曽爾高原〜亀山〜倶留尊山
- GPS
- 03:13
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 657m
- 下り
- 780m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り、気温高し。 はじめはソフトシェルを羽織っていましたが30分ほどで脱ぎました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)三重交通バス・曽爾高原ファームガーデンBS/近鉄大阪線・名張駅 名張駅までの近鉄と名張駅前〜曽爾高原BSの三交バスの切符とクーポン券がセットになった「曽爾高原すすき散策きっぷ」が使えます。近鉄の主要駅で当日購入可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。二本ボソ〜俱留尊山は要入山料(大人500円)。地形図で解るとおり倶留尊山の尾根道の東側は崖ながら、道幅は広く植生があって覗きこまない限り下は見えないので高度感はなし。急登の岩場が連続するもののステップがあって意外なほど昇降しやすい。 |
その他周辺情報 | 曽爾高原ファームガーデンに ・曽爾高原温泉「お亀の湯」 ・レストラン兼お土産物屋「すすきの館」 ・米粉パンの店「お米の館」 ・屋台 名張駅前の居酒屋兼お土産物屋「賛急屋」 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
連休2日目は先週の生石高原に引き続いてまたススキの名所に行ってきました。今日は曽爾高原と倶留尊山です。長らく寝かせているもう一つのプランと迷ったのですが、昨晩は音楽ライブでさんざん飛んだり跳ねたりしたのと、その前から脛のあたりに違和感がありちょっと不安だったのと、連休3日目も山の予定があったため用心して軽いこちらを選択。
近鉄の電車は早朝の事故のせいで少し遅れて名張駅に到着。ほんの数分ですが元々乗換時間が3分しかなかったので、これは1時間後のバスになるかと半ばあきらめつつも駆け足でバス停に向かうとまだ列があって一安心。たぶん電車に合わせて遅らせてくれたのでしょう。もっとも私より後に列に並んだのはほんの2,3人だったので大方の人はもっと早い電車で来て並んでいたようです。バスは5,6人ほどが立っていたので(私もその一人)、40分坐って行きたければ特急なりもう1本早い電車に乗るなりした方がよさそうです。なお1人だけ青蓮寺橋で下車するお客がいましたが、あとは数人が曽爾高原ファームガーデンBS、残り全員が曽爾高原BSまでの乗車でした。
乗ったバスは秋季限定の曽爾高原バス停まで行く便で、到着は10:22と少々遅いです。2つ手前の太良路(たろじ)までならもっと早いバスがあるのですが、まあ今日はショートコースですしのんびりでいいでしょう。バスから眺めたところ歩いてそう楽しそうな道でもなかったので正解だったと思います。
さて曽爾高原の茅場はさすがに人が多いです。先週の生石高原よりも人口密度高いですね。とは言え数珠つなぎという程ではなく、お亀池周辺の散策で満足する人も多いようで、亀山〜亀山峠〜二本ボソの稜線に出ると人が減ります。道幅も広くすれ違い追い越しも容易なので概ね自分のペースで歩ける感じですね。
二本ボソから先に行くには番小屋で入山料500円を支払います。予定を訊かれたので倶留尊山をピストンする旨答えると、帰りに半券を渡すように言われました。どういう目的でしょうね? 半券の数が足りなかったら遭難と判断して通報してくれるのでしょうか。たぶん、北から縦走してくる人からもここでお金を徴収するので、半券は支払い済の証拠になるから失くさないでねってことだと思いますが。
二本ボソから俱留尊山頂上までの道はところどころに岩場があるものの平たく水平で足が丸々乗るくらいの大きなステップがあって不思議なほど上り下りがしやすかったです。普通なら石段が整備されていると思うところですが、一枚岩に複数の大きいステップがあったりするんですよね。さすがにわざわざ削ったりはしないでしょうし。ひょっとして柱状節理でそういった割れ方をしやすいのでしょうか。
帰りは亀山峠からお亀池へ。ここだけ細道の割に上り下り両方の人が多いので前の人のペースに合わせて歩く感じでしたが、大きく弧を描きながら下る道で景色の変化が楽しいので気になりませんでしたね。むしろもっと遅くてもいい。
曽爾高原BSはトイレ以外何もないので、ファームガーデンでバスを待つことにして下のバス停へ。道路は上ってくる車で酷い渋滞でした。渋滞というか駐車場待ちの列なので二輪も同じ列で待たされていて大変そうでした。午前中バスで上って来た時は空いてましたけどねえ。夕陽が目当てでこの時間なのかもしれませんが、ここで2〜3時間も待たされたら着いた頃には疲労困憊でしょうね。
14時30分のバスには間に合ったのですが、ファームガーデンをもう少し見て廻ってもいいなと思ったのと、着いた時には既にバス停にかなりの列ができていて坐れなさそうと思ったのとで、見送って1本後の15時30分にすることにしました。クーポンでもらったコーヒーで余ったおやつを食べたり、お米の館で米粉パンを選んだり、大和コーラという生薬でコーラっぽい味にしたご当地コーラを飲んだり。豚汁やホットスナックなどの屋台も出ていましたが、今日の陽気ではあまり売れていないようでした。普段の11月なら私も欲しいところでしたが。
次のバスに合わせて早めに列に並んだのですが、やって来たバスはほぼ満員で先頭の数人が坐れるだけでした。残念。前のバスは逆にほぼ空席だったので油断しました。ここから出る帰りのバスはこの2本きりなので1本目と2本目で様相が違うのは予想して然るべきだったかもしれません。2本目に遅れると太良路まで歩かねばなりませんので、1本目に間に合わなかった人たちが上の曽爾高原バス停からの乗車を選ぶのは当然かも。
そんなわけで折角バスを遅らせたのに結局坐れなかったのですが、加えて渋滞にも捕まって結局1時間くらい立っていたという… 太良路から高原へは上りと下りで道が分かれているのですが、青蓮寺川を渡ってその2本の道の共通区間の県道わずか数十mが車で詰まって抜けられず立ち往生。その先の細道でも対向の3ナンバー車とすれ違えずかなりの距離バックしてもらうということがあり時間を食いました。もっとも運転手さん、マイク入れたまま「行けるかなあ〜」「無理無理」と呟いたりして車内に笑いを誘う、なかなかのエンターテイナーだったのでそうストレスもありませんでした。私も今日は早めの撤収で急ぐ予定もないので大らかな気分でいられました。時間のゆとりは大抵の問題を解決します。駅前でお土産に名産らしいなばり饅頭を買って帰りの電車に乗りました。
さて2週続けてススキの名所を訪れましたが、それぞれに違った趣があってよかったですね。わたし的にはこんな感じ。ついでに岩湧山も。
【曽爾高原】38ha。とにかく広大。高低差で景色が変化に富む。お亀池、倶留尊山
【生石高原】13ha。小径がたくさんあり静かに楽しめる。笠石、火上げ岩
【岩湧山】8ha。密度が高く金色の絨毯っぽい。アクセス良好
微妙な時季による違いもあるかもしれませんが。
ともかくススキを楽しんで、紅葉の三百名山倶留尊山にも登れましたし今日は満足でした。鎧岳、兜岳は登高欲をそそるいい山容で、今度は古光山と併せて周回してみたいものです。高見山、三峰山は雪山ハイクもいいですね。これまで手薄だった辺りにぼんやりと位置関係のイメージができて来ました。行きたい山も増えましたし次回に繋がるいい山行でした。
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