天狗堂・サンヤリ 〜鈴鹿10座の10座目でTENテンに遭遇

2023年11月08日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.7km
• 登り: 872m
• 下り: 872m

コースタイム

天狗堂登山観光駐車場 - 大皇器地祖神社 - 宮坂峠 - 君ヶ畑分岐 - 天狗堂 - 展望岩 - サンヤリ - 展望岩 - 天狗堂 - 岩尾谷登山口 - 御池林道 - 天狗堂登山者用トイレ - 天狗堂登山観光駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・天狗堂登山観光駐車場利用
・御池林道は君ヶ畑集落の先は除雪が行われないため、ゲートの先で冬期閉鎖となるようでした

コース状況／危険箇所等

ヤマビルへの献血なし

写真

御池林道沿いにある天狗堂登山観光駐車場からスタート

大皇器地祖神社
この左手に宮坂峠に向かう登山口

宮坂峠で稜線に合流
ここまでの植林地内の登山道はヤマビル多発地帯の予感がしました
ここから筒井峠方面に向かうと、北西にある黒谷山（685m）からは、天狗堂が綺麗に見渡せるようです（次回のお楽しみ）

稜線部からの西側の展望
稜線のすぐ西側に植林用の作業道がありました

琵琶湖の多景島が見えていました

天狗堂の山頂部

イタチ科のテンに遭遇

何かに噛みついていたテン

舌を出したテン

テン

天狗堂上部の森では落葉が進んでいました

天狗堂の山頂部からの茶野越しに霊仙山

ブナ

サンヤリの手前にある標高点924mの小ピーク
周辺はシャクナゲの群生地

サンヤリの山頂
二等三角点『萱原村』958.05m

サンヤリの山頂部からの天狗堂

サンヤリの山頂部のブナ

静ヶ岳

サンヤリの山頂から少し先に進むと北側の展望が少しありました
先週訪問した茶野の稜線越しの伊吹山
この左に霊仙山のカルスト台地も見えていました

天狗堂方面からのサンヤリ

天狗堂山頂部の展望岩

展望岩の頂点からは東側の展望が良好でした

鈴ヶ岳と御池岳
手前にT字尾根と山腹を巻く御池林道

天狗の鼻とボタンブチに登山者
奥は奥ノ平
先週はこちらから天狗堂とサンヤリを眺めていました

稜線越しに頭蛇ヶ平-天狗岩-藤原岳-多志田山

稜線越しに竜ヶ岳山頂部の笹原

天狗堂の山頂（988m）に戻ってきました
復路は御池林道に下るルートで

三池岳と釈迦ヶ岳

御在所岳と雨乞岳

下山途中の稜線から振り返る天狗堂の山頂部

中間点付近の森
下部は植林地となり、滑りやすい急斜面にロープが設置されていました

御池林道の岩尾谷登山口に下山
最下部では植林伐採の作業道が交錯

君ヶ畑の集落にある天狗堂登山者用トイレと木地師発祥地・君ヶ畑ミニ展示館

アキチョウジ

ゲンノショウコ

キッコウハグマ

スズカアザミ

ハンショウヅル

ヤブヘビイチゴ

ツルリンドウ

山路にヤマジノホトトギスがポツリポツリとありました

ブナの枝に沢山着床していたヤドリギ
ヒレンジャクなどの野鳥が木の上で実を食べて種を散布させたのでしょう

ヤドリギの果実

コシアブラの果実

タムシバの花芽

ヤマグルマの果実

ユズリハ（雌雄異株）の果実

アオハダの果実

アズキナシの果実

ホンシャクナゲが開花していました

ホンシャクナゲ
群落・花
花芽・果実

■紅葉図鑑
アズキナシ、コシアブラ、ツタウルシ
シロモジ、ウリハダカエデ、コハウチワカエデ
イワウチワ（トクワカソウ）、ホオノキ、オオモミジ？

■道草の野鳥観察
ドジョウを捕獲したタカブシギ

オジロトウネン

タシギ

エリマキシギ

クサシギ

コアオアシシギ

テンが左後脚に絡まったナイロンロープを噛み切って脱出するこを祈るしかありませんでした。

装備

MYアイテム

アルプス岳

重量：-kg

感想

アルプス岳

東近江市の鈴鹿10座が、今回の天狗堂登頂で10座登頂となりました。
上部ではシャクナゲが沢山見られ、林床にはイワウチワも沢山見られました。イワカガミが混生している所もありました。
山上ではアズキナシの実をツグミが食べていました。
上部ではナツツバキの木が少し目に入り、落葉後でした。
アケボノソウは果実となっていて、センブリは1株の根生葉が目に入りました。
サンヤリからさらに御池林道のミノガ峠まで尾根が続いていますが、植林地が多く展望がなさそうに見えました。

コメント

ftmasa

かのテンを逃がしてやること出来ず可哀想でした
貴方の投稿を参考に山行きを計画すること有ります　ありがとうございます。

アルプス岳

ftmasaさん　こんばんは
ちょうど3年ほど前に、紀伊半島南部の須賀利大池を訪問した際、角が絡まっていたニホンジカを救出したことがありました。
その時はナイフのような石があり、ロープを切ることができました。
今回は残念ながら助けられませんでした。

rokunana

おつかれ山です。
この子私も見たんですが、私が見た時間ですと網に引っかかっていてかわいそうでしたので、市役所に電話しましたが野生の子は何もできないと言われてしまいました。
自力でお山へ帰ってることを祈るのみです。

アルプス岳

rokunanaさん　こんばんは
近くのアセビの根を食いちぎる行動も見られました。
切断できる道具を持っていても、救出する際に暴れて噛まれる恐れもありそうでした。
新しいナイロンロープを嚙み切っていそうなところもありましたので、うまく脱出することを祈るしかありませんでした。