言うことは、いま見えているピークはまだ本物の山頂ではないのね＿(　_´ω`)_

9/17 8:56

昨年登った鋸岳がすぐ傍に

9/17 9:00

八合目御来迎場

9/17 9:02

御来迎場から望む富士山と鳳凰三山

9/17 9:07

御来迎場を過ぎると本格的な岩場ゾーンへ

9/17 9:11

鎖付きの岩場が次々に登場します

9/17 9:20

容赦ない急登😓

9/17 9:27

黒戸尾根のシンボル、烏帽子岩の二本剣の真横に来ました！

9/17 9:27

富士山とオベリスクが重なる

9/17 9:29

二本剣、雲海、富士山、鳳凰三山…
ロケーションが最高過ぎます🥳

9/17 9:29

9/17 9:33

視点が上がり鋸岳の奥に乗鞍岳が見えてきました

9/17 9:46

さあ山頂はもう目の前…！

9/17 9:50

登頂前に駒ヶ岳神社にお参り

9/17 9:56

午前10時、超青空の甲斐駒ヶ岳に登頂！！
登山口から6時間登ってきた甲斐がありました🥳

9/17 9:57

山頂からは黒戸尾根からは見えにくい南側の展望もバッチリ
まず目に飛び込んでくるのは南アルプスの女王、千丈ヶ岳！

9/17 9:58

カールの形も良く見えます🤗

9/17 9:57

こちらは北岳・間ノ岳

9/17 9:58

国内2位＆3位の高峰です

9/17 9:58

鳳凰三山と富士山

9/17 9:59

今日は南アルプスの深い緑と青い空のコントラストが最高🥺

9/17 9:59

9/17 9:59

西側には伊那谷と中央アルプス

9/17 10:00

鋸岳

9/17 10:01

鋸岳へと続く禁断の縦走路…、一生歩くことはあるまい🙄

9/17 10:02

八ヶ岳が雲海に浮かぶ島のよう

9/17 10:05

再び千丈ヶ岳
景色が素晴らしすぎて山頂周辺を何度もウロウロしてしまいました😇

9/17 10:07

鋸岳と北アルプス

9/17 10:07

伊那谷と中央アルプス

9/17 10:07

深い山の中を縫う道路は北沢峠にアクセスする南アルプススーパー林道ですね…

9/17 10:12

そー言えば景色に夢中で標識の写真を撮り忘れてた（笑）

9/17 10:46

いつまでも見ていられる神々しさ

9/17 10:47

今日の雲海は本当に凄いなぁ…

9/17 10:48

富士山（1位）と北岳（2位）・間ノ岳（3位）の対峙

9/17 10:53

甲斐駒の山頂で1時間くらいのんびりしてから下山を開始

9/17 10:54

八ヶ岳が雲に吞まれていく

9/17 11:23

さらば甲斐駒
また来るぜ😌

9/17 12:02

正午丁度に七丈小屋を通過

9/17 12:30

黒戸尾根の雰囲気は本当に味わい深い

9/17 12:40

下山道？登ってるじゃん🤔
（黒戸山への登り返しです）

9/17 12:45

黒戸尾根コースの中で唯一の登り返しとなる黒戸山
標高差は僅か100mくらいだけど長丁場の登山で疲労が蓄積した足にトドメを刺すことになるダメ押しの登り返しです😇

9/17 12:49

苔生した森がとても綺麗な黒戸山付近

9/17 12:49

キノコがたくさん🍄

9/17 13:06

森が霧に包まれとても幻想的

9/17 13:15

刀利天狗からの急な下り
足元注意

9/17 13:24

刃渡りまで戻ってきました
すっかり雲の中で朝のような展望はもうありません( ˘ω˘ )

9/17 13:39

刃渡りから先は緩く歩きやすい登山道を淡々と下るだけ
ただ標高が下がるにつれてジワジワと暑くなるのが辛い😇

9/17 15:06

下山直前でカモシカさんが現れた🥰

9/17 15:07

まだ子供かな？

9/17 15:28

午後3時半、竹宇駒ヶ岳神社前に無事下山

9/17 15:36

往復11時間45分
ヘロヘロに疲れたけど楽しい日帰り山行でした😇

撮影機器：

D750 ニコン

Xperia Ace SO-02L docomo SONY

感想

kuge

8年ぶりに黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳日帰りに挑戦しました。

あれからハードな山行もいろいろ経験してきたし黒戸尾根も前回よりは少し楽に感じるかも…？などと少々高を括っていましたが、実際のところ期待していたような体感は微塵も得られず、今回も前回同様にヘトヘトの満身創痍で下山という情けない結果に終わりました😇

数字上も往復タイムが8年前…12時間05分 ⇒ 今回…11時間45分
本当にほとんど変わってないやん😂　8年前から成長無し！これが現実です😂

でも、長くて遠くて果てしないだけじゃないのが黒戸尾根。
苦労した先で得られる甲斐駒ヶ岳の景色は本当に素晴らしいです！
8年前は半分雲に覆われていた山頂も今回は完璧な快晴に恵まれて、南アルプス全山の眺め＆雲海に浮かぶ富士山の絶景が最高のご褒美になりました🥰

道中も山岳信仰の歴史を感じられる苔生した石碑やお社、烏帽子岩に刺さる二本剣など見所はたっぷり。長くて遠くて果てしないのは事実ですが、樹林帯の雰囲気もとても美しいのでやっぱり黒戸尾根は辛さよりも楽しさの方が勝る！と、いうことにしておきたいと思います🤗