巨木も登山口も見つからないっ ! ならしハイクの峰山−石砂山
- GPS
- 04:40
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 850m
- 下り
- 919m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
先週の弘法山で、少し歩けそうだし、痛みも緩和してきて、夜は眠れるようになってきたので、イージーなハイクに出かけてみることにした。
2013/12/11に赤鞍ヶ岳から巌道峠、天神峠等を越えて最後に登る予定だったが、ルートミスで登れなかった峰山の雰囲気が気に入っていたので、今回は峰山から相模原市の低山を回ってみることにした。
やまなみ温泉口へのバス便は遅いので、大鐘BSからスタートする。
二人だけしか居ない乗客の一人が、ゴルフ場入り口で下車するので一緒に降りようとしたら、運転手さんからバス停は”この先”と、30m程先迄連れて行かれた。
バス停でキョロキョロするが案内は無いし、ゴルフ場関係の道が地図に記載無いので登山口が判らない。丁度ゴルフ場の関係者らしき人が来たので作業車を止めて訪ねると、先ほど一人下車したゴルフ場入り口の反対側が登山口とのこと。
確かにしっかりした案内板が有り、ゴルフ場の脇を辿る道に入る。この後もゴルフ場の敷地脇をなぞるように進み、要所にはしっかりした指導標があり、途中までは軽自動車が上れるような、歩きやすくなだらかな道を上る。
やまなみ温泉側からの道を合わせると、直ぐに峰山頂上。
頂上は、真新しい祠の脇から、丹沢山塊の主峰や大室山の隣に富士山が見える素晴らしい展望地だった。
ドンと大きく聳える富士山も良いが、前山の間から覗く富士山の雰囲気も素晴らしい。
テーブル付きベンチでのんびりして出発。
南側への下りは、一転してコンクリート製丸太の階段で歩きにくい。暫く下り、送電塔や綱子への分岐の手前からは緩やかな道になり、雑木林の気分の良い歩きになる。僅かだが登り下りが連続して、一寸尾根歩きの気分になる。
コンクルート舗装の急な民家の私道?を下ると、直ぐに菅井下のBSになり、三叉路を右に行くと石砂山の表示がある。
菅井花街道の看板に誘われるように、フジ、チューリップ等の花の道に入ると直ぐに石砂山の登山口になる。
峰山への登りでも聞こえていた野鳥の声が一層増えてきて、期待が高まるが中々姿を見つけられない。見つけても新緑真っ盛りの中をすばしっこく移動するので、ピントを合わせるのは至難の業。
それでもと、しばしば立ち止まり、暫く待ってみるが結局上手く撮影できなかった。(キクイタダキ?、カワガラス、アカゲラ、コゲラ、ヤマドリ、エナガ、カケス、アカゲラ、ヒガラ、ムシクイの仲間、等々)
今日は出来るだけ体力を使わないようにと、伏馬田城趾は寄らずに進む。
木々の間から見た石砂山はなだらかな登りで直ぐに着きそうだったが、頂上近くは丸太の階段がずいぶん長く続き、結構疲れた。
石砂山頂上には、ギフチョウ保護の看板がある。南側が少し開け丹沢山塊を見ながら休憩していると、蝶が2頭飛び回っている。よく見るとギフチョウの様だ。慌てて食べ物を放り出してレンズを向ける。
もう終わりの時期の様で、羽根が痛んで可哀相なギフチョウだった。
休憩を終わり、東寄りの尾根にトレースが有るようなので、こちらを下ろうとしたところに、男女5人の老人(自分より若いかも?)が、ギフチョウを見に登って来たと言い、未だ居ますよと言うと大喜び。少し話をすると篠原から来たという。
”篠原”と言う言葉に気分が変わり、北北東の一般登山道を下ることにした。
下りも問題ないので、少しスピードを上げようかと思ったとき、突然左足が動かなくなった。痛くて力が入らず、足を持ち上げられない。休んで一生懸命にもみながら、引きずるようにノロノロ進んでいたら10分ほどで歩けるようになった。
石老山へは篠原から登らず、R518(篠原津久井線)の途中にあると言うクスノキの巨木を見ながら登る予定なので、篠原BS方面と反対側に進んだら、直ぐに立派な道路に出た。そのまま進んだら方角が違うので混乱し、丁度外で作業していた地元の方に訊くと、やはり反対方向に進むのが正。山と高原地図では道路が一本抜けている事が判った。
牧馬峠へは結構あるよ!という声を背に、かんかん照りの日差しを浴びながら舗装路を歩き始めた。幸い左足は何とか持ちそうだが、結構な登りで距離もあるし疲れる。牧馬峠には、石砂山方面へのトレースがあり、やはり頂上から直接峠に出られそうだった。
幅員を抑制するポールを越えると、道路は急な下りになる。
クスノキの巨木と、その側の石老山への登山道を探しながら下るが、全く判らない。その内、明らかに石老山への登山口は無いと思われる地形になって来た。もう一度舗装道路の峠に戻り、篠原に行く元気は無いので、石老山は今回はあきらめる事にする。
結局7kmもの一番嫌いな舗装道路を、登り下りするだけになり、意気消沈してR413の牧馬入口BS着。バスは出た直後で、1時間半ひなたぼっこになってしまった。
何とか歩けたが、ルートは判らなくなるし、AW-120の設定を間違えてLogは取れなかったし、久々のハイクは散々だった。
<今日の実歩行時間>;3時間55分
<今日の歩数> ;30,000歩
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