【一泊二日テント泊】蝶ヶ岳〜常念岳 三股周回
- GPS
- 17:29
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,308m
- 下り
- 2,319m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 10:11
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
テント一式
防寒着
食料二日分
OD缶ガスバーナー
水(ボトル0.75L+タンク1.0L)
行動食
GPS
常備薬
|
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感想
金土日の三連休。
予定では東北の紅葉を見に行こうと半年以上前から宿やらを抑えて計画していたが、今年は紅葉が遅く、まだまだ青葉が多い状態。
これでは行ってもしょうがないので東北は中止にして、以前から行きたかった北アルプス蝶ヶ岳か中央アルプス木曽駒ヶ岳でテント泊に変更。
当日ギリギリまで天気予報を見ていると中央アの方が好天。
しかし中央アは花のシーズンに行きたいと思っていたし、ガッツり歩きたかったのもあり、北アの蝶ヶ岳〜常念岳をテント泊で縦走することにした。
【一日目】
夜中12時ごろに自宅を出発して4時頃に三股駐車場に到着。
駐車場は6〜7割埋まっており、後から続々と車が入ってきた。
気温は10度くらい、ざわざわと冷たい風が吹きすさび、重装備を担いで歩くにはちょうど良い体感温度。
一睡もしていないので目を瞑ったら寝てしまいそうな状態で歩き始めるが、日が昇り
森林帯から常念岳の稜線が見え始めるとテンションが上がり眠気は吹き飛んだ。
三股から蝶ヶ岳までの急登は覚悟していたが想定していたほどでもなく、割と楽に登ることができた。
心拍数が上がらないよう意識してゆっくりと歩いたことで体力を温存できた。
蝶ヶ岳の稜線からは穂高連峰を一望できて最高のロケーション。
蝶ヶ岳は今まで天気が合わず延期にしていたが、その甲斐があった。
蝶ヶ岳ヒュッテでテントを設営したあとは休憩して槍蝶まで散歩。
稜線の紅葉はいまいちだったが、一部綺麗な紅葉を見つけては写真を撮り、穂高連峰の絶景を眺めつつまったりと贅沢な時間を過ごせた。
暇つぶし用にスマホに映画を仕込んでいたが、一切見ることは無かった。
夕方から風が強くなり、テントがバタバタと揺れるほどの強風が一晩中吹いていた。
気温は想定していたよりも下がらず、おそらく氷点下には至ってないと思われる。
【二日目】
風の音で3時頃に目が冷める。
その後は寝ようにも寝られなかったので起きて早めの朝食。
朝日とモルゲンロートを堪能し、テントを片付けて常念岳縦走を開始。
テントを担いでの本格的な縦走は今回が初めて。
常念岳手前の岩場のアップダウンは登りごたえあるが、景色がとても良いので楽しく歩くことができた。
常念岳から三股へ降りる際、常念岳〜前常念の岩場で足に疲労を感じ始めた。
それほど傾斜は無いが、テント装備を担いで斜めになった岩を足場に降っていくのはとても足に負担を感じた。
前常念から森林帯へ入るまでの急登が追い打ちとなり足が限界。
森林帯から三股までも急登が続き、普段ならもう少し軽快に歩けるようなところもゆっくりとし歩けず、歩いては休憩し、現在地を確認しては全然進んでいないことにガックリしてを繰り返し、段々腹が立ってきた。
それでも日没までには十分間に合うので(ヘッドランプもあるので問題無い)転倒や怪我だけはしないよう注意しながら歩き続けて、予定よりも1時間遅れで下山。
体力的にはまだ歩ける余裕があったが、足が限界で筋肉不足を実感した。
常念小屋でもう一泊していれば余裕のある下山ができただろう。
翌日には久しぶりに筋肉痛になり階段の昇降に苦労した。
今回の経験で自分がどれだけ歩けるのか分かり目安が出来た。
次にテント泊縦走する際の参考にしたい。
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・荷物の軽量化について
今回の総重量は15kg
初めてのテント泊から色々と買い替えたりしているのでパッキングはしやすくなっているが重さはあまり変わっていない。
全部必要と思うものを揃えているので減らすことはできない。
食料は少し余分に詰めているが、それらを減らしたところで大した軽量化にはならず、むしろ想定外なことが起きた際のリスクを考えるとやはり食料は減らせない。
大きく軽量化を図るならザックやテントをUL系に替えるしかないと思う。
現状の装備で安全にテント泊縦走をするためには、この重量に耐えられる身体を作るのと無理のない日程で登山を計画するのがベストだろう。
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