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Yamareco

記録ID: 6144209
全員に公開
ハイキング
赤目・倶留尊高原

曽爾高原〜亀山〜倶留尊山

2023年11月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:13
距離
7.6km
登り
657m
下り
780m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:38
休憩
0:34
合計
3:12
距離 7.6km 登り 657m 下り 788m
10:30
34
11:04
11:07
11
11:18
11
11:29
8
11:37
3
11:40
19
11:59
12:23
17
12:40
12:46
0
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8
12:54
10
13:04
13:05
26
13:31
11
13:42
倶留尊山頂上でパン休憩。
天候 晴れのち曇り、気温高し。
はじめはソフトシェルを羽織っていましたが30分ほどで脱ぎました。
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き)近鉄大阪線・名張駅/三重交通バス・曽爾高原BS
帰り)三重交通バス・曽爾高原ファームガーデンBS/近鉄大阪線・名張駅
名張駅までの近鉄と名張駅前〜曽爾高原BSの三交バスの切符とクーポン券がセットになった「曽爾高原すすき散策きっぷ」が使えます。近鉄の主要駅で当日購入可。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし。二本ボソ〜俱留尊山は要入山料(大人500円)。地形図で解るとおり倶留尊山の尾根道の東側は崖ながら、道幅は広く植生があって覗きこまない限り下は見えないので高度感はなし。急登の岩場が連続するもののステップがあって意外なほど昇降しやすい。
その他周辺情報 曽爾高原ファームガーデンに
・曽爾高原温泉「お亀の湯」
・レストラン兼お土産物屋「すすきの館」
・米粉パンの店「お米の館」
・屋台
名張駅前の居酒屋兼お土産物屋「賛急屋」
曽爾高原バス停のある駐車場からスタート。綺麗なトイレがあります。見事な黄葉。
2023年11月04日 10:28撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 10:28
曽爾高原バス停のある駐車場からスタート。綺麗なトイレがあります。見事な黄葉。
亀山方面。
2023年11月04日 10:43撮影 by  F-02L, FUJITSU
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亀山方面。
後古光山と古光山。
2023年11月04日 10:43撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 10:43
後古光山と古光山。
正面は鎧岳と兜岳。
2023年11月04日 10:45撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 10:45
正面は鎧岳と兜岳。
お亀池。長年の土砂堆積で池のほとんどが湿地化していて、日本の重要湿地500に選ばれているそうです。先週行った黒沢山の沼池も選ばれていましたね。
2023年11月04日 10:45撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 10:45
お亀池。長年の土砂堆積で池のほとんどが湿地化していて、日本の重要湿地500に選ばれているそうです。先週行った黒沢山の沼池も選ばれていましたね。
鞍部が亀山峠。お亀池までいい感じのカーブで道がつけてありますね。
2023年11月04日 10:45撮影 by  F-02L, FUJITSU
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鞍部が亀山峠。お亀池までいい感じのカーブで道がつけてありますね。
二本ボソ方面。
2023年11月04日 10:46撮影 by  F-02L, FUJITSU
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二本ボソ方面。
稜線を歩く人が点のように見えます。
2023年11月04日 10:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
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稜線を歩く人が点のように見えます。
2023年11月04日 10:51撮影 by  F-02L, FUJITSU
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赤い屋根は青少年自然の家。
2023年11月04日 10:58撮影 by  F-02L, FUJITSU
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赤い屋根は青少年自然の家。
亀山(849m)頂上。
2023年11月04日 11:04撮影 by  F-02L, FUJITSU
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亀山(849m)頂上。
後古光山と古光山。
2023年11月04日 11:04撮影 by  F-02L, FUJITSU
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後古光山と古光山。
曽爾村と鎧岳、兜岳。
2023年11月04日 11:05撮影 by  F-02L, FUJITSU
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曽爾村と鎧岳、兜岳。
思わず1枚撮ってしまいました。絵になる後ろ姿。
2023年11月04日 11:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 11:07
思わず1枚撮ってしまいました。絵になる後ろ姿。
お亀池の形がよく解ります。
2023年11月04日 11:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
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お亀池の形がよく解ります。
気持ち良さそうな尾根道。
2023年11月04日 11:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
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気持ち良さそうな尾根道。
2023年11月04日 11:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
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青空がトレイルの爽快感を増します。
2023年11月04日 11:19撮影 by  F-02L, FUJITSU
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青空がトレイルの爽快感を増します。
2023年11月04日 11:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
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ここまで紅葉はあまりありませんでした。そもそも木が少ない。
2023年11月04日 11:29撮影 by  F-02L, FUJITSU
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ここまで紅葉はあまりありませんでした。そもそも木が少ない。
林業会社の社有地なんですね。
2023年11月04日 11:36撮影 by  F-02L, FUJITSU
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林業会社の社有地なんですね。
俱留尊山。写真でよく見る絵。
2023年11月04日 11:39撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 11:39
俱留尊山。写真でよく見る絵。
株立ちの木々がいい感じの山道。木の種類は判りません…
2023年11月04日 11:50撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/4 11:50
株立ちの木々がいい感じの山道。木の種類は判りません…
黄葉のトンネル。
2023年11月04日 11:51撮影 by  F-02L, FUJITSU
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黄葉のトンネル。
頂上。そこそこ広さはありますが人も多いです。25〜30人くらい。ちょうどベンチが空いたので坐らせてもらいました。
2023年11月04日 11:58撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 11:58
頂上。そこそこ広さはありますが人も多いです。25〜30人くらい。ちょうどベンチが空いたので坐らせてもらいました。
振り返ったところ。歩いてきた山の連なりのいちばん向こうに見えるのは高見山でしょうか。温かいせいか霞んでいますが遠ざかるほど彩度が低くなっていく様は日本画的。
2023年11月04日 11:58撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 11:58
振り返ったところ。歩いてきた山の連なりのいちばん向こうに見えるのは高見山でしょうか。温かいせいか霞んでいますが遠ざかるほど彩度が低くなっていく様は日本画的。
鈴鹿山脈を中心によく見る山名板。
2023年11月04日 11:59撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 11:59
鈴鹿山脈を中心によく見る山名板。
三等三角点・点名「具留尊山」
標石の北面に字が刻んである…
2023年11月04日 12:00撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 12:00
三等三角点・点名「具留尊山」
標石の北面に字が刻んである…
北側の展望はありませんが紅葉が綺麗でした。陽当たりが関係あるのでしょうか。
2023年11月04日 12:00撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 12:00
北側の展望はありませんが紅葉が綺麗でした。陽当たりが関係あるのでしょうか。
赤黄緑でカラフルです。
2023年11月04日 12:20撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 12:20
赤黄緑でカラフルです。
木々の間から見える山里。向こうの山は大洞山でしょうか。
2023年11月04日 12:22撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/4 12:22
木々の間から見える山里。向こうの山は大洞山でしょうか。
行きでは気づきませんでしたがシャクナゲの群落。春に来るのも良さそうです。
2023年11月04日 12:34撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 12:34
行きでは気づきませんでしたがシャクナゲの群落。春に来るのも良さそうです。
二本ボソからすぐのところにある、イワシの口展望所。
2023年11月04日 12:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
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二本ボソからすぐのところにある、イワシの口展望所。
正面奥の尖ったのが局ヶ岳、その右手前のずんぐりしたのが学能堂山。どっちも聞いたことはあるな、くらいの認識ですが。
2023年11月04日 12:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 12:42
正面奥の尖ったのが局ヶ岳、その右手前のずんぐりしたのが学能堂山。どっちも聞いたことはあるな、くらいの認識ですが。
整った山容の尼ヶ岳。
2023年11月04日 12:44撮影 by  F-02L, FUJITSU
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整った山容の尼ヶ岳。
おや私も兵庫からですよ。
2023年11月04日 12:45撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 12:45
おや私も兵庫からですよ。
展望広場から見下ろすお亀池。高度感があります。ぐるりと尾根を巡る間に色んな角度と高さから眺められるのが良いところ。
2023年11月04日 12:53撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 12:53
展望広場から見下ろすお亀池。高度感があります。ぐるりと尾根を巡る間に色んな角度と高さから眺められるのが良いところ。
亀山峠は休憩ポイントになっていて人が集まっていました。
2023年11月04日 13:02撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 13:02
亀山峠は休憩ポイントになっていて人が集まっていました。
亀山峠からお亀池の広場に向けて下ります。
2023年11月04日 13:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 13:06
亀山峠からお亀池の広場に向けて下ります。
2023年11月04日 13:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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西斜面のススキは穂が柔らかそうでいい毛並み。
2023年11月04日 13:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 13:08
西斜面のススキは穂が柔らかそうでいい毛並み。
一方こちらは赤っぽいです。
2023年11月04日 13:12撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 13:12
一方こちらは赤っぽいです。
最後にアップで1枚。
2023年11月04日 13:18撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 13:18
最後にアップで1枚。
曽爾高原バス停の駐車場まで戻ってきました。ひどい渋滞…下のファームガーデンから2~3時間かかることもあるそうです。
2023年11月04日 13:31撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/4 13:31
曽爾高原バス停の駐車場まで戻ってきました。ひどい渋滞…下のファームガーデンから2~3時間かかることもあるそうです。
曽爾高原ファームガーデン。左奥から兜岳、鎧岳。この角度で見る鎧岳は厳ついですね。
2023年11月04日 13:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
11/4 13:42
曽爾高原ファームガーデン。左奥から兜岳、鎧岳。この角度で見る鎧岳は厳ついですね。
ビール工房「麦の館」。内部の見学はできないそうなので外から眺めるだけ。
2023年11月04日 13:55撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 13:55
ビール工房「麦の館」。内部の見学はできないそうなので外から眺めるだけ。
秋の日はもう夕方だというのにまだ渋滞してる…
2023年11月04日 15:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 15:14
秋の日はもう夕方だというのにまだ渋滞してる…
渋滞でバスがかなり遅れましたが名張駅に戻ってきました。駅舎が何か…平面的で書割っぽい。
2023年11月04日 16:36撮影 by  F-02L, FUJITSU
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11/4 16:36
渋滞でバスがかなり遅れましたが名張駅に戻ってきました。駅舎が何か…平面的で書割っぽい。
特にゆっくり歩いた気はないのですが、ペース0.8〜0.9でした。つい見入ってしまう程だったということでしょうか。
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特にゆっくり歩いた気はないのですが、ペース0.8〜0.9でした。つい見入ってしまう程だったということでしょうか。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

 連休2日目は先週の生石高原に引き続いてまたススキの名所に行ってきました。今日は曽爾高原と倶留尊山です。長らく寝かせているもう一つのプランと迷ったのですが、昨晩は音楽ライブでさんざん飛んだり跳ねたりしたのと、その前から脛のあたりに違和感がありちょっと不安だったのと、連休3日目も山の予定があったため用心して軽いこちらを選択。

 近鉄の電車は早朝の事故のせいで少し遅れて名張駅に到着。ほんの数分ですが元々乗換時間が3分しかなかったので、これは1時間後のバスになるかと半ばあきらめつつも駆け足でバス停に向かうとまだ列があって一安心。たぶん電車に合わせて遅らせてくれたのでしょう。もっとも私より後に列に並んだのはほんの2,3人だったので大方の人はもっと早い電車で来て並んでいたようです。バスは5,6人ほどが立っていたので(私もその一人)、40分坐って行きたければ特急なりもう1本早い電車に乗るなりした方がよさそうです。なお1人だけ青蓮寺橋で下車するお客がいましたが、あとは数人が曽爾高原ファームガーデンBS、残り全員が曽爾高原BSまでの乗車でした。

 乗ったバスは秋季限定の曽爾高原バス停まで行く便で、到着は10:22と少々遅いです。2つ手前の太良路(たろじ)までならもっと早いバスがあるのですが、まあ今日はショートコースですしのんびりでいいでしょう。バスから眺めたところ歩いてそう楽しそうな道でもなかったので正解だったと思います。

 さて曽爾高原の茅場はさすがに人が多いです。先週の生石高原よりも人口密度高いですね。とは言え数珠つなぎという程ではなく、お亀池周辺の散策で満足する人も多いようで、亀山〜亀山峠〜二本ボソの稜線に出ると人が減ります。道幅も広くすれ違い追い越しも容易なので概ね自分のペースで歩ける感じですね。

 二本ボソから先に行くには番小屋で入山料500円を支払います。予定を訊かれたので倶留尊山をピストンする旨答えると、帰りに半券を渡すように言われました。どういう目的でしょうね? 半券の数が足りなかったら遭難と判断して通報してくれるのでしょうか。たぶん、北から縦走してくる人からもここでお金を徴収するので、半券は支払い済の証拠になるから失くさないでねってことだと思いますが。

 二本ボソから俱留尊山頂上までの道はところどころに岩場があるものの平たく水平で足が丸々乗るくらいの大きなステップがあって不思議なほど上り下りがしやすかったです。普通なら石段が整備されていると思うところですが、一枚岩に複数の大きいステップがあったりするんですよね。さすがにわざわざ削ったりはしないでしょうし。ひょっとして柱状節理でそういった割れ方をしやすいのでしょうか。

 帰りは亀山峠からお亀池へ。ここだけ細道の割に上り下り両方の人が多いので前の人のペースに合わせて歩く感じでしたが、大きく弧を描きながら下る道で景色の変化が楽しいので気になりませんでしたね。むしろもっと遅くてもいい。

 曽爾高原BSはトイレ以外何もないので、ファームガーデンでバスを待つことにして下のバス停へ。道路は上ってくる車で酷い渋滞でした。渋滞というか駐車場待ちの列なので二輪も同じ列で待たされていて大変そうでした。午前中バスで上って来た時は空いてましたけどねえ。夕陽が目当てでこの時間なのかもしれませんが、ここで2〜3時間も待たされたら着いた頃には疲労困憊でしょうね。

 14時30分のバスには間に合ったのですが、ファームガーデンをもう少し見て廻ってもいいなと思ったのと、着いた時には既にバス停にかなりの列ができていて坐れなさそうと思ったのとで、見送って1本後の15時30分にすることにしました。クーポンでもらったコーヒーで余ったおやつを食べたり、お米の館で米粉パンを選んだり、大和コーラという生薬でコーラっぽい味にしたご当地コーラを飲んだり。豚汁やホットスナックなどの屋台も出ていましたが、今日の陽気ではあまり売れていないようでした。普段の11月なら私も欲しいところでしたが。

 次のバスに合わせて早めに列に並んだのですが、やって来たバスはほぼ満員で先頭の数人が坐れるだけでした。残念。前のバスは逆にほぼ空席だったので油断しました。ここから出る帰りのバスはこの2本きりなので1本目と2本目で様相が違うのは予想して然るべきだったかもしれません。2本目に遅れると太良路まで歩かねばなりませんので、1本目に間に合わなかった人たちが上の曽爾高原バス停からの乗車を選ぶのは当然かも。

 そんなわけで折角バスを遅らせたのに結局坐れなかったのですが、加えて渋滞にも捕まって結局1時間くらい立っていたという… 太良路から高原へは上りと下りで道が分かれているのですが、青蓮寺川を渡ってその2本の道の共通区間の県道わずか数十mが車で詰まって抜けられず立ち往生。その先の細道でも対向の3ナンバー車とすれ違えずかなりの距離バックしてもらうということがあり時間を食いました。もっとも運転手さん、マイク入れたまま「行けるかなあ〜」「無理無理」と呟いたりして車内に笑いを誘う、なかなかのエンターテイナーだったのでそうストレスもありませんでした。私も今日は早めの撤収で急ぐ予定もないので大らかな気分でいられました。時間のゆとりは大抵の問題を解決します。駅前でお土産に名産らしいなばり饅頭を買って帰りの電車に乗りました。

 さて2週続けてススキの名所を訪れましたが、それぞれに違った趣があってよかったですね。わたし的にはこんな感じ。ついでに岩湧山も。
【曽爾高原】38ha。とにかく広大。高低差で景色が変化に富む。お亀池、倶留尊山
【生石高原】13ha。小径がたくさんあり静かに楽しめる。笠石、火上げ岩
【岩湧山】8ha。密度が高く金色の絨毯っぽい。アクセス良好
微妙な時季による違いもあるかもしれませんが。

 ともかくススキを楽しんで、紅葉の三百名山倶留尊山にも登れましたし今日は満足でした。鎧岳、兜岳は登高欲をそそるいい山容で、今度は古光山と併せて周回してみたいものです。高見山、三峰山は雪山ハイクもいいですね。これまで手薄だった辺りにぼんやりと位置関係のイメージができて来ました。行きたい山も増えましたし次回に繋がるいい山行でした。

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