鉢盛山

2023年10月22日(日) [日帰り]

• GPS: 04:00
• 距離: 5.6km
• 登り: 710m
• 下り: 718m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:03
• 休憩: 0:47
• 合計: 3:50

11:41 鉢盛山新登山口
12:35 12:35 波田避難小屋・新登山口分岐
13:28 13:28 鉢盛山荘
13:35 13:36 鉢盛山
13:37 14:22 鉢盛山反射板
14:23 14:23 鉢盛山
14:28 14:28 鉢盛山荘
15:00 15:01 波田避難小屋・新登山口分岐
15:30 15:30 鉢盛山新登山口
15:31 ゴール地点

天候

晴れ
寒波到来で非常に寒かった
山頂気温　13時半で5℃以下

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

▪️ 野俣沢林道ゲート通行許可申請について
https://www.vill.asahi.nagano.jp/official/soshikikarasagasu/sangyoshinkoka/shoko_kanko/1/431.html

鉢盛山登山口へ続く林道は通常ゲートで閉じられ施錠されている為、朝日村観光協会へ事前に通行許可を申請し、鍵を借りなければならない。
※協力金1人500円

林道は未舗装で車高の低い車だと床を擦ること請け合い。登山口駐車場までは約40分かかる。

コース状況／危険箇所等

▪️鉢盛山新登山口〜鉢盛山山頂ピストン
稜線に出るまでは激しい急登。標識もあり笹藪も刈り払いされていて道迷いの心配は無い。
稜線に出た後は暫く平坦な道が続くが山頂手前からまた登りになる。
途中小規模な高層湿原の「権現の庭」や避難小屋「鉢盛山荘」などがある。
山頂は地味で眺望も無いが、少し先の反射板付近は北アルプスの絶景を堪能出来る。

※幾つか分岐があるがどれも笹藪などで一般ルートとは言えない様だ。

① 黒川林道終点からのルート
波田町から崩壊した林道を抜け波田避難小屋・新登山口分岐で新登山道と合流するルート。分岐から波田町避難小屋間が激しい笹藪らしい。たまにレコあり

②木祖村からのルート
木曽川源流の碑からのルートだが、通常は入れないゲートの奥の林道も崩壊しており実質廃道状態の様だ。
山頂直下は胸まである笹藪らしい。僅かにレコあり

③野麦峠スキー場から小鉢盛山経由のルート
小鉢盛山から鉢盛山への無雪期の記録は皆無。
積雪期はスキー場からのレコ多数。
激しい笹藪で一般登山道は無く、無雪期は厳しい様だ。

写真

10/22 9:00

塩尻駅で待ち合わせ。
本日同行のnameless7cとまるたは電車で、自分は車での移動。
渋滞を警戒し早めに家を出たら早く着きすぎた。
ここに来るまではあまりの快晴に八ヶ岳や南アルプスが丸見えで本日の山行を期待させる。

ま）相変わらず前置きが長いな

10/22 10:32

予約していたゲートの鍵を朝日村で受け取りいざ出発…したのは良いが、林道がGoogle MAPに表示されずnaviにも出ない為2回違う林道ゲートに行ってしまい30分のロス！
この鉢盛山登山口への案内板見過ごしてた…

ま）これわかりにくかったよね

10/22 10:35

やっと鉢盛山登山口への林道入口に辿り着いた。
ここから登山口まで林道を40分かかるらしい。
こりゃ登山開始11時半になっちまう。
まいったなあ…

10/22 11:14

n）林道は紅葉の盛り

kukaminn）林道が1番紅葉してた。これは見応えあり。
ダート林道でパンクに怯えながらノロノロ走ってたら45分もかかってしまった。

10/22 11:30

やっと登山口駐車場到着。
先行車2台あり（一台はもう下山するところだった）
もう昼近いのに気温は低め（9℃）

10/22 11:30

橋からの景色。
標高2,000付近は紅葉真っ盛りだな。

かなり遅くなったが11時半過ぎ、登山開始！

10/22 11:33

正直ここまでの林道鉢盛山線が今回の核心部なのではないだろうか。
帰りも走らねばならないことを考えると憂鬱だ…

10/22 11:35

登山口辺りの紅葉は赤や黄色と色鮮やかだ。

10/22 11:36

ささ、行きましょか

10/22 11:37

登山口付近はまだカラマツがあまり色付いていなかった

10/22 11:39

いきなり激しい急登で身体が動かず徐々に2人に置いて行かれた

10/22 11:44

amazing！！
なんて鮮やかなんだ

ま）あまじん？

10/22 11:47

ひたすら登りが続く！キツイ〜
紅葉無かったらただの修行の山だな

10/22 11:49

見る間に標高を上げる登山道。
あちら側のカラマツはもう黄色いな

10/22 11:51

標識が度々あり、山頂までの時間を示してくれる。
あと170分！？嘘でしょ…？
そんなかかったら下山までに日が暮れちまう

10/22 11:54

青空と紅が良いね〜

10/22 11:55

20分位登っていたらやっと身体が動く様になり2人に追いつけた。

まるたも今日はコンディションがイマイチらしいし元気なのはnameless7cだけか？

ま）登り坂なのにお腹は下り坂なんよ

10/22 11:59

時々木々の間から遠景が得られた。
あれは霧ヶ峰と北八ヶ岳か？

10/22 12:08

彼方は中央アルプス、木曽駒ヶ岳らしい

10/22 12:20

絶景〜！！
八ヶ岳全部見えてるな

10/22 12:23

鉢盛山は昨晩気温−1℃と予報に出ていたが、雪が降ったのか。
日陰を見ると所々白いものが…

10/22 12:27

標高を上げるとカラマツもバッチリ紅葉してた

10/22 12:32

波田方面への分岐到着。
これで稜線に乗った。
ここまで1時間弱か。悪く無いペースじゃないの？

10/22 12:34

分岐から見た眺め
南アルプスと八ヶ岳

ま）富士山がいない

10/22 12:35

八ヶ岳は雲一つ無い快晴だ

山頂まで110分！？
2.2kmでそんなかかるかぁ〜？

10/22 12:36

ここからは暫く平坦な道らしい。
しかし日陰になり冷たい風が堪える。
上に一枚羽織るが足りない。
今日は服装選択間違えたな〜もっと防寒着持って来ればよかったわ

10/22 12:48

アキンド平ってどこだ？
今は道無くなってそう…

10/22 12:54

水たまりに氷が張っていた。寒〜🥶

10/22 12:55

ところどころベンチがあるな。
昔はもっと人が来る山だったのかね

10/22 12:55

整備用の道具が道の脇に置いてあった

ま）でかいピッケルだな

10/22 13:03

平坦な道は30分程で終了。
ここからまた登りだ

10/22 13:16

雪が残る寒い登山道を早足で進む

10/22 13:24

権現の庭到着。
ここは小規模な高層湿原らしい

鉢盛山荘到着。
山荘っていうか作業小屋？

10/22 13:28

ストーブあるしガス缶もある。
泊まれそうだな

ま）一応窓あるね、火焚いても換気はできそうだ

10/22 13:35

山荘から10分もかからず山頂へ。

山頂手前で今回唯一登山者とすれ違った

10/22 13:35

鉢盛山登頂！
鉢盛山は四つの村の境らしく、社も4つあった
（松本市、波田町（松本に合併）、朝日村、木祖村）

10/22 13:37

山頂の先にはクソデカ反射板が…

10/22 13:37

反射板の下の広場からは雪化粧の槍穂が！！
近いなあ〜

10/22 13:41

もう13:40だがここで昼休憩とする！
今日はちょっと豪華にラ王を持って来たぜ
あと文明堂の栗どら焼きをみんなの分買って来た。

ま）どら焼きは持ち帰って美味しくいただきました。

10/22 14:00

nameless7cや挽いてくれた豆で山コーヒー
沁みるぜ…

10/22 14:11

クソデカ反射板。
マイクロウェーブを反射して遠くに届けるらしい…

ま）こいつのデカさにはびっくらこいた

10/22 14:17

停滞しているうちに冷え切ってしまったので毛帽子にグローブ装備。
なんと気温は晴れてるのに5℃以下だ。

この先の笹藪の向こうに小鉢盛山があるらしいが、実質積雪期専用コースの様だ

10/22 14:19

時間も遅いので撤収だ。
40分も休憩してしまった😅

10/22 14:20

反射板からの眺め�‐莪罰�

ま）ホイップうまそ〜

10/22 14:20

反射板からの眺め�⊂導�

ま）クランチうまそ〜

10/22 14:20

反射板からの眺め�８耿峪�

どれもかなり近く見える。
今日は大気が澄んでいて完全に冬だな

10/22 14:53

下山を開始するも冷え切った身体がまるで温まらない

10/22 14:58

分岐手前になって漸く身体が温まって来た。
分岐ではまた眺望を楽しんだ

10/22 15:01

15時過ぎ、ここから急坂を一気に降る。
帰りの林道も考えるとなるべく早めに降りたいものだ

ま）急坂で滑ってまたまた古傷を軽く捻挫してしまった

10/22 15:05

山頂の寒さに比べると寒さは和らいできたかな

10/22 15:06

朝に比べ大気は滲んできたが快晴は変わらず。
今日は来て良かった…

10/22 15:09

ここからはカラマツ紅葉タイムを楽しむ

10/22 15:13

中央アルプス方面の展望

10/22 15:13

良い眺め

10/22 15:17

朝とは違う日差しに紅葉が輝く

10/22 15:19

あれは非常によくある名前の山、烏帽子岳だ

10/22 15:19

うほ〜気持ちいい〜

10/22 15:21

太陽が山際に隠れそう

10/22 15:29

山頂より1時間ちょっとで下山出来た。
下りは早いな〜

登山口付近は陽が当たらなくなっていた。
谷間は陽が暮れるのが早いな

10/22 15:30

なんかもう暗いぞ

10/22 15:31

駐車場に向かう途中山頂手前ですれ違った（？）登山者の車が帰るところだった。
駐車場でのんびりしてたんかな？

10/22 16:34

帰りもノロノロ運転でやっと林道を脱出。
ゲートを施錠し鍵を返しに向かった。

10/22 16:56

温泉に着いた頃陽が暮れた

10/22 16:57

間登男の湯。
温泉では無く鉱泉らしい

10/22 18:55

塩尻のレストランふらいぱんで晩飯
この後塩尻駅で解散した。
お疲れ様でした！

ま）思った以上に楽しめた、お疲れ様！

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

AQUOS sense6 SHG05 au シャープ

感想

kukaminn

今回は山仲間まるたに誘われて長野県の鉢盛山にやって来た。
しかし塩尻は遠いな…
千葉から来るnameless7cは塩尻駅まで5時間くらいかけて来たらしくお疲れ様である。

かつてこの3人で登った霧訪山山頂から見えた鉢盛山、いつか行こうと言ってたのにもう3年以上経っていた（白目）

さて、鉢盛山は施錠されたゲートの先10キロ程の位置に登山口があり、林道をチンタラ歩くのが嫌ならば朝日村に事前に申し込んで鍵を借りるシステムになっている。
林道鉢盛山線が度々崩れる為こんな措置になっているそうだ。（ここらへんの手続きは全てまるたがやってくれた）

登山口から山頂のコース自体は短く3時間ほどで往復できてしまうのだが、この事前申請システムの面倒臭さの為か登山者は少なめで静かな山行を楽しめる。
この朝日村からのコースはよく手入れされ、眺望ポイントも多く標識もあり急登以外の難所もこれといって無い。気楽に歩ける良コースだ。
もっと人がたくさん来ても良い面白い山だった。

（ここ以外のルートはほぼ廃道なので実施唯一の登山道でもある）

この日は非常に寒く分厚い防寒着を油断して持って来なかったのを後悔する羽目になったり、開始が遅れ11時半登山開始だったりハプニングもあったが、予想外の紅葉も楽しめたし良いハイキングだったかな。

まるた

5年ほど前からいつか行こうと考えていましたが、
何かとハードルがあって行けてなかった鉢盛山へ行ってきました。
快晴に当たって気持ちよく登れるはずが、よりにもよってお腹は下り坂。
たびたびビッグウェーブがくる下り腹に悶えながら、
紅葉盛りの急登とうっすら雪がついたゆる坂を登って山頂に到着。
山頂から少し先にある反射板のデカさに驚いたあと、
目の前に雪を纏った槍穂高と北アをはじめ乗鞍、御嶽の大絶景が！
リサーチ不足であまり期待していなかったぶん大満足でした。
絶景の効果か、下りは腹具合も少し落ち着いて無事に下山。
そんなかんじで長年の懸案事項がひとつ片付きました。
車をだしてくれたkukaminnくんには感謝しかない、ダート林道の運転お疲れ様。
うちからは近くて登れば景色もいいけど、二度目は無いかな。
でもいい山でした。