尾白川〜北坊主岩東北稜〜坊主山〜甲斐駒ヶ岳

2023年10月21日(土) [日帰り]

• GPS: 13:18
• 距離: 24.7km
• 登り: 2,718m
• 下り: 2,733m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:47
• 休憩: 1:25
• 合計: 13:12

距離 24.7km 登り 2,734m 下り 2,734m

4:19 矢立石登山口
4:50 4:50 錦滝
5:16 5:17 尾白川林道終点
5:59 6:00 鞍掛沢出合
6:29 6:30 噴水滝
7:02 7:25 黄蓮谷二股
10:38 11:07 坊主山
13:59 14:09 甲斐駒ヶ岳
14:11 14:11 駒ヶ岳神社本宮
14:42 14:43 八合目御来迎場
14:59 15:12 七丈小屋
15:32 15:32 屏風小屋跡
15:36 15:37 五合目小屋跡
15:51 15:51 刀利天狗
15:58 15:59 刃渡り
16:20 16:21 笹の平分岐
16:58 16:58 竹宇駒ヶ岳神社
17:02 17:02 尾白川渓谷駐車場
17:29 17:36 矢立石登山口
17:36 ゴール地点

天候

◎晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

コース状況／危険箇所等

◎北坊主岩東北稜
尾白川本谷・黄蓮谷出合から伸びている尾根。
登山大系に記載されていますが、詳しい記載は無くYAMAPのやまとさんの記録が唯一参考になりました。
出合から尾白川本谷側に少し進んだ地点から尾根に取り憑きました。尾根に乗るまで急勾配ですが、木が生えているのでホールドには困りません。
尾根に乗ると意外にもスッキリした樹林帯で北坊主岩へのアプローチ道なのか踏み跡も明瞭で藪漕ぎもほぼ無く横断バンドに行けます。
このバンドから南に行けば坊主ノ沢へ容易に降れます。（水も取れる）
バンドから直上すると核心部の岩場になります。
ロープを出したのは2箇所で最初が30m、次が7mほど。今回は強いクライマーのリードで突破出来ましたが、ソロだったら敗退していたと思います。
核心部を越えると坊主山まで問題ありません。

写真

10/21 4:50

スタート時は寒かった。もうそんな季節ですね。

10/21 5:22

予定通りの時間に尾白川。ここで沢装備に。

10/21 5:30

SBMXさんが見つけてくれた完熟サルナシ。本当にキウイフルーツの味がした！

10/21 5:59

尾白川は紅葉が進んでいました。

10/21 6:17

やっぱりスケールが大きい！

10/21 6:24

見事な紅葉にみんなで声を上げて感動

10/21 6:28

噴水滝

10/21 6:51

初めて坊主山が見えた！

10/21 7:01

黄蓮谷出合。予定より巻いてるのでガッツリ岩と向き合える！

10/21 7:23

取り付き。
ここ以外にも他に良い場所があるかも？

10/21 7:32

いつも通り四駆

10/21 7:45

尾根に乗ると意外にも快適

10/21 8:26

キノコを探しながら歩くも全然ダメ

10/21 8:34

きたー！
あの岩壁に静岡登攀倶楽部のルートがある。この岩壁を間近で見られて感動。。。

10/21 8:37

横断バンド。
坊主ノ沢へは容易に降れます。

10/21 8:37

進行方向。
ここから勾配がキツくなります。

10/21 8:45

南坊主岩。あそこも木は繋がってるけど、、、

10/21 8:52

いよいよ！ここで身支度。

10/21 9:12

核心部。
岩壁の両サイドどちらでも登れそうですが簡単ではありません。

10/21 9:22

bombjack君のリードで見事に突破。写真だと寝て見えますが立ってます。

10/21 9:34

ロープが見えなくなった先の一手が1番難しかった。

10/21 9:38

ごぼうでは登れない人は登れないでしょう。

10/21 9:55

核心を抜けて。穴を通過。

10/21 10:16

この先でもう一度ロープを出しました。ここも一手難しかった。

10/21 10:20

更に穴。メタボチェッカー。

10/21 10:33

坊主山山頂手前に見晴らしの良い大岩

10/21 10:34

烏帽子岳とその先に鋸岳

10/21 10:39

感無量。。。

10/21 10:43

登攀具。
ほとんど重りになったけどカムとスリング、ヌンチャク、バイルは持ってきて良かった。

10/21 10:43

坊主山山頂から三角岩方向。

10/21 11:04

山頂には劣化したマーキングがありました。

10/21 11:08

ザッテルから坊主ノ沢を見下ろす。

10/21 11:22

ナイフリッジ。両サイド切れていてスリリングで楽しい。

10/21 11:23

絶景ナイフリッジ

10/21 11:33

ハイマツ帯まで上がってきました

10/21 11:40

ハイマツと岩場のMIX

10/21 11:41

甲斐駒ヶ岳山頂方向。
ガスの流れが早く、稜線は風が強そう。

10/21 12:02

滑滝沢が坊主山ピークハントの攻略法。　

10/21 12:16

なんと沢が凍っていた！

10/21 12:29

しばらくは快適な涸沢歩き

10/21 12:37

沢が切れるとオーバーヘッドハイマツ

10/21 12:48

もう一つ南にトラバースするのを忘れていた。みんなゴメン！

10/21 13:10

上から見る坊主山

10/21 13:21

一般ルートに到着。あとは消化試合

10/21 13:22

半分冬毛のライチョウさん

10/21 13:24

エビの尻尾

10/21 13:48

ガスって展望はありません。

10/21 14:00

山頂に到着。
風が強いので早々に退散

10/21 14:06

疲れた、、、と言うよりアキレス腱が痛い！
効くのか？

10/21 14:10

黒戸尾根は雪が薄っすら

10/21 14:41

みんな大好き離山

10/21 16:56

先行して車の回収でしたがアキレス腱が痛くてめっちゃスローダウン！
結局待たせてしまった。。。

撮影機器：

iPhone 15 Apple

感想

kaikairei

日帰りながらメンバーの予定が合った！　
釣り→宴会という季節では無いので行き先は刺激的な場所へ。

低温と強風予報で防寒装備はマスト。更にクライミング＋沢装備でなかなかの重量で尾白川をスタート。
花崗岩の白さと赤や黄色の見事な紅葉に敗退でもいいや。。。と思うほど既に大満足🍁

核心の北坊主岩は痺れましたが見事にリードして突破してくれたbombjack君には流石という他ありません！
敗退→坊主ノ沢というエスケープという可能性も半分くらい考えていたので尾根通しでの坊主山は感無量😭
山頂で友人達と安堵しながら景色を見ながら話し、私のやりたい登山の形を改めて感じさせてくれました。

既に終了ムードが漂いますが、現在の行程は40%程度、、、ここからハイマツを漕いで甲斐駒ヶ岳→黒戸下山（車回収付き）はひさしぶりにドッと疲れましたが、それ以上に充実した1日でした！

コメント

DIY

こんにちわ！
これは素晴らしい！！！
北東稜　数年前にフル装備で行ったのですが、沢が増水で遡行できずの敗退（林道歩きのみ）泣
やはり結構な岩壁があるのですね！
たぶん敗退になっていた感じです！その後再トライしないで良かった！！

しかし、これを日帰りですか？！
恐れ入ります！！！
お疲れ様でした！

kaikairei

DIYさん、おひさしぶりです！　ヤマレコでは下から坊主山はDIYさんの記録だけなので何度も読んで参考にさせていただきました。ありがとうございました。

遠方から来て増水で敗退は辛すぎますね（泣）　　あれだけの沢なので無理できませんし、、、
二箇所の核心部、私は悪く感じましたがアルパイン慣れしている方はビビリが無く突っ込めるので私の感覚が参考になるかどうか。。。
私達も坊主ノ沢で行き詰まり1時間半の高巻きだけは避けたかったので必死でした（汗）
この山域はDIYさんのホームのような場所ですので是非歩いてみてください。