雨乞岳・清水頭【真西尾根への新ルート偵察と千種街道の紅葉】
- GPS
- 08:33
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,213m
- 下り
- 1,220m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 8:33
天候 | 晴 微風 【気温】鳴野橋:9℃ 東雨乞岳:12℃ 蓮如上人旧跡:15℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
への案内板で甲津畑林道に出て右折→永源寺グリーンランド入口を見送り 藤切川に架かる鳴野橋手前の路肩スペースに駐車。 (湖東三山スマートインターを利用) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【仮称:一ノ谷左岸尾根】 評価:◎ 一ノ谷の左岸はco750m辺りから尾根形状となり登り始め、 傾斜を増しながら徐々に谷から離れていく。下生えも薮も無い 歩きやすい尾根がco960mで尾根を併せ、真西尾根となって続いていく。 《備忘録》 ルート:2 評価:△ 奥の畑・上の平原に入る手前の谷の左岸に東向きに延びる尾根がある。 急斜面を攀じるとやがて明確な尾根筋に変わり、岩稜やしつこい藪との 格闘が続き、co900mを過ぎルート:1と合流する。 co1000mを過ぎると藪から解放される。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4795615.html ルート:1 評価:〇 奥の畑谷が東向きに変わった場所から北東に延びる尾根を使いco1010mで真西尾根に乗る。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1560059.html |
写真
感想
テーマは二つ、一ノ谷から真西尾根に上がる左岸尾根の偵察と
奥の畑&千種街道の紅葉狙い、そんな計画を立てていたが
二週ほど遅れてしまったので紅葉狙いは諦めて甲津畑へ向かう。
鳴野橋で身支度をしていると、ライト無しでも歩けそうな明るさに
なってきたのであわててお握りを頬張り出発する。
しばらくして対岸の山並みが見えるほどの明るさになってくると
諦めていた紅葉だったが、終盤ながらなんとか見頃の状態で待っていて
くれたように見える。
桜地藏尊で体温調整を済ませ吊り橋を渡る頃には、今回のテーマに
紅葉狙いを加えても良いと確信したが、楽しみは午後に残しておいて
千種街道と別れ奥の畑谷から一ノ谷へ入る。
ガレのような小さな谷が左から合流する辺りでそのまま左岸を進むと
分岐を示す目印が付けられ、明らかな尾根が南東へ向けて登っていく。
しばらくは左手に本流を見下ろしながら登っていくが、左手の西尾根と
背比べしながら徐々に離れていく。
しばらくして勾配もきつくなってくるが、足元を遮る藪も下生えもなく
尾根自体は歩きやすかった。西尾根と比べても急登はさほどでもなく
アップダウンも、紛らわしい尾根に迷う事も無く真西尾根のガレの
展望地に到着する。下りの場合は曖昧に尾根が分かれる地形のため
難易度は上がるが、奥の畑谷から真西尾根を目指す最有力の尾根として
「一ノ谷左岸尾根」を推奨できそうだ。
高曇りのような天候で遠望は叶わなかったが、落葉のため見通しが
良くなって、地形の観察に有利な季節になった事も幸いして今回の
偵察は収穫が多かった。
西尾根に合流してからは、西峰を含めて雨乞岳の全ピークを登り、
稜線美を誇る清水頭から奥の畑を経由して千種街道へ戻る。
今回も定番のようなコースで歩いたが、奥の畑に漂う晩秋の雰囲気や
何とか間に合った千種街道の紅葉に出逢えて満足度の高い山行だった。
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