唐松岳（夜行日帰り）

2015年05月02日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.2km
• 登り: 943m
• 下り: 924m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:55

8:00 スタート地点 リフト八方池山荘
8:20 8:20 八方山
8:20 8:20 八方池
8:30 8:20 八方ケルン
8:45 8:45 八方池
9:30 9:30 扇雪渓
9:50 9:50 丸山側面
10:30 10:30 稜線（唐松岳山頂小屋上部）
10:50 11:15 唐松岳
11:50 11:50 丸山
12:20 12:25 八方池
12:25 12:25 八方山
12:45 リフト 八方池山荘

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

新宿23:54-白馬5:40（ムーンライト信州）5400円＋指定券520円
白馬駅5:55-白馬八方6:00(猿倉行）180円
八方アルペンライン通し券（往復2900円）
八方ゴンドラリフト「アダム」
クワッドリフト グラート
クワッドリフト
http://www.happo-one.jp/green/trekking/alpenline.html
白馬（あずさ26号）14:38 ⇒ 新宿18:34　5400円＋特急券2380円＋指定券520円

コース状況／危険箇所等

夏道と雪道が入り乱れていますがトレースがしっかりありました。

その他周辺情報

白馬駅横に無料の足湯があり帰りに利用しました。http://uradoori.com/archives/14291767.html

そのほか白馬には温泉がけっこうあるようです。http://hakuba-happo-onsen.jp/

写真

5/1 23:42

23:54発ムーンライト信州に乗り込む
かつては新宿から2355長野行きや165系急行夜行列車が何本も走っていたが今は季節列車のムーンライト信州のみ

5/1 23:49

新宿ー白馬間284kmの長距離を走る
登山者7割、鉄道マニア2割、一般1割といった乗客比率か。

5/2 5:40

早朝5:40に白馬駅に到着。

5/2 5:49

白馬駅ロータリーから快晴の白馬三山を望む
左奥の猿倉行きのバスに乗りこむ。
（ムーンライト信州に接続の臨時バス）

5/2 5:52

車内も空席が目立つ。
ムーンライトから結構登山客が降りたが、いったいどこに行ったのか？

5/2 6:04

八方インフォメーションセンターで下車。
ここからゴンドラまで徒歩15分。

5/2 6:17

ゴンドラ営業時間は7:30から。リフト券売場まえで約1時間待つ。7時すぎに販売を開始した。トイレは利用できる。

5/2 7:08

切符を買って、裏の乗車口に行くとスキー客の長蛇列が・・・。なんと深夜車で来た人たちがすでにスキー板をおいて順番待ちをしていて、切符を後から買って次から次へとやってくる・・・・。

5/2 7:30

4人乗りのゴンドラに7:30過ぎに乗り込む。

5/2 7:43

ゴンドラを降りてアルペンクワッドリフトに接続。

5/2 7:50

さらに徒歩2分のグラードクワッドリフトに乗る

5/2 7:54

リフトから左奥に鹿島槍と五竜岳が迫る。
鹿島槍は大学2年、五竜岳は大学3年の冬合宿で登り、30年前
当時の思い出が脳裏をかすめる・・・。

5/2 8:00

トイレを済まして出発。

5/2 8:03

白馬三山がすばらしい。白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳

5/2 8:13

木道が整備されている八方尾根自然研究路を登る。

5/2 8:13

左方面　遠見尾根　奥に鹿島槍

5/2 8:19

八方山ケルン　1974m
別名石神井ケルン　都立石神井高校山岳部が昭和38年に設置、石神井高校は八方尾根黒菱山荘も設立している。http://www.shakujii-club.gr.jp/sanso/sanso.html
当時の都立高校山岳部の隆盛を物語るが、現在都立石神井高校には山岳部は存続していないらしい。そしてわが母校の都立鷺宮高校山岳部もその名を「アウトドア部」に変貌している。

5/2 8:33

八方ケルン　2035m
八方ケルンは逗子開成高校の1980年の遭難事故の慰霊碑
当時高校山岳部に所属していた自分にとってもこの遭難事故は衝撃的であり、その後の訴訟問題も含め高校山岳部のあり方も問われた大事件であった。

5/2 8:37

5/2 8:38

左から
唐松岳・不帰�景�・不帰�曲�

5/2 8:38

左　不帰�喫�と天狗の大下り

5/2 8:39

天狗の頭の奥に白馬三山

5/2 8:44

白馬大池は雪に覆われていた

5/2 8:52

白馬大池を過ぎるといよいよ雪道になる。

5/2 8:59

下の樺からの急登
アイゼンを方が多かったが、キックステップで登る。

5/2 9:02

結構な斜面だが、雪もやわらかく高度感はない。

5/2 9:02

この時間上から降りてくる人は小屋泊かテント泊か・・・

5/2 9:18

上の樺より丸山の左を巻いて登る

5/2 9:19

上の樺
下ノ樺、上の樺とは八方尾根の樹林帯が残っている所の名称
それぞれ上の樺尾根、下の樺尾根が派生し、下山時は迷い込み注意地点

5/2 9:36

丸山手前の扇雪渓

5/2 10:03

雪山を満喫する気持ちの良い尾根

5/2 10:10

八方尾根上部　稜線が近づく

5/2 10:24

稜線直下は夏道が入り乱れる。
唐松岳山荘上部に雪道は突き上げる。

5/2 10:29

稜線から唐松岳を望む。ここから夏道20分で頂上。

5/2 10:29

立山、真砂岳、別山

5/2 10:30

剣岳
大学時代夏合宿でベースの三の窓が見える。

5/2 10:48

10時50分山頂

5/2 10:50

白岳、五竜岳

5/2 10:52

毛勝三山

5/2 10:58

乙妻山、高妻山、戸隠山

5/2 10:59

雨飾山、焼山、火打山、妙高山、乙妻山

5/2 10:59

不帰嶮と天狗ノ頭、白馬三山方面

5/2 11:00

唐松岳頂上山荘

5/2 11:00

5/2 11:05

蓮華岳の奥に　穂高、槍

5/2 11:05

中央奥　薬師岳

5/2 11:28

11時15分山頂下山
八方尾根を下る

5/2 11:31

唐松岳を振り返る

5/2 11:44

雷鳥のペア
目の上が赤いのが雄

5/2 11:51

登りでは迂回した丸山ケルン

5/2 11:55

下りは滑り降りるように駆け下りる。
直線的に降りるから早い。

5/2 12:49

リフト到着
山頂から1時間40分

5/2 13:22

タクシーを呼んで白馬駅に。1380円
14：38発の新宿行きあずさに十分間に合う！

5/2 14:56

あずさの車窓を楽しみ18:34に新宿に到着。
充実した夜行日帰りの山行であった。

撮影機器：

FinePix F300EXR 富士フイルム

感想

nobureko

中央線夜行列車が走るGWの単日の休みを利用して計画。東京から夜行日帰りでのアプローチ、そして雪山も楽しめる山としては唐松岳ほかには無いであろう。唐松岳は大学3年の10月の両夜行日帰り、長女が3年生の時に唐松岳頂上山荘に宿泊ピスンしたとき以来9年ぶり3回目である。行きのムーンライト信州は全席指定席、すでに予約一杯であったが、ヤフーオークションで450円でゲットすることが出来た。ムーンライトは鉄道マニアにも人気で指定券完売にもかかわらず自分の隣の席は終始空席であった。おそらくマニアが指定席切符のみを購入したのか、オークション転売目的の人が売り損ねた為であろうか・・。白馬駅からのバスはすいていたがさすがGW、八方尾根はスキー客、登山客で一杯であった。アプローチは電車より車利用が圧倒的のようだ。八方池から上部は夏道が埋まっていたが、終始アイゼン、ピッケルなし、ストックのみで登った。アイゼンをつけている人が半数以上いたが、腐った雪には効果は無さそうで、さらに尾根上部には夏道も入り混ざっていたのでノーアイゼンで十分であった。雪道は足場を選ばず歩ける上、膝のダメージも少なく、コースタイムを大幅に短縮して往復することが出来た。終始雄大な展望に恵まれ、すばらしい雪山を満喫した充実した夜行日帰りであった。