大菩薩嶺(拾得カメラを届けて遭難者救助を知る)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,103m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して、道標が整備されている。雪道は殆どのところでトレースがあり、踏み抜きはなかった。雪山なので重登山靴を使用。 <駐車場〜丸川峠> ・よく歩かれている道で、急登も少なく歩きやすい。 ・標高1700mあたりまで雪はない。凍結箇所が2ヶ所あったが、距離が短いのでアイゼンはつけなかった。 ・丸川峠の手前150mあたりから雪道になった。 <丸川峠〜大菩薩嶺> ・雪はよくしまっていて、慣れていればアイゼン無しで歩ける。凍結箇所はない。トレースの消えている所もあったが、方向はよくわかるので迷うことはない。一部で左側が切れ落ちている狭いところがあるので、ゆっくりと歩くとよい。 <大菩薩嶺〜大菩薩峠> ・快適な稜線歩きが楽しめる。雪道なので、歩きやすい。少し風があったが、ハードシェルを着ることはなかった。 <大菩薩峠〜上日川峠> ・凍結箇所が多くあり、アイゼンは必須。 ・道は歩きやすい。 <上日川峠〜駐車場> ・登山道には凍結箇所が多くある。アイゼンは必須。下るにつれて、土の出ている部分が多くなるが、凍結箇所が出てくるのでなかなかアイゼンがとれない。標高1300mくらいでアイゼンをとった。 |
写真
感想
静かな雪山ハイクを楽しむことが出来ました。丸川峠経由で登りましたが、1700m付近まで雪はなく、凍結箇所も少なかったので、思っていた以上に登りやすかったです。雪道になっても凍結箇所が殆どなく、アイゼンを着ける必要を感じない快適な雪山ハイクができました。コメツガの樹林帯に入って、トレースの消えているところがありましたが、距離的に短くすぐにトレースが現われました。トレースのおかげで踏み抜くことはありませんでした。
雷岩からの稜線歩きは、期待通りの展望に気持ちのよい歩きが楽しめました。風がありましたが、持参していたハードシェルを着ることはありませんでした。
大菩薩峠から勝縁荘の区間と、上日川峠から裂石の区間の登山道は、凍結箇所が多く、アイゼンは必須です。特に裂石への道は、凍結箇所が断続的に出てくるので、下るにつれて土の部分が多くなってもなかなかアイゼンがとれません。結局1300mくらいまで着けていました。
大菩薩峠からの下山時にカメラを拾いました。そこまでに単独行2人と2人組と出会っていたので、その中の人のものと思われます。帰りに山梨県日下部警察署に届けておきました。心当たりの人がこのレコを読まれた際は、日下部警察署に連絡をとってみてください。
電話番号は、0553−22−0110です。担当は会計課です。
警察署で遭難事故があったことを聞きました。11日に入山した単独行の男性が、砥山方面に迷い込んだらしく、今日になって無事に救助されたとのことでした。まだ初心者で地図の見かたがよくわからずに、携帯連絡で自分の位置をうまく伝えられなかったのが、救助までに時間がかかった理由のようです。2日もビバークされたようですが、装備がしっかりとしていたのと、天気のよかったのが幸いしたと言われていました。私の場合、雪山には必ず登ったことのあるところしか行きません。大菩薩嶺も4回目です。皆さんも気をつけて下さい。
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