奥の畑一の谷を詰めて真西尾根
- GPS
- 08:24
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 974m
- 下り
- 988m
コースタイム
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 8:24
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
携帯
タオル
ストック
カメラ
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感想
3ヶ月ぶりの山歩きになりました。繁忙期も落ち着きましたので、まだまだ暑いですがお山へ足を向けられる様になってきました。
さて、久しぶりにどこへ行こうかと思案していましたが、雨乞西峰から展望しながら昼飯を食べたい!それなら奥の畑一の谷から西尾根だなあ。グリーンの清水頭もいいなあ、大峠までの二次林をブラブラするのも良いなあ、なんて思っているうちにルートができました。帰りはしばらく歩いていなかった、つるべ谷の様子を確認がてらにしましょう。
朝の千種街道は清々しい空気に包まれて、ようやく秋の気配です。なんだか嬉しくてテコテコハイペースで奥の畑分岐までやってきました。道際にはきのこ類が顔を出しています。一の谷との出会いで渡渉し、尾根末端の窯跡で靴紐の締め直しをしていると、やってきましたね奴が!まだまだ温度があるのでヒルチェックは欠かせません。
大雨の影響か、少し谷の様子が変わった気がします。大きな岩が不安定そうにしています。座っていた川床がえぐられて少し転がったのでしょうか?しばらくすると左岸に大栃の木が立っています。一の谷の主様みたいです。やがて小さな石舞台のある桜平(私の勝手な呼称)につきました。森の動物のリーダーがこの石の上に立って、何やら集会でもしているかのような場所だなあ、なんて想像しています。山桜の頃再訪しましょう。
西尾根の鞍部が見えてきましたが、ちょっと気が変わって一の谷をそのまま詰めてみようと思いました。上部はかなり急峻なので真西尾根に逃げるつもりです。ここまではピンクテープもありますが、ここから先は全くありません。どうもあまり人が入っていないようです。両岸の山肌が迫り杣道もありません。谷心を歩いていると、左手に暗い小さなV字谷があり、どうやら西尾根の古い崩壊地に続くようです。本流をもう少し遡ると二股になっており、いよいよ本流の左股は険しさを増してきました。一方右股は上部が明るく源頭部の雰囲気があります。どうやら真西尾根の平坦部に出られそうです。尾根に這い上がるとちょうどP1048の東側あたりで、人心地つきました。あと一息、真西尾根の急登を凌ぎ西尾根を少し下れば、雨乞西峰で展望ランチが待っています。
西峰からは大展望が堪能できました。空気が澄んでいるのか、湖東平野から比良山系、両白山地、白山、御岳山までよく見えます。ひとしきり眺めを楽しみ、満足のお昼ごはんでした。
さて、雨乞本峰に登り返し、すぐに縦走路へと進みます。上から見下ろすグリーンの清水頭の稜線は伸びやかで気持ちのいい眺めです。清水頭で休んでいる先行者2名を追い抜き、樹林帯へ下ってきました。P1014の西側の山毛欅のコルからゆったりと尾根は広がり、山毛欅の混じる二次林をブラブラとさまよいながら静かに緑のシャワーを楽しみました。尾根が痩せてくるとシャクナゲが増えてきます。大風で倒れた木の枝などで歩きにくい所もあります。前回より荒れた感じでした。途中の展望岩から雨乞を望み、しばらくすると大峠へ一気に下ります。
大峠からつるべ谷へ下るルートは地形図に記載さてていますが、あまり歩かれていないのか、不明瞭です。渡渉が幾度となくありますが、大雨の影響か谷の雰囲気も荒れた感じがありました。それでも注意箇所はピンクテープによる的確な指示がされているようで、よく見ながら歩けばそれほど支障はないでしょう。整備をされた方に感謝です。
やがて水量が増えてきたなと思ったら、藤切谷と合流し千種街道へ戻りました。3ヶ月とはいえ、やっぱりブランクがあるなあと感じます。それでも心地よい疲れで良い一日が過ごせました。
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