記録ID: 6045289
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
谷川岳
2023年10月13日(金) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:29
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 869m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:24
距離 9.5km
登り 1,451m
下り 873m
12:29
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
「日本三大急登」の西黒尾根を登りました。標高差は約1200メートル、傾斜は平均約20度と言われます。登山口からいきなり胸突きの急登が始まります。粘土質の道で木の根が露出して滑り易いので注意してください。ブナ林を30分ほど登ると傾斜が幾分緩やかになりますが、再び急登になります。1時間40分ほど登ると樹林帯を抜け、見晴らしがいい岩場に出ます。ここからラクダの背まで鎖場が連続します。ほとんどはスタンスがとり易い岩で問題なく通過できますが、磨かれて滑る箇所があるので注意してください。ガレ沢のコルを過ぎると岩稜歩きです。右側はマチガ沢、左側は西黒沢です。急な傾斜が続き尾根歩きもありますが、足場が広いので高度感はあまり感じません。スタンスが取りやすくホールドポイントもあります。後方に広がる眺望を楽しみながらゆっくり登るといいでしょう。黄色のペイントマークを見落とさないようにしてください。ザンゲ岩付近まで行くと笹原の道となり歩き易くなります。登山地図などのコースタイムを参考にしてペースを保ちながら登ってください。西黒尾根は雨の日や岩が濡れている時、見通しが悪い天候下では危険度が増します。下りはとくに要注意です。天神尾根の下りは天狗の溜まり場付近までゴロゴロした石が多い急な下りが続きます。溜まり場を過ぎると石は少なくなりますが、熊穴沢避難小屋までは急で随所に岩場があります。鎖場も3ヵ所あります。小屋を過ぎると傾斜は緩やかになり、途中から木道に変わります。木道は湿っていて泥が付いて滑り易い箇所があります。鎖場がありますが傾斜は緩やかです。所々に登山道整備のために小石を詰めたナイロン製(?)の「かご」のようなものが埋設されています。枠が紐のようになって露出していて、足を引っかけると転倒する恐れがあります。注意してください。 |
その他周辺情報 | 水上温泉、湯檜曽温泉。日帰り入浴できます。他にも観光施設がたくさんあります。 |
写真
感想
3度目の谷川岳。以前から挑戦してみたいと思っていた西黒尾根を登りました。「日本三大急登」と言われるだけあって登山口から胸突きの急登が続き、ラクダの背まで鎖場が次々に現れます。ガレ沢のコルからは見上げるような岩稜が延々と続きます。威圧感がありますが登るにつれて前方には谷川岳の双耳峰が間近に迫り、右手にマチガ沢から紅葉の東尾根、左側には西黒沢から天神尾根、振り返ると白毛門や燧ヶ岳、至仏山、上州武尊山、赤城山、榛名山、はるかに富士山の眺望が広がり、疲れを忘れさせてくれました。2年前、天神尾根ルートで初めて谷川岳に登った時に西黒尾根を見て「自分には登れない」と感じました。それから「いつかは西黒尾根を」と思いながら山行を重ね、ようやく実現しました。好天にも恵まれて紅葉や眺望を楽しみながら登ることができ、達成感がある登山でした。
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