甲武信ヶ岳・三宝山(西沢渓谷駐車場から往復)
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- GPS
- 10:20
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,780m
- 下り
- 1,779m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 帰途の温泉 笛吹の湯(510円) |
写真
感想
残雪の山歩きがしたくて、甲武信ヶ岳へ。
このところ暖かい日が続いたので、積雪量も大分減ったようだが。
予定より40分遅れで5時30分頃、西沢渓谷駐車場へ。
数台の車が駐車している。昨日から甲武信小屋の営業が開始されているので、小屋泊まりの登山者だろうか。
ゆっくりと準備しスタート。今日は長い一日となる。
ねとりINFを通過し、登りは近丸新道を選択。軌道上を行く。所々崩れた場所もあるが、普通に歩けば問題ない。
スタート時間が遅れた分、少しペースをあげて歩く。
新道分岐で小休止。まだまだ先は長い。
ここからは戸渡尾根。シャクナゲのトンネルの中を歩く。近丸新道の上部、戸渡尾根とシャクナゲの群生している場所を通ると、花の時季に是非来たいと思う。
標高2,200m辺りから、積雪がみられるようになってきた。
木賊山直下、2,350m付近の岩場で軽アイゼン装着する。ここからは、黒金山を手前に、雲海の上には富士山が姿を見せる。
展望のきかない木賊山を過ぎて、甲武信小屋への下りにはいると、正面に甲武信ヶ岳と三宝山がでんと腰を据えている。左側には、国師ヶ岳や金峰山(五丈石もはっきりと)。更にその奥には甲斐駒が頭を覗かせる。
復路も同じ道なので、甲武信小屋はスルー。
甲武信ヶ岳には、予定よりかなり早く着く事が出来た。
山頂で休んでいた若い3人組と情報交換。彼らは昨夜小屋泊まりで、これから毛木平へ下山していくようだ。
三宝山への往復をどうするか検討。時間は早いし、体力的にはなんとか余裕がありそう。
眺めの良い山頂で休んでいると、もう此処まででいいかなという気持ちが、沸々と湧いてくる。しかし、もう此処へは来る事は無いかもと、意を決して行く事に決め、甲武信ヶ岳山頂を後にする。
三宝山への道は、積雪は多いものの、トレースがある。しかし所謂くされ雪の状態で、何度も何度も雪面を踏み抜いてしまう。脚の付け根まで入り込んでしまうと、脱出するだけでも体力を消耗する。ワカンでもあれば少しは楽なのだろう。
埼玉県最高峰の三宝山は、甲武信ヶ岳より僅かに高い。展望のない山頂で小休止の後、三宝岩を目指すが、雪面の踏み抜きに気をとられて分岐を過ぎてしまった。
戻る意欲もなく、そのまま甲武信ヶ岳を目指す。
片道40分程の往復であったが、最後の甲武信ヶ岳山頂への急登では、もぅバテバテの状態であった。
戻って来た甲武信ヶ岳山頂で昼食休憩。居合わせた若い登山者と、山の話をしながら短い昼食を終え、往路は素通りした甲武信小屋へ一緒に向う。
甲武信小屋で小休止。若い登山者とは、日本の何処かの山で再会出来るように固い握手を交わし、彼は毛木平へ、私は西沢渓谷へとそれぞれ反対方向に下山していく。
小屋から木賊山のまき道は、トレースが見当たらず、仕方なく再度木賊山を越えて行くこととなる。今日最後の登りと気合を入れるのだが、身体がついていかない。キツイの一言。
木賊山山頂を越え、来る時にアイゼンを装着した場所で、アイゼン、スパッツを外し、後はひたすら西沢渓谷駐車場に向けて下山するのみ。
帰りは徳ちゃん新道を経由し、バテバテの脚に叱咤激励しながら、16時ちょうど、やっと駐車場にたどり着く事が出来た。
ああ、疲れた!
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