木曽駒ヶ岳 白と群青のコントラスト
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 02:22
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 443m
- 下り
- 481m
コースタイム
天候 | 曇/晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
入口のバスセンターからしらび平駅行きバスに乗車。 バス+ロープウェイ往復3,900円のところ、 ホテル千畳敷の天然水コーヒー付きで2,900円のプランを利用しました。 |
その他周辺情報 | 早太郎温泉露天こぶしの湯(バスセンターから車で約5分)が、 2900円プランの利用で100円割引になります。 途中、田園風景越しに南アルプスの展望がとても美しく、 思わず車を停めて見入ってしまいました。 畑に車を乗り入れて、何かポスターっぽい撮影もしていました。 |
写真
感想
しばらく運休していた駒ケ岳ロープウェイが3/22に運行を再開。
北八ツを山小屋1泊でのんびり歩こうと予定していたのですが、
相方が情報を仕入れてきて躊躇なく変更。相談というより通知でしたね(笑)
運行再開後初めての週末、しかも天気予報は晴。
人が多いのは覚悟の上でしたが、意外とそこまではなく駐車場もゆったり。
とは言っても、駐車場に6:45着でも始発バスの補助席にやっと滑りこみ。
まだ4〜50人は残っていて、10分後に臨時便が増発されるそうですが、
それだとロープウェイの始発には間に合わないところでした。
ロープウェイで一気に標高2,612mのしらび平に立つと、
伊那谷を挟んで南アルプスの大展望。
なのですが、天気予報はどうしたのと言いたい曇天。。。
千畳敷を囲む、島田娘や宝剣岳の岩峰から吹き下ろす地吹雪の中を、
今まで使う機会のなかったバラクラバを被って出発。
雪崩の危険が大きいため夏道は通行禁止、一旦千畳敷カールの底へ下りていきます。
夏なら宝剣岳を湖面に映す剣ヶ池のあたりですが、今は一面の雪原です。
風はまったくなく、暑くてすぐに汗まみれ。
バラクラバを脱いで、手袋も冬用から普段使いの豚さんにチェンジ。
夏だったら、乗越浄土に向けて岩場をジグザグに登っていきますが、
この急斜面というかほとんど壁を直登です。
刻まれたステップを踏んで、あるいはそれをはずしてキックステップで登ります。
振り返ると、うへぇ〜。。やっぱり壁。
帰りはこれを下るのかと思うと絶望的です(笑)
乗越浄土からは曇天ながらも、
間近に聳える宝剣岳や三ノ沢岳の向こうに中央アルプスの稜線が空木岳までうねり、
南アルプスや富士山、八ヶ岳の大展望が楽しめます。
雪に埋もれた宝剣山荘の横をまわると、中岳の裾の先に御嶽が見えました。
まだ噴煙が上がり、雪がかすかに黄色がかっています。
中岳から先ではずっと大きく見え続けていた御嶽ですが、
ここからの御嶽が一番印象的でした。
とは言っても、中岳から見えた御嶽は堂々としていて見惚れてしまいました。
突然の噴火から半年、まだあそこで眠っている方がいるのですね。
あらためて合掌です。
中岳の手前で空が暗くなりどうなることかと思いましたが、
木曽駒に着くころにはすっかり快晴。
青というより群青色の空とすっきり澄んだ空気、
乗鞍から北アルプスもくっきり見えて感動の大展望でした。
乗越浄土からは、緩み始めた雪の急斜面を一気に下ります。
右下がりのステップを辿って下りますが、
体が捻じれているからか、腰が痛み始め耐えがたい。
2/3ほど下りたところでギブアップ。
傾斜もやや緩んだよねと尻セードで大滑走。
なんとか千畳敷駅にたどり着きました。
あとは、南アルプスの大展望を楽しみながら、
ロープウェイとバスを乗り継いで菅ノ台へ向かうのみです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する