記録ID: 5955647
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳:大平山荘2Days
2023年09月17日(日) ~
2023年09月18日(月)


体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 29:28
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,605m
- 下り
- 2,602m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:53
距離 10.9km
登り 1,378m
下り 1,367m
11:56
2日目
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:39
距離 10.9km
登り 1,227m
下り 1,229m
9:31
ゴール地点
1日目、駒ヶ岳から大平山荘へはこもれび山荘を経由しないでも戻れるが、捜し物のために遠回り?をした。
天候 | 午前中ほぼ晴れのちガス・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
山行前日は大平山荘で前泊。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 甲斐駒ヶ岳:4合目双児山までは石がゴロゴロした樹林の中を歩く。双児山は視界が開け気分が良い。鞍部に下るが見通しが悪く、ゴロゴロの石の道。駒津峰の斜面はハイマツ帯で見通しが良く、周囲の山々もよく見えるようになる。駒津峰山頂からは駒ヶ岳が一層間近になる。駒ヶ岳との鞍部に下る道は岩の上に切られた道で左右は灌木が生えている。8合目で直登コースとトラバースコースに分かれる。以後、直登コースにも灌木があるが高度を増すに従い樹木は減り、特有の崩壊しやすそうな岩の登りとなる。頂上直下は、しっかりとした道が大半だが砂粒大から5〜6mmの岩粒の道となるので崩れやすく注意して歩く必要があった。ここから8合目に戻るまでは同じ様な道が続く。 2日目 仙丈ヶ岳:2時出発、初めは暗闇の中の行動でコース状況はよく分からないが、足下の状況を確認しながら進めば問題は無かった。小千丈ヶ岳から仙丈ヶ岳は、一旦、鞍部に下り登り返すが、涼しくて(風のせいでやや寒いくらい)快適な時間帯で長距離ではないのでキツさはなかった。ただ、こちらも駒ヶ岳程ではないがズルズルっと行きそうな岩粒?に覆われた道もあるので十分な注意は必要だ。そして今回の山歩きで一番気を遣ったのは馬の背ヒュッテを過ぎてからの沢沿いの下りだった。ここを下りで使う際は大きな危険は感じないが、疲労も蓄積しているので、休憩を入れて集中を切らさないことが大切と思う。そうしないと事故につながりそうな箇所が結構あった。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
重幸新道入口の看板がかかる、小屋正面。
この前行った北アルプスでは水の使用がきびしかった。
こちらでは、今年は水量が1/4位とのことだったが、自由に使えたので驚いたり感謝したり。もちろん、貴重な水には違いないので大切に頂いた。
この前行った北アルプスでは水の使用がきびしかった。
こちらでは、今年は水量が1/4位とのことだったが、自由に使えたので驚いたり感謝したり。もちろん、貴重な水には違いないので大切に頂いた。
真ん中、中央が『摩利支天』。ベテランの方に聴いた話では、昔は駒ヶ岳山頂から直接『摩利支天』に延びる道があったそうである。さぞ急で滑りやすいに違いない。お話を聞いただけでも怖くなった!
奥の左に鳳凰三山、右は北岳。
奥の左に鳳凰三山、右は北岳。
いい具合いに夜が明けてきたのだが・・・ガスがモクモクしてきて・・・これはダメかも。
まだ時間に余裕がありそうだったので、小千丈ヶ岳には見切りをつけ、日の出が見られそうな高さめざし先に進んだ。
まだ時間に余裕がありそうだったので、小千丈ヶ岳には見切りをつけ、日の出が見られそうな高さめざし先に進んだ。
撮影機器:
装備
個人装備 |
薄手半袖BR上下
長袖シャツ
長ズボン
グローブ/雨用グローブ
中厚の靴下
登山靴
ヘルメット
行動食
非常食
水
レインウェア上下
ザック・ザックカバー
地形図
ヤマレコアプリ
GPS
腕時計
スマホ
カメラ
予備電池(GPS
カメラ)
モバイルバッテリー&コード
コンパス
メモ帳ボールペン
ヘッドライト
ファーストエイドキット
処方薬
ビニール袋
歯ブラシ
靴紐予備
Tペーパー
タオル2枚
防水袋/大ビニール袋
ナイフ
替えグローブ
レスキューシート
保険証<br />※持って行ったが未使用:帽子
サングラス
スパッツ <br />※登山時は小屋にデポ:調理道具(ジェットボイル
コッヘル
保温ボトル
3日分の食材)
小屋泊まりセット(インナーシーツ
アイマスク
耳栓)
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感想
2日間とも、天候悪化することもなく気温も下がってきたので非常に過ごしやすく歩きやすい山行だった。(ま〜汗だくにはなりましたけどね。)以前、北岳から甲斐駒・千丈を見てそれぞれの勇姿に是非歩いてみたいと思ったのだが、早く実現できて良かった。
感想としては、なんと言ってもそれぞれの山とその周囲の景色が素晴らしかった。登る前には甲斐駒ヶ岳はゴツゴツした山と思っていたが、白い岩肌で力強い山では有るものの優雅な一面があることを知った。逆に千丈はなだらかな山歩きを予想していたが、起伏に富んだ山容でなかなか登り甲斐もあった。
山小屋も多く、山行中に困ることもなく、リラックスした山歩きを楽しめた。
利用した大平山荘ではご主人の人柄もありくつろいで過ごすことができた。また、常連客のお一人から甲斐駒・仙丈や南アルプスについて過去から現在までのいろいろな話を聞いて、小屋泊まりの楽しさが倍加した。
ご主人や常連客の方には、ほんとうに感謝したい。
そして、ありがとう! 甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳!! ヨカッタよ〜。
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