ニセ巻機山まで ヌクビ沢→ 三沢 ガッツリ素敵な沢でした⭐︎
- GPS
- 08:11
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 1,170m
コースタイム
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ⚫︎登りは全般を通じて沢コースです。山と高原地図によると、ヌクビ沢出合まで実線コース、そこから先は割引岳方面に破線ルートが伸びていますが、この辺りは全般的にしっかりした沢と捉えた方がいいでしょう。沢装備なく、または心の準備もなく一般登山道の感覚で捉えてこのルートに踏み入ると、かなり面食らうと思います。 なお、巻道も多少ありますが、草付きの泥濘急斜面が多く危険度もそれなりだと思います。転滑落、水没要注意。 ⚫︎ヌクビ沢近辺は、景観もよく気持ちのいい沢登りが楽しめます。ラバーソールがよく効きました。 ⚫︎三沢(みくらさわ みつくらさわ)はヌクビ沢分岐の二俣で稜線に向かって右側の沢になります。岩のヌメリが増えてきて、また岩登りの難易度も格段に上がります。ロープ出しの滝登り、高巻きの急登藪漕ぎが何度か現れました。 特に、脱渓の雰囲気が近くなってきた頃からのヌメリの多いチムニー様登りや細く削られたV字状急斜面岩場の滝の直登は、巻き道も無く逃げ場がありません。ヤマレコによると、ミクラ沢だけに関しては沢登り2級、クライミンググレード犬箸了で、我々の実感とも一致しました。 このやらしい最後の部分を逃げるとすると、ミクラ沢の最終二俣で左手からの明るい沢が入り込んでいるところを進む事で回避出来そうですが、左からの沢の様子は分からないのでその難易度は不明です。 脱渓からの登山道復帰は多少の藪漕ぎになります。笹が少し鬱陶しい程度で、容易に復帰可能です。 |
その他周辺情報 | 金城の里 日帰り入浴 内風呂のみ露天風呂なし 大人350円 ボディーソープ リンスインシャンプーあり 塩沢そば処(へぎそば)田畑屋 リーズナブルで美味しかった |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
アッセンダー
渓流シューズ
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感想
ハルボ―さんとEちゃんと約束していた連休。
天気は急変し24日のみが良いっぽい。
沢ならもちろん初心者コースで。
以前の米子沢は初級コースとは思えず私にとっては上級だったので、
ネットで調べたらヌクビ沢は普通の登山靴や沢装備じゃない人も行っている
感じ。ところがどっこい!!当日の朝、駐車場の係のベテランさんがヌクビ沢では遭難事例多発死亡事故も出ている。米子沢より危険とのこと。
本当にドキドキで行ってきました。Mさんのお助けスリングとロープ出し、二人から引っ張り上げてもらったり、3人の的確なルーファイで行って来れました。
巻き道があっても掴むところが頼りない草っていうようなところがいっぱいで
本当に私にとっては危険なコースでした。
今回もまた生きてゴールができたことを嬉しく思います。
みんなーーー本当にありがとう。
諸事情により久々の山行になってしまった。。。
元々沢の約束をしていた日程だけど、いつの間にやら秋雨前線の影響で読めない天気予報になっている。
土日、どちらにしようかという日程選びからMちゃんを翻弄させることとなる。仕事で激多忙のMちゃんと、なかなか連絡がスムーズに取れないままついに金曜日の夕方になってしまった。木金と雨も降り続いていて、沢に入るには第一候補の土曜日がかなり心配になってきたところで最後にMちゃんが決断。『所用を調整するので日曜日にしましょう』とのこと。行く沢も最後まで決まらず、何と無く前に話していた巻機山に決まった。
翌日、Mちゃんと向かう登山口までの車中の会話は重い話でスタート。そんな中、Mちゃんが調整してくれた所用の話題となり、なんと、今日は新しく購入したバイクの納車日だったという。本日の日曜日が大安だったのでこの日を予定していたが、急遽昨日の土曜日に変更してもらったとのこと。そう、、、つまり仏滅の土曜日への納車に変更してくれたという、、、。 あ〜、Mちゃんマジでごめんm(._.)m 頼むから事故らないでぇ!そんな事になったら私たちもこの日をかなり後悔します(・・;)
さて、そんなバタバタで始まった巻機山のヌクビ沢→三くら沢。地図にも登山道表記があるからまぁ余裕でしょう!と気楽に構えていましたが、いきなりhapiraさん達が話した駐車場のオッチャンからの情報でその考えが甘いと判明します。『米子沢より難しい』『今年の沢の事故は全部そっちのルートでそのうち1件は死亡事故』とのこと。ひぇー!人生沢登り2回目なんですけど(^◇^;) もうMちゃん頼みだと思ってMちゃんを見ると、ハーネス無しで登っていくじゃんね。。。Mちゃん、一般登山道だと思ってロープ出す気無いな〜(^◇^;)と思いつつも、まぁ几帳面なMちゃんが手抜きの装備な訳はないだろうと思い直してとりあえず恐る恐るスタートです 笑。
最初は登山道表記もたくさんありつつ、確かにかなり歩き慣れてる登山者なら水没さえ気にしなければ歩ける所だなと思いながら進みます。が、徐々に支流との合流点をやり過ごしていくと難易度が上がってきました。ヌメリが強くなってきて手足が滑って登れない。三くら沢からは練習のつもりで出してもらったロープすら使うことが出来ず、最初の大滝は高巻きます。
その後は、全く逃げ場の無い直登滝を何とか登る。ヘルメットの上からずっと降りかかる滝行を続けて、もう寒いなんて言ってられない状況で、必死に滑落しないように手掛かり足掛かりを探します。無ければコケや草付きの束を掴んで膝と肘とお尻も使って9点支持で這い上がるレベルσ(^_^;) 脱渓する頃には結局全身ずぶ濡れになってました。
そんな感じで、途中の二俣まではすごく順調で、10時には稜線ついちゃうね〜♪ なーんて話していたのに、蓋を開けてみれば三くら沢で存分に時間を使い果たして2時間半遅れの到着に。16時までには帰宅したいというMちゃんの希望はかなり危うい路線になってしまいました。
それでも4人でワイワイ楽しく時に激しくビビりながら登る沢はとても新鮮で、また巻機山の景観も本当に天国かと思うようなツメが待っていて、総合的に大満足の沢登りが楽しめました!
Mちゃん、仏滅の納車にしてくれた上に、私たちのお世話まで本当にありがとう(^^) 懲りたかも知れないけど、また忘れた頃に沢のご一緒よろしくお願いしまーす!!
hapiraさん、Eちゃんもいつもサポートありがとう♡また2週間後にね(^_−)−☆ 晴れるといいね〜。
最後の二俣は左を選択しましたが、最初は歩きやすかったのです、途中では濡れて滑りやすい岩や、ザレや急斜面など詰めにかんしてはこっちの方が大変だったと思います。
いずれにしても、大変だったけどお互い無事で良かったです✌️
お二人が左に見えなくなった後、藪漕ぎで遠目にお姿が見えたのでペース的に考えてもどちらも同じキツさだったかな😅って考えてました〜笑。
いずれにせよ、お天気が良くて何とか無事に楽しめました☺️ありがとうございました!
何でもこなしてしまうのですね。素晴らしい。
そして羨ましい😊
唯一苦手だった川に挑戦してるのは自分でも意外なんですけど、登ると必死で達成感はありますね(^^) でもやっぱり、かなり怖いです(・・;) 雪山だと安心感があるし、足元がスキーで固定されてるともっと安心感があるんだけどなぁ〜。小さな頃から培った慣れってありますね。三つ子の魂百まで、ですわ😆
ハーネスにヘルメット、素敵です(^^)/
綺麗で面白そうな沢ですね
静岡神奈川アイチ三重などの太平洋に流れる沢はヒルが多くて立ち止まると沢山に吸血されます。
日本海側や雪の降る高い山の沢は綺麗でいいですね!
この時期は虫も少ない?
沢も始めたんですよ〜!って言っても、ベテランMちゃん頼みでしか無い、連れてって山行しか行けないんですけど、、、(^◇^;)
太平洋側の沢ってそんな恐ろしい事になってるんですか!!考えただけでも恐怖です〜。この時期は藪蚊も少なくて快適でしたよ(^^)寒いですけど。
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