奥多摩三山縦走(峰谷橋〜三頭〜御前〜大岳〜御岳)
- GPS
- --:--
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,305m
- 下り
- 2,002m
コースタイム
- 山行
- 10:51
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 11:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
御岳…:ケーブル・御嶽駅行きバス・青梅線・奥多摩駅発小河内方面バスと乗り継ぐが、御嶽駅の待ち時間が長めなことをのぞき問題なし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ポストは特にないので、警視庁への何らかの提出が本来必要。 ドラム橋:暗いなかのへッデンではゆれもあって怖いのだが、写真でうまく現せず。 ヌカサス尾根(登り口〜三頭山):噂どおりの急登りで高低差以上に厳しい。イヨから一回落とされるのも厳しい。また三頭山北面直下は雪が凍結した箇所がありやや危険はなくもないがアイゼン系を取り出すほどでもない。 三頭山ピーク3箇所:非常に整備が良い。 三頭山から見晴らし小屋:行き止まりとある方向ながらしっかりリボンがあったので行ってしまったが、北東へ降りる別尾根であり見晴らし小屋に行きそうにないことからとラバース。この間の時間がタイムロスになったか?都民の森エリア内が想定以上に難があり時間がかかった。 都民の森敷地からの分岐(砥山直下)から月夜見山方面。結構ザレ気味。 都民の森に関わらず、公園扱いの管理が入っているところ(惣岳山〜御前山避難小屋)とそれ以外で極端。 月夜見山Pから小河内峠:快適な稜線道で、左に奥多摩湖のダムサイトあたりを望める。 小河内峠〜御前山:途中の惣岳山をトラバースさせてくれないのが嫌らしい。ここから一旦下ってそれ以上に上り返す。御前山は賑わっていたが、三頭山で風景は満足し、とにかく水の補給がしたかったので御前山直下の避難小屋に急ぐ。 小屋は非常に立派で、水もしっかり出ていた。 御前山〜大岳山直下:危険なほどの箇所はない 大岳山直下〜大岳山:急登の上直登道が閉鎖だったり、正規ルートの階段も外れかけのものあり。階段の建てつき不良の件は御岳の小屋の方に連絡しておいた。 大岳山〜鍋割〜奥の院:大岳あたりから東京方面の眺望が抜群。下り側も怪しげなトラバース・急坂あり。奥の院への上り返しもきつく、ここから神社が意外に遠くて驚く。 奥の院〜神社〜ケーブル駅:神社直下まで気が抜けず。ここからは観光を楽しんだ(神社の宝物館とか)。 |
その他周辺情報 | 前泊:峰谷橋駐車場 丹下堂:昨秋奥多摩駅〜塩山駅を小菅経由大菩薩峠・嶺越えで行った際に立ち寄ったお店。今回は山行後なので温泉と鹿肉定と両方を堪能し感謝。 後泊:奥多摩湖ダムサイト(24時間空いているほう) |
写真
感想
先週が重量への対応確認であったのに対し、今回は長距離縦走への体力づくりとして、三頭山〜御岳の縦走を敢行したました。
前日入り車中泊、24時間駐車できて早朝から登山を開始できるルート(スタート遅れで車回収バスに間に合わないことを恐れ)ということで検討し、峰谷橋駐車場から御岳山まで行ってきました。
御岳神社周辺にも15時台につけ、想定通りの山行ができました。
天気予報どおり、晴れており、清々しい山行となりました。御前山あたりからは登山客に数多く会いました。
夜道のドラム橋は怖いし、登山口が山と高原の地図よりえらく遠回りで登山口過ぎたのではないかとすごく不安でした。そうして登り始めたヌカサス尾根はきつかったです。特にヌカサスまでは厳しいですが、東方からの朝日に照らされた稜線とご来光が綺麗で元気付けてくれます。
そうして辿りついた三頭山はなかなかに良かったです。
山頂に辿りついた途端に現れるNo.1はインパクト大でした。東峰の展望台からみる東方の稜線と朝日もまたよし。
三頭山からの都民の森エリア内は案内板が多く、素直に従えばどうにかなります。とはいえ鞘口峠までも、風張峠までも意外にきつかったです。ややシャリバテ気味だったのかも。
その後月夜見駐車場まで誰にも合わず、若干不安もなくもないですが、日本山岳耐久レース○○km地点の看板が後押ししてくれました。
月夜見から先は道も良好で快適。月夜見からの縦走路中の広場で奥多摩湖見ながら小休止+朝飯残りを食べて元気回復。
小河内峠から惣岳山・御前山までの坂はこれまでの歩きのせいできつかったですが、御前山など要所での綺麗な景色がやる気を与えてくれました。
惣岳山以降は人が多かったです。
御前山直下の御前山避難小屋は恐ろしく立派で、ここで小屋泊したくなるほど快適でした。ここの水場はちゃんとでているということでしたので当てにして2Lでの山行、かつ残り500mLだったのでこれが涸れていたら結構やばかったかも。
ここの給水で再び元気をチャージ。このあたりから気温が高くTシャツに変更。
その後順調に進み、大岳手間の急坂に到着。
大岳の手前の岩場はだいぶ荒れ気味で厳しかったです。自分自身は登るのに難儀というほどではなかったですが、なおかつケーブルの影響か、装備が甘めの方々がどんどん降りてきて難儀しました。
そうして辿りついた大岳山頂は、霞んでいたといえ富士が遠くなり、一方で関東平野が近づいてきたことを実感でき、歩いてきた甲斐を感じられました。
山頂では人が多すぎるため写真をさくっととって日陰の平地で昼食をさくっと食べて出発。
大岳山から御岳山へのコルまでの道、鍋割山から奥の院経由で御岳山下の長尾小屋まで、意外と厳しい道でした。ロックガーデンや滝経由の道の方が楽だったかもしれませんが、なかなか楽しめました。
御岳山では神社と奥の院と宝物殿と長尾小屋でゆったりし、ケーブル・バス・電車・バスと乗り継いで終了。御岳自体、奥の院ルートで疲れきっての到着なので、別の機会でロックガーデンや滝、山でワインとか色々散策したいなあとも思いました。
さすがに疲れました。
ハセツネは私は無理ですけど、ちょこちょこトレランしている人がいて体力がうらやましい限り。これの看板をちょこちょこ見ましたが…。
今回のルートは御岳側は東京方面が良く見え、途中は北に奥多摩湖とその先の雲取から延びる稜線・南に陣馬・道志・丹沢稜線が見えて見晴らしがなかなかいいですし、西側では富士と御坂が見えてなかなかに眺望が良かったです。
雪に関しては三頭山山頂の北面を除き問題なし。雲取方面はまだまだ雪があり、現状2000m峰はやや早い印象です。
翌日は、奥多摩近郊の観光も。小菅の湯がとても良かったのと、道の駅開店記念で大賑わい。
また日原鍾乳洞は鍾乳洞自体もいいですが、周りの岩山たちがすごく、これらにもいずれ入ってみたいと思えました。
今日も充実した山行をできたことに感謝です。
HHHさんはじめまして。ヌカザス尾根から三山縦走はすごいですね。自分はヌカザス尾根はキツイと思い数馬方面から三頭山に取り付きました。惣岳山の手前で気持ちが折れそうになったのを思い出します。今年の目標の一つでまた奥多摩三山を入れているのでHHHさんのレコで踏み出す勇気をもらいました(^^)ありがとうです(^^)
コメントありがとうございます
このルートは奥多摩駅駐車場において、バスで峰谷橋からというのがあり、それを参考にしました。
峰谷橋7時頃で、御岳山18時頃なら、夜明け前にスタートすれば成り立つだろうと。
惣岳山手前は私も確かに折れかかりました。月夜見駐車場からならわけないのですがね。惣岳山の巻き道から御前山直に行けるのが見える分余計にそう思いました。
こういうロングはやはり早出早着を守ってゆとりをもっていきたいものです。
このあたりは都民の森駐車場と奥多摩周遊道路、御岳山滝本駐車場の夜間閉鎖がネックです。奥多摩駅から西行きの最終が19時過ぎで比較的遅いのも決め手でした。時間的には御岳山から奥多摩駅までも間に合う計算でしたし。
三頭橋西の駐車場においても同様に深夜からの山行が可能ですのでご検討ください。
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