思いがけずの雪山 熊野古道 小辺路踏破

2023年11月12日(日) ~ 2023年11月15日(水)

• GPS: 105:43
• 距離: 63.0km
• 登り: 4,127m
• 下り: 4,806m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:04
• 休憩: 0:23
• 合計: 6:27

8:53 スタート地点
8:59 千手院橋
9:19 9:23 大滝口女人堂跡
10:00 薄峠
11:07 11:24 大滝集落東屋
12:48 水ヶ峰分岐
13:41 13:43 東屋
14:22 平辻
15:20 大股登山口

2日目

• 山行: 7:05
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:33

8:14 大股登山口
9:10 9:16 萱小屋
10:21 桧峠
11:32 伯母子岳
12:28 12:30 迂回路出口
12:51 上西旅籠跡
13:00 13:15 ランチ
15:28 15:33 三田谷バス停
15:46 三浦口バス停
15:47 宿泊地

3日目

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:42

7:50 宿泊地
7:53 7:56 三浦口
8:33 8:37 吉村家跡防風林
9:11 9:29 三十丁の水
10:11 10:21 三浦峠
12:10 12:25 ランチ場所
12:30 12:35 矢倉観音堂
13:19 西中バス停
13:23 西中の公衆電話
13:43 河合神社
14:29 十津川温泉 昴の郷
14:32 宿泊地

4日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:26
• 合計: 5:21

5:54 宿泊地
6:11 6:19 果無登山口
6:47 果無集落
7:30 7:35 天水田
8:18 8:25 観音堂
8:57 9:03 果無峠
10:30 七色分岐
11:15 八木尾バス停

天候

1日目　曇りのち小雨
2日目　小雨から雪、のち曇り
3日目　晴れ
4日目　パラパラ雨から曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

行き　車で橋本駅近くのコインパーキング
橋本駅から南海電車、高野山駅　バスで千手院橋前　7：27発8：20着
バス8：23位発
　
帰り
八木尾バス停からJR五条駅（日本一長い路線バスの旅）
11：30出発から15：27着の予定でしたが、遅れて15：35ぐらいに到着。
乗り継ぎのJRが出た後で1時間待ちました。（3100円）
五条から橋本駅　16：40発16：58着
バスはトイレ休憩、十津川温泉で10分、谷瀬の吊橋で15分間2回ありました。

コース状況／危険箇所等

伯母子岳周辺は積雪で、10cm。
小辺路が伯母子峠から崩落していたため、迂回路として尾根道でした。積雪で踏み後は全く分からず、（私たちがこの日の先頭、）ピンクテープを頼りにたどりました。急坂です。
全体に狭いトラバースもありますが、道標はしっかりあり、道迷いは少ないかと思います。

その他周辺情報

12日　ホテルのせ川　大股登山口バス停からTELして送迎してもらいます。温泉でゆったりできました。0747-38-0011
洗濯可
１３日　三浦口　農家民宿山本
三田谷バス停からTELして送迎お願いします。三浦口バス停まで歩くと向かいの車がきます。　0746-67-0076
洗濯可
１４日　行者民宿　十津川温泉　太陽の湯
蕨尾口バス停近くにあり果無登山口まで10分
0746-64-0048

どこの宿泊施設もタオル、浴衣付で着替は不要。弁当もお願いできます。

情報収集
十津川村役場　企画観光課　
http://www.vill.totsukawa.lg.jp
無料で小辺路登山マップを送ってくれます。4日位かかります。
高野山観光センターにも地図を置いています。（金剛峯寺前）

写真

11/12 8:24

高野山駅

11/12 8:40

金剛峯寺前の紅葉
高野山観光情報センターに行きます。
トイレあります。

11/12 9:00

高野山大学から

11/12 9:11

小辺路に入り女人道を歩く

11/12 9:46

後ろから来た方、4泊5日で、那智駅まで全踏破するそうです。すごい

11/12 10:03

薄峠

11/12 10:46

赤い鉄橋

11/12 11:09

大滝集落のトイレ

11/12 11:24

大滝集落の東屋
ここでランチ休憩

11/12 12:05

高野龍神スカイラインに合流
歩道がないので車に注意です

11/12 12:23

奈良県と和歌山県の県境

11/12 12:36

スカイラインを離れて山道へ入ります

11/12 12:43

11/12 12:59

水が峰集落跡
明治の最盛期には宿屋が8軒あったそうです

11/12 13:39

東屋
ここで雨がポツリ。
レインスーツを着ます

11/12 14:22

林道歩きから山道へ入ります
平辻

11/12 14:27

倒木

11/12 14:28

11/12 15:18

大股登山口に到着

11/12 15:19

大股登山口バス停
トイレあります。

11/12 15:22

ここでホテルのせ川に連絡します。

11/13 7:49

ホテルのせ川の部屋
トイレ付

11/13 8:09

二日目
小雨の中レインスーツでスタート

11/13 9:10

萱小屋
避難小屋になっています。
ストーブあり、ビール、ジュースを無人販売しています。
お金は箱に入れます。

11/13 9:11

ストーブ用の薪が積んであります。

11/13 9:48

標高1000m超えると積雪。

11/13 10:17

今期初の雪山です。♪

11/13 10:17

11/13 10:23

分岐に近づくと段々増えます
チェーンスパイクを付けて、ダウンを中に着こみました。

11/13 10:33

外国人2名（ホテルで一緒だった方）に追いつかれましたが、伯母子峠までだそうです。

11/13 11:02

ここで迂回路へ
伯母子岳への直登ルート

11/13 11:20

積雪10cm
チェーンスパイクは雪団子がついて役に立たない

11/13 11:29

霧氷あります

11/13 11:30

伯母子岳山頂
三角点あります。
200名山　1344m

11/13 11:33

迂回路は尾根道でした。

11/13 11:57

ピンクテープを頼りにおります
しばらくすると向かいからフランス人の女性が一人で登ってきて、民宿山本からかわらび荘へ行きたいと不安そうに言ってきました。。私たちのトレースをたどるように説明して、山頂は寒いので、（スニーカーにヤッケ、手は真っ赤、帽子もなくずぶ濡れで寒そうでした）chokusenが2重にしていた、手袋を進呈しました。嬉しそうに付けてくれました。

11/13 12:28

伯母子峠への小辺路に合流しました。
ちょうど同じ民宿山本で泊まっていたので、後で無事に大股に到着したことが分かりました。

11/13 12:40

狭いトラバース

11/13 12:50

上西家跡

11/13 12:51

11/13 13:52

お地蔵様
この後外国人のソロの女性に追いつかれました。
なかなか話が通じません。

11/13 15:26

伯母子岳登山口に到着

11/13 15:26

11/13 15:26

先ほどのソロの女性がいます。
次の民宿の場所がわからないので、スマホで探していましたが、政所と聞いて、一緒に探します。
すぐに見つかりました。

11/13 15:27

神納川
上流は護摩壇山

11/13 16:44

民宿山本の部屋
トイレは最新式、自動でふたが開きます。
明かりも自動でした。ビックリ

11/13 17:22

夕食はたっぷりでした。

11/14 6:55

民宿山本の朝食
自宅で飼っている烏骨鶏の生卵がついています

11/14 7:51

3日目十津川温泉からの予約バス。
中国人の女性が2名
11人の団体だったそうですが、ほかの方は伯母子越えで疲れて旅館にとどまっているそうです。

11/14 7:53

3日目、三浦口からスタート。
この女性たちと何度か抜きつぬかれツ。最後は大きく離されました。

11/14 7:54

11/14 8:16

最後の民家。空き家です

11/14 8:30

大杉の防風林が残っています。

11/14 8:32

樹齢500年だそうです。

11/14 9:20

三十丁の水
ちょろちょろ

11/14 9:44

キッコウハグマ

11/14 9:44

あそこの谷が三浦峠

11/14 9:47

11/14 9:49

大峰の山々は冠雪しています。

11/14 9:53

11/14 9:56

紅葉は終わり

11/14 10:02

崩落地を修復しています。

11/14 10:13

三浦峠から大峰の山々
多分釈迦が岳が見えていたと思う

11/14 10:14

下は三浦口

11/14 10:17

三浦峠に到着
この日の最高点　1145m

11/14 10:17

東屋

11/14 10:18

トイレもあります

11/14 10:26

11/14 10:31

ホコリタケ

11/14 10:34

水場

11/14 10:43

古矢倉跡

11/14 10:43

怖ろしい伝説

11/14 11:05

出店跡

11/14 11:28

今西集落が向かいに見えます

11/14 11:33

五輪の塔

11/14 11:57

墓石

11/14 12:11

ここでランチ
おにぎり弁当
リンゴに玉子焼き、ウインナー　美味しい

11/14 12:29

小辺路トレイル

11/14 12:31

11/14 12:34

矢倉観音堂
耳の患いにきくとと書いてあったのでお地蔵様の頭を撫でました。私は難聴

11/14 12:46

ヘイと後ろから大きな掛け声。昨日のソロの女性（外国人）see　youと声をかけてハグされた。
また追い抜かれた。

11/14 12:51

林道に下りる

11/14 13:24

11/14 13:48

疲れたので永井まで歩き、バスに乗りました。
この後中国人の2人も乗ってきました。
お宿も同じでした。

11/14 15:40

太陽の湯の部屋
十津川温泉　露天風呂でゆったり
トイレ付の部屋です

11/14 18:26

夕食は猪鍋、目張り寿司、サンマ寿司、鹿肉のカツとご当地メニュー

11/15 4:59

あさは出発が早いので弁当にして頂く

11/15 6:09

果無峠登山口より赤い橋と雲海

11/15 6:09

11/15 6:47

ポツポツ雨の中果無集落

11/15 6:48

ここは雲海で有名なところ

11/15 6:49

民家の軒先を通ります

11/15 7:31

天水田
また降ってきました。

11/15 8:20

観音堂の避難小屋
トイレもあります

11/15 8:24

暑いので脱いだり着たり

11/15 8:38

大峰の山々

11/15 8:59

果無峠に到着
1060m　この日の最高点

11/15 9:00

雨具のズボンを脱ぐ

11/15 9:06

去年もここにきました。
（果無山から奥辺路へ）

11/15 9:32

雲海

11/15 9:44

三十三観音

11/15 9:49

後ろから一人抜かれた

11/15 9:54

きれいなリンドウ

11/15 10:02

急な下り

11/15 10:02

11/15 10:04

誕生仏

11/15 10:08

本宮町を望む
向かいから外人の男性

11/15 10:21

歩きにくい

11/15 11:09

ここから八木尾まで300m
意外と長い

11/15 11:27

熊野川
よく氾濫します。

11/15 11:28

八木尾バス停
11：30のバスに間に合うがバスは10分遅れてきました。

11/15 11:30

11/15 12:13

十津川温泉でトイレ休憩

11/15 13:27

日本一長い路線バス
奈良県の近鉄八木駅から和歌山県の新宮駅まで

11/15 13:32

谷瀬の吊橋近くのバス停でトイレ休憩
ここに座っている方々は串本からの魚の行商を待っているそうです。

11/16 9:31

三浦口への予約バスの時刻表
三浦口の民宿の予約できない時に、十津川温泉の宿をとり往復するためのバスです。

11/16 9:32

十津川村の小辺路マップ
十津川村から送ってもらいました

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

SH-M19 SHARP

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

感想

naoandmi

天気を考えて予約を入れたのに、小雨や大雪とはずれが多かった。
1日目は最後の1時間、小雨。
2日目は朝から12時くらいまで雨から雪、
4日目はポツポツでほとんど濡れなかったが、曇り空。
宿泊予約を入れると、簡単には変更できないですね。
最後の日は帰りのバスの最終に合わせての登山となり、熊野大社までは行けなかった。もう1泊必要でしたね。
何はともあれ、歩き通せたのは良しとしよう。

出会った方は1日目は日本人4名
2日目は外人4名日本人1名、3日目は中国人2人と外国人1名、
4日目は、外国人二組3名とほとんどが外国人、で熊野古道が世界遺産となり、海外では有名になっているようです。人里離れた小辺路をソロで歩くとは勇気が要ります。皆さんすごいですね。
どこの宿泊施設も丁寧な対応でありがとうございました。

コメント

よしまい

直＆美さん　
雪山となって大変でしたね〜！
やっぱり熊野古道は国内より海外の方が注目されてるようで・・
最近はアチコチの山でインバウンドの方を見かけることがメチャ多くなりましたが熊野古道をソロでチャレンジする女性は凄いですね！
私はこの辺りは未踏なのでいつかはチャレンジしたいので参考にさせてもらいます

chokusen

よしまいさん
おはようございます。
宿をとり４日で歩くのは小辺路の標準的な歩き方で、ヤマレコには小屋やテン泊で２泊３日で歩いたレコが多いですね。
雪は天気予報で一定予想し、それなり準備していたのでそれはそれで楽しかったです。
しかし、相当前に予約し雪など想定せずに歩いきた人は大変だったと思います。
それと逆コースは標高差が大きくなり厳しいです。

naoandmi

よしまいさんこんばんは！
雪山は寒くて、トレースもないし不安でした。私たちの後に中国人の団体さんがきたようで、三浦口のバス停で待っていたバスは1時間待ったそうです。歩きにくかったと思います。
この日は逆コースでフランス人（若い女性）1人と大分下ったところで、伯母子峠で泊まる予定の男性1名、地下足袋で登ってきたので、上は雪ですよというと情報ありがとうと言われて、地下足袋なので、濡れると心配されていました。
よしまいさん、いつになるか分かりませんが、天気が良ければいいコースなので、行ってくださいね。

タンタン山歩　T-sanpo

1日違いでしたね。フランス女性でしたか?大股に悲壮な表情で下りてこられて、大変だったと英語と日本語と動画で力説されてました。地下足袋の御仁は2日目に会っていろいろアドバイス頂きました。なにはともあれお疲れ様でした〜😄

chokusen

タンタン山歩　T-sanpoさん
お疲れ様でした。
普通のハイキングスタイルで、吹雪く伯母子越えはさど大変だったと思います。「悲壮な表情」をしていましたか。
僕は色々気になる性分で、チェーンアイゼンを担いで行ったのですが、相方に団子が着きつけないほうがよかったと言われました。
バスを乗り継ぎ田辺経由で帰ってくるというのは考えていませんでした。

タンタン山歩　T-sanpo

chokusenさん、こんにちは。
チェーンアイゼン持ってませんでしたが、結果オーライになっただけで、場合によっては装備不備だったかもと反省の極みです。雪を予想していたのは凄いです。
帰宅ルートは、もう少し早く本宮まで下山していれば、同じ八木新宮線バスで戻りでした😅

chokusen

タンタン山歩　T-sanpoさん
それで色々ザックに物を詰め込み重くなり、自分でもいやになります。
いつも相方に呆れられています。