アセビなく冬トンネルの天城山(万二郎岳〜天城峠)
- GPS
- 05:46
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 806m
- 下り
- 1,212m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:46
天候 | 曇り、みぞれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・伊東駅 7:55 → 天城縦走登山口 8:50 (東海バス \1020) 帰り ・天城峠 14:54 → 修善寺駅 15:46 (東海バス \1300) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・積雪状況 霜柱はあるが積雪はほぼ無し ・トイレ 登山口、八丁池見晴台、旧天城トンネルにあるが、いずれも冬季閉鎖中だった --- ・天城縦走登山口〜万二郎岳 アセビの多い樹林帯。 序盤は緩い傾斜。後半ちょっとだけ斜度あり。 道標が沢山ある。 ・万二郎岳〜万三郎岳 霧氷祭りの樹林帯。 馬の背への下り途中に景色が開ける。 万三郎岳や、富士山、大室山などが見える。 最後は少し急。 ・万三郎岳〜戸塚峠 急なアップダウンあり、つまづかないように注意が必要。 戸塚峠付近で南アルプス、富士山が見える。 ・戸塚峠〜八丁池 ほぼ平坦な苔の綺麗な樹林帯。 コースタイムは厳し目。 ・八丁池〜天城峠バス停 序盤アップダウンあり。 展望台は1分寄り道したところにあり、八丁池や富士山、南アルプスが見える。 一部泥の滑る箇所あり。 中盤から平坦なトラバース多い。 広い所は道迷いしやすいのでリボンや足跡を注視した。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
---|---|
共同装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
感想
天城山はアセビやシャクナゲで有名なので、
こんな季節に来て良いものなのか最初から不安でした。
天気もどんより気味だし、どうなることやら。
今回は縦走したかったので伊東駅からバスで行きました。
登山口の標高が1000mを超えているため結構寒かったです。
手袋は必須でした。
バス停を降りたのは自分ともう一人だけ。
車で来た人もまばらでした。
そりゃクリスマスイブですもんね。
万二郎岳までの登りは緩い傾斜の樹林帯でした。
八ヶ岳のような広々とした森に岩には苔がびっしり。
アセビの葉っぱが沢山あり、木々は何の木か分かるようにプレートもかけられていて、いつもの登山道よりは小綺麗な印象がありました。
道標も数10m間隔であって道迷いの心配も皆無でした。
さほど体力も削られることなく到着した万二郎岳の山頂では霧氷も見られました。
そして何やら小雪が舞っている。
景色は雲が厚くて見えませんでしたが、予期せぬ冬の光景に心が躍りました。
山頂から少し降ると真っ白な万三郎岳の山肌があらわになっていて
縦走路の中でも一番の絶景でした。
もう低山でも冬支度なのですね。
富士山も雲の上から顔を出していて、こちらも雪化粧してました。
冬だからか輪郭がくっきりと出ていて青と白のコントラストが鮮やかでした。
馬の背付近では東の視界が開け、大室山の可愛らしいフォルムがよく見えました。
この辺りの縦走路はアセビやシャクナゲのトンネルがありますが、代わりに霧氷のトンネルとなっていたのも嬉しい誤算でした。
下に全く積もってないのに木の枝だけ真っ白になっているのはなんとも不思議で面白い光景です。
逆の光景は今までにもよくあったんですけどね。
そこから先はほぼ景色のない樹林帯でした。
登りも万三郎岳に大きな登りがある他はほとんどないので楽なもんです。
ただ万三郎岳からは元の登山口へと周回する人が多いので、縦走路は落ち葉が深くなります。
急な下りもあるので歩くのも慎重になります。
縦走路を独り占めできるのも公共交通機関を利用する人の特権。
何とか良い景色をと思うのですが、富士山は木々に遮られもどかしい。
見えたのは戸塚峠の辺りと、八丁池の見晴台くらいでしょうか。
景色を見るというよりはロングトレイルを楽しむくらいの気持ちで行くのがちょうどいいのかもしれません。
八丁池まで行くと人が少し増えました。
反対側から来る人たちでしょうか。
登山道が枝分かれしている地点なのでよくわかりません。
池は一面凍っていてスケートリンク状態。
流石に歩くのは無理ですが、ちょっと踏んでみた感じでは割れなかったのでそこそこ厚みはありそうです。
そこから少し上がると見晴台という展望台がありました。
階段を上がって360度見渡せる場所となっているので、ここに来たら必ず寄りたいスポットです。
伊豆は海に近いので、山と海のコラボレーションが魅力ですね。
本当はここから水生のバス停に降りたかったのですが、分岐を見落としたのか天城峠の方まで来てしまいました。
結構な遠回り。。
でも名所の旧天城トンネルに寄れたのでこれはこれで良かったかも。
仁科峠までの道標があって、このまま進んだら伊豆山稜線歩道の赤線が繋がるなぁとちょっと誘惑されましたが、14.7辧320分というちょっとよくわからない数字が書いてあったのであっさり諦めました。
どんだけ長いのよこのコースは。
山小屋の一つも欲しいところです。
そんなこんなで期待せずに行きましたが、流石は百名山。
歩きごたえがあり、景色も良くて、イブだけども来てよかったです。
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