谷川岳マチガ沢BC（四ノ沢）・白毛門BC（赤倉沢） 辛くも楽しかったBCダブルヘッダー(^^;

2015年03月06日(金) [日帰り]

• GPS: 09:39
• 距離: 20.6km
• 登り: 1,711m
• 下り: 2,444m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:53
• 休憩: 1:39
• 合計: 10:32

3:33 土合駅
3:43 3:50 白毛門登山口駐車場
3:56 3:59 東黒沢
5:35 6:05 松ノ木沢の頭
7:19 7:27 白毛門
9:23 9:23 マチガ沢駐車スペース
9:45 9:45 白毛門登山口駐車場
9:53 10:02 土合駅
10:57 10:57 天神峠
11:29 11:29 熊穴沢避難小屋
11:53 12:01 天狗の留まり場
12:30 12:33 谷川岳・肩の小屋
12:35 13:06 谷川岳（トマノ耳）
14:05 土合口（ベースプラザ）

天候

早朝☁　8時半以降☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

♦天神平スキー場♦　http://www.tanigawadake-rw.com/gelande/
谷川岳天神平スキー場
営業時間　※リフト最終 16:30
　平　日：8:00〜17:00（1月16日〜3月19日は9:00〜）
　土日祝：7:00〜17:00(1月1日は8:00〜)
ロープウェイ　片道1,230円
天神峠リフト　1回券　350円
※天神峠リフト運転時間は決まっていないので従業員にその都度確認が必要です
♦土合駅♦
駐車場　10台位（無料）

コース状況／危険箇所等

♦谷川岳遭難防止条例♦　http://www6.ocn.ne.jp/~tozan-ce/jyourei.htm
・12月1日〜2月末の冬山は危険のため危険地区では原則登山禁止
・3月中旬〜4月下旬（5月上旬）まで雪崩の危険が高いため危険地区では登山禁止
※冬期に危険地区を登山出来るのは3月1日〜3月中旬の期間だけです！
・登山ポストはベースプラザにあり
♦白毛門♦
・アイゼン・ピッケル必須
・降雪後は雪にクラックが隠れている所もあるので要注意です
・山頂直下は急斜面・クラック地獄なので無理は禁物です（人のことは言えませんが・・・）

その他周辺情報

♦湯テルメ・谷川♦　日帰り温泉　550円
http://www9.wind.ne.jp/mizukikou/sub35.htm

写真

3/6 3:35

♦♦白毛門BC（赤倉沢）♦♦
今日はBCダブルヘッターなので、土合駅からナイトハイクで白毛門を目指します

3/6 3:47

ペンションMAX脇から入って行きます

3/6 3:58

橋がナイフリッジになってる！
流石にここは渡りたくないので・・・

3/6 3:57

ちょっと左（西側）にスノーブリッジがあったのでそこを渡って行き、

3/6 4:04

トレースは残っていたのであり難く使わせてもらいました
この尾根の急登は半端ないですから！少しでも楽しないと！！

3/6 4:58

樹林帯を抜けると白毛門のピークも見えてきました

3/6 5:43

だんだんと夜も明けてきたけど、森林限界に出ると昨日の積雪でトレースは消えていました

3/6 6:19

松ノ木沢ノ頭から先は相変わらずのクラック地獄

3/6 6:42

ようやく☀が出てきました
モルゲン期待していましたが、東の空には雲が多くダメでした⤵

3/6 6:51

尾根に穴が？

3/6 6:52

ピッケルで叩いてみると幅30�僂離�ラックがはしっており、深さは5m位はありそうでした！
落ちたら自力では戻ってこれないでしょう？！

3/6 6:53

降雪後は雪でクラックが隠れてしまっているものもあるのでこの尾根は十分に注意が必要です！！

3/6 7:03

そして白毛門直下はこんな急斜面
ここで5回ほどアイゼンが外れました(゜Д゜;)

スノーボードはソフトブーツなのでキックステップを伐るとブーツが歪みストラップが緩み外れる原因になってしまいます

3/6 7:06

左（西側）には谷川連峰
モルゲン見たかったなぁ⤵

3/6 7:09

笠ヶ岳・朝日岳も見えてきました

3/6 7:12

急斜面を登り切りちょっと一安心

3/6 7:14

白毛門

3/6 7:17

3/6 7:17

3/6 7:19

凄い！クラックが、

3/6 7:23

登って来た尾根を振り返る

3/6 7:25

白毛門

3/6 7:29

おそらくココが白毛門のピーク

3/6 7:45

白毛門から直ぐの西側斜面には木が生えているので少し尾根を歩いていきます

3/6 7:38

白毛門を振り返る

3/6 7:42

ウツボキ沢、赤倉沢の反対側（東）に延びています
いつかココを滑って宝川温泉まで行きたいな♨

3/6 7:41

赤ラインが赤倉沢の滑走斜面

3/6 8:17

3/6 8:17

朝日岳の美味しそうな斜面

3/6 8:18

軽い朝食を済ませ行きます

3/6 8:30

上部斜面はカリカリ

3/6 8:34

谷川連峰を望みながらの滑走、ロケーションは最高でしたがカリカリの斜面を滑るのに景色を見ている余裕はありませんでした

3/6 8:34

少し下ると硬い雪質は変わりませんが、パウダーの吹溜りがたまに出てきました

3/6 8:40

湯檜曽川に出たら左へ滑れるところまで行き、

3/6 8:44

あとは湯檜曽川に沿ってずぅっと歩いていきます

3/6 9:48

ペンションMAXから土合駅の方へトレースが続いていたので、近道なのかな？と思って辿っていくと、

3/6 9:54

土合山ノ家に着きました

3/6 9:56

雪の壁から覗くと土合駅裏
いうまでもなく道路に戻り帰りました(*_*;
やっぱり人のトレースを当てにしてしまってはダメですね！！

3/6 10:02

ちょっと遠回りをしてしまったけど無事、土合駅に到着

3/6 10:46

♦♦谷川岳マチガ沢BC（四ノ沢）♦♦
早速ロープウェイに乗って、

3/6 10:49

天神峠ペアリフトに乗って、

3/6 10:54

天神峠へ

3/6 11:04

平ヶ岳・至仏山・武尊山もよく見渡せます

3/6 11:11

沢山の先行者の踏み跡のお陰で楽チン楽チン(^^)

3/6 11:19

谷川岳

3/6 11:20

3/6 11:20

3/6 11:31

3/6 11:32

熊穴沢避難小屋
すっぽり雪に埋もれていると思ったら、

3/6 11:33

凄いっ！　
入口までちゃんと除雪されている(゜Д゜;)

3/6 12:00

天狗の溜まり場

3/6 12:01

雪田
美味しそうな一枚バーンです（涎）

3/6 12:23

肩ノ広場までの最後の登がキツイ

3/6 12:34

谷川岳肩の小屋

3/6 12:36

肩ノ広場分岐

3/6 12:40

万太郎山まで続く尾根

3/6 12:37

マチガ沢を見まわすと四ノ沢だけに一本の滑走跡がありました

3/6 12:38

マチガ沢本谷の様子を見るために谷川岳（トマノ耳）へ行きますが、

3/6 12:43

マチガ沢本谷には滑走跡が無く、雪質も硬そうに見えたので諦めました(>_<)

3/6 12:43

なので奥の（オキノ耳）1977mには行きません

3/6 12:44

トマノ耳で一人のボーダーの方がいたので『何処滑るんですか？』と聞いたら『四ノ沢かな』と言っていたので、自分も滑走跡のある四ノ沢を滑ることに決めました！！

3/6 13:05

マチガ沢下流

3/6 13:16

何処から見てもマチガ沢本谷は壁です(*_*;

3/6 13:12

昨シーズン滑った三ノ沢もそうでしたが、ドロップPからは滑走する谷の様子は分かりません
滑ってからのお楽しみです(^^;

3/6 13:21

本日マチガ沢系を滑ったのは自分を含め3人だけ
3月になれば条例が解禁になりボーダー天国になっているはずなんですが！？

3/6 13:22

谷も広く雪質も最高のパウダー♪

3/6 13:24

そして真っ青な空、最高の条件が揃いました♫
早朝のカリカリ斜面の赤倉沢とは大違いです！！

3/6 13:27

シュプール

3/6 13:31

何処までも続く最高な斜面・雪質

3/6 13:31

マチガ沢（四ノ沢）最高でした(^^)/

3/6 13:47

帰りは雪に埋もれた林道を歩いて行きます

3/6 14:06

そして谷川岳ベースプラザに到着
BCダブルヘッターお疲れ様でした♪

3/6 14:47

帰りはいつもの【湯テルメ・谷川】で温まって帰りました♨

撮影機器：

α NEX-3N SONY

感想

Maie

2015.03.06　谷川岳マチガ沢BC（四ノ沢）
途中でバッテリー切れました



2015.03.06　白毛門BC（赤倉沢）



白毛門の急登・クラック地獄は積雪期に2度登っているので重々承知でしたが、ソフトブーツ/アイゼンの組み合わせでは登るものじゃないないなと実感しましたっ！！
あの白毛門の斜度45°前後の斜面でキックステップを伐って登っていくとアイゼンが5回も外れてしまうんですから((+_+))
あそこで滑ったら何処まで落ちて行くか分かりません
なので赤倉沢BCにはもう来ることはないでしょう！？

湯檜曽川を挟んだ赤倉沢の向かいにある一ノ倉岳から延びる芝倉沢の方が赤倉沢に比べ、斜度はちょっと緩めですが、谷幅も広く、滑走距離も長く、一ノ倉岳直下の登りは急ですが白毛門のような危険度は少なくお勧めです！

谷川岳は条件が良ければマチガ沢本谷を狙っていましたが、本谷には滑走跡がなく一人でドロップする勇気はありませんでした(>_<)
マチガ沢系で唯一滑走跡があったのが四ノ沢、トマノ耳でお会いしたボーダーも四ノ沢を滑るとの事だったので自分も四ノ沢を滑ることにしました

ただ昨シーズン三ノ沢を滑走した時は上部の急斜面は完全なアイスバーン、下部はデブリ地獄だったので慎重に滑っていきました
滑り終えると何処までも最高の雪質で、今思えばもっと思い切って滑っていけば良かったなぁとチョット後悔してしまいましたがとても楽しかったです(^^♪

雪質が違うだけで天国（パウダー）と地獄（アイスバーン）
まだまだ自分の思い通りに滑る事が出来ませんが、雪質・地形にとらわれず対応して滑走できるように頑張らないとって感じです( ｀ー´)ノ