カタクリ満開の船通山

2015年04月29日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.1km
• 登り: 630m
• 下り: 630m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:50
• 休憩: 1:00
• 合計: 4:50

9:30 斐乃上荘
10:10 登山口
10:40 鳥上滝
11:30 12:30 船通山
14:10 亀石コース・鳥上滝コース分岐
14:20 斐乃上荘

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

広島市中心部から自家用車で向かって3時間弱。駐車スペースは道路脇に多数ある。

コース状況／危険箇所等

・危険な箇所は特に見受けられなかったが，ぬかるんだ階段道があったので転倒に注意されたい。
・山頂付近はカタクリ保護のためロープで登山道が狭められており，離合が困難な箇所もあった。

その他周辺情報

・我々は玉峰山荘の日帰り入浴を利用した(大人510円，JAF会員410円)。
・今回は立ち寄らなかったが，亀嵩そばもおすすめである。
・登山口の斐乃上温泉 斐乃上荘では予約すればお弁当を購入できるそうだ。

写真

4/29 9:08

タチツボスミレ
[スミレ科スミレ属]

4/29 9:13

セイヨウタンポポ
[キク科タンポポ属]

4/29 9:16

ヒメオドリコソウ
[シソ科オドリコソウ属]

4/29 9:16

キケマン
[ケシ科キケマン属]

4/29 9:18

イヌノフグリ
[オオバコ科クワガタソウ属]

4/29 9:18

八重桜はちょうど見頃

4/29 9:19

スミレ
[スミレ科スミレ属]

4/29 9:19

ムラサキケマン
[ケシ科キケマン属]
タンポポにピントが合ってしまい失敗

4/29 9:20

ハコベ
[ナデシコ科ハコベ属]

4/29 9:22

カンスゲ
[カヤツリグサ科スゲ属]

4/29 9:24

ダンドボロギク
[キク科タケダグサ属]
花期は秋だったような

4/29 9:29

クサソテツ
[イワデンダ科クサソテツ属]
コゴミとも

4/29 9:34

イチリンソウ
[キンポウゲ科イチリンソウ属]

4/29 9:51

ミツバツチグリ
[バラ科キジムシロ属]
キジムシロとは1セットが三つ葉か五つ葉以上かで見分けることにしている

4/29 9:52

ゼンマイ
[ゼンマイ科ゼンマイ属]
至る所に生えていたので山菜採りをしたくなる

4/29 9:55

オトメスミレ
[スミレ科スミレ属]
自信なし

4/29 10:01

カキドオシ
[シソ科カキドオシ属]

4/29 10:01

登山道まではのどかな舗装道を歩いて行く

4/29 10:05

モモ
[バラ科モモ属]

4/29 10:18

シロバナタチツボスミレ
[スミレ科スミレ属]

4/29 10:19

エンレイソウ
[ユリ科エンレイソウ属]

4/29 10:22

ハシリドコロ
[ナス科ハシリドコロ属]

4/29 10:23

サンインシロカネソウ
[キンポウゲ科シロカネソウ属]
かなりのお気に入り

4/29 10:24

鳥上滝コースは沢沿い歩きが多い

4/29 10:25

コチャルメルソウ
[ユキノシタ科チャルメルソウ属]
ユキノシタ科で当たりをつけて特定

4/29 10:29

ミヤマカタバミ
[カタバミ科カタバミ属]

4/29 10:32

ハリブキ
[ウコギ科ハリブキ属]
直感的に特定したがあまり自信なし

4/29 10:38

途中には鉄階段もある

4/29 10:39

鳥上滝コースの目玉

4/29 10:55

途中水場もあるが鉄臭いとのことで試さずじまい

4/29 11:05

フキ
[キク科フキ属]
山菜取りに訪れたくなるほど春の味覚満載

4/29 11:11

オオカメノキ
[スイカズラ科ガマズミ属]

4/29 11:13

ショウジョウバカマ
[ユリ科ショウジョウバカマ属]
久々の再開

4/29 11:17

山頂付近は笹原となっている

4/29 11:20

山頂手前のカタクリ群生地
[ユリ科カタクリ属]

4/29 11:20

登山道はロープで区切られている

4/29 11:29

山頂から北方を眺めると右奥の方にうっすらと大山が見える

4/29 11:32

山頂標と大山（うっすら）

4/29 12:08

カタクリ群生地の先には雄大な景色が広がる

4/29 12:48

途中残雪もある

4/29 12:50

タチツボスミレのようだが，花弁の形が角張っているので違うかもしれない

4/29 12:52

亀石コースには心地よい新緑の水平道がある

4/29 12:58

下山口方向を眺める

4/29 13:10

ネコノメソウ
[ユキノシタ科ネコノメソウ属]

4/29 13:17

サンインシロカネソウ(再掲)

4/29 13:19

ヤマエンゴサク
[ケシ科キケマン属]

4/29 13:19

キクザキイチゲ
[キンポウゲ科イチリンソウ属]

4/29 13:43

ヒトリシズカ
[センリョウ科チャラン属]

4/29 13:44

ナツトウダイ
[トウダイグサ科トウダイグサ属]

4/29 14:05

モミジイチゴ
[バラ科キイチゴ属]

4/29 14:11

亀石コースと鳥上滝コースの分岐点

4/29 14:13

タネツケバナ
[アブラナ科タネツケバナ属]

4/29 14:14

キンポウゲ
[キンポウゲ科キンポウゲ属]

4/29 14:14

これもタネツケバナのような気がするが

撮影機器：

Canon PowerShot S200 Canon

感想

yamareco

約1ヶ月ぶりの登山は，地元の登山好きの方たちと島根県の船通山へ。
カタクリが見られるとともに，初めての島根県の山ということもあり，楽しみにしていた。
朝6：00集合ということで，山小屋並みの4：30の起床となる。

集合場所から登山口まではご一緒する方の車に乗せて頂き，
おしゃべりをしている間に，定刻通り登山口に到着する。
駐車スペース付近に大好きなキケマンが咲いていたので，期待が膨らむ。

花々をカメラに収めるため，最後尾付近を陣取りつつ，久々のグループ登山を楽しむ。
登山口までは車道歩きだが，路傍の花や山菜が興を添えてくれるので退屈しない。
「山菜」と書いて，ツクシの撮影をすっかり忘れたことに気づく。

途中見られる花はタチツボスミレが圧倒的に多いものの，ミヤマカタバミやネコノメソウ，
エンレイソウなども見られ，一つ一つカメラに収めるのはなかなか忙しい。
途中初めて見かける綺麗な花があったが，後で伺ったところによると，サンインシロカネソウというそうだ。

沢から離れ，カタクリやショウジョウバカマが現れると，山頂は直ぐだ。
笹原の丘の上の先にお目当てのカタクリ群生地が広がっている。
個人的に東の横綱は三毳山だが，眼下に広がる景色も踏まえると，船通山のカタクリも引けをとらない。

ロープで区切られた細い道を通り，（確か）階段を登ると山頂だ。
山頂には多くの人がおり，昼食や撮影で大盛況だ。
山頂近くにトイレも設置されているが，常に誰かしらが並んでいる状態だ。

山頂で雄大な景色と満開のカタクリを楽しみながら昼食を取り，亀石コースを下山する。
初めは沢から離れた道のため，虫に悩まされることはないが，沢が近づくと虫が増えてくる。

亀石コースは割と早めに下山できるが，その分車道歩きが長い。
グループ登山ならではのおしゃべりで退屈さも紛れ，最後の最後でキンポウゲも撮影でき，大満足の登山となった。
下山後は玉峰山荘でのんびりと温泉を楽しみ，三次でお好み焼きを食べつつ，帰路につく。