谷川岳(芝倉沢滑降)
- GPS
- 06:23
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 935m
- 下り
- 1,565m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:22
07:35-07:45 733m 谷川岳ロープウエイ土合駅 -> ロープウエイ(以上コースタイム外)
08:10 1306m 天神平 -> シートラーゲン(アイゼン)
12:15-12:34 1972m 一ノ倉岳 -> スキー滑降
13:29 850m 虹芝寮 -> スキー歩行(ほとんど傾斜なし。シールは不要)
14:24 683m 土合橋 -> 車道歩き
14:32 665m 土合駅駐車場
天候 | 曇り(ガス)時々霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
谷川岳ロープウェイ 片道 \1,230 |
その他周辺情報 | 【風呂】仏岩温泉 鈴森の湯 \650 |
写真
感想
当初、南魚沼の美味しいごはん目当てで巻機山へ向かったのですが、関越トンネルを越えると深いガスで、霧雨まで降っている始末。
天気はほどなく回復するはずですが、山はガスが残りそうなので、巻機山はやめて谷川岳芝倉沢を滑ることにしました。
「ヤマテン」の予報では、ほとんどの山に霧マークがついているなかで谷川岳だけ快晴でしたし、巻機山の森林限界上でガスに巻かれるのはイヤだけど、芝倉沢ならなんとかなりますので。
が・・・
完全に裏目に出たようです。
巻機山など他の山々は一部ガスがかかってもそれなりに晴れたようですが、谷川岳は終日霧雨まじりの深いガス。アルペンチックな一ノ倉の風景もまるで見えずじまいでした。
ただ、滑降は楽しかったです。
芝倉沢もガスで真っ白でしたが、幸い明るいので雪面ははっきり見えましたし、なにより雪質が最高。このコースは標高差が大きいので上が良くても下はダメ(または逆)ということが多いのですが、陽が当たらなかったお陰か上から下まで滑りやすい雪質でした。
それだけに、視界が良い時に思いっきり滑りたかったです。
8:10 1306m 谷川岳ロープウェイ天神平駅発。
天神峠リフトは9時からなのでここから登り。シール登行も可能だが、雪は十分踏み固められているのでシートラーゲンのほうが効率的。
上部は深いガスで、谷川岳は影も形も見えず。それは覚悟していたが、清水峠の向こう、巻機山方面が晴れているのがなんとも悔しい。
天神尾根も踏み固められていて歩きやすい。1441点へ降りる際に注意を要するところはあるが、今日は凍っていないせいか「こんなだっけ?」と思うくらい簡単に下っていける。
熊穴沢避難小屋辺りからガスの中に突入。
ハイドレーションが不調で何度かザックを降ろしはしたが、それ以外は写真を撮る場面もなく黙々と登るのみ。
9:58-10:30 1961m 谷川岳トマノ耳。
普段ならスルーしてそのまま一ノ倉岳へ向かうのだが、手前の肩ノ広場に出た辺りから空が明るくなってきた。これは晴れるかもしれないと、30分ほどここで待ってみる。
・・・ダメでした。
引き続きオキノ耳、そして一ノ倉岳へ。
この稜線上は雪が消えるのは早いのだが、まだ結構残っている。もう踏み跡もないので潜りまくり。腰まで踏み抜くところもあってちょっと苦労する。むしろ凍っていたほうがありがたい。
この区間は右側が雪庇なので気は抜けないが、標高差はさほどないのでスムーズに歩ける印象がある。しかし今日はこの雪のせいでえらい時間がかかる。
12:15-12:34 1972m 一ノ倉岳。
芝倉沢ももちろんガスで真っ白。ただし頭上は太陽が輝いているはずで、比較的明るいので雪面だけは数メートル先までしっかり見える。これならなんとかなりそう。
茂倉岳側に少々下り、雪庇の張り出しのないところからドロップ。
最上部からすでに雪は柔らかく、滑ったそばから表層が雪だるま式に崩れ落ちていく。ただ、そんな雪でも結構滑りやすく、ステップソールの細いテレマークスキーでも足を取られることなく快適に滑っていける。
ちょっと下るとさらに滑りやすい雪質に。柔らかめのザラメ雪で、むしろ最上部のほうが腐れ気味だった。
間違いようのない沢ルートなのでいちいちルートを確認する必要もないし、これほど視界がない中でこんなに楽しく滑れるのは初めてだ。
ノドを越えてからもしばらく快適に滑り続けるが、ふと気づくと横に大規模なデブリ帯。S字はまだ先だし、こんなところにこんな規模のデブリっていつもあったっけ?
よく覚えていないが、ともあれこの辺りは広いので滑るのには支障なし。
やがてS字。ここも例に漏れずデブリだらけ。ただし沢全体がデブリで埋め尽くされているところはまだない。デブリの上を何回か通過する必要はあるが、大きな塊は少ないのでスキーを履いたままで大丈夫。
標高980mで旧国道を横断。この辺りでやっとガスの下に出て視界が良くなる。
この先で沢底を離れて右岸河畔へ。傾斜は緩くなるが、スキーは良く滑る。
13:29 850m 虹芝寮。
この先は長くてほとんど傾斜のない湯檜曽川河畔の滑降。というか滑れるところはあまりなく、シールを付ける必要がないというだけでほとんど歩きだ。
雪はまだ十分残っていて土合橋まで板を外さず歩くことができた。
山頂で、「テレマーク氏はどこ滑ります?」とお聞きしました。
残念なお天気でしたが、お互いに楽しめて良かったですね
ところで、ハイドレーションのキャップ状の物を落としませんでした?
1800m付近で拾いました。
お届けするほどの物でもないので処分しますが。
gankoyaさん、こんばんは。
熊穴沢のほうも雪は良かったようですね。あんな天気だっただけになによりです。
ちなみにハイドレーションのキャップですが、私のではないようです。
でもコメントありがとうございます。
確かにハイドレーションの部品がおかしくていろいろいじくりまくってましたし。
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