黄蓮谷右俣
- GPS
- 20:57
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,978m
- 下り
- 2,984m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 5:08
- 山行
- 13:26
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 15:40
天候 | 2日間とも晴れ(初日の五合目小屋跡〜七丈小屋までの風が抜けるところは強い風が吹いてました。2日目は稜線に抜けて登山道に合流してからは風がありました。山頂は寒かった。) |
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過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
▶登山ポスト:尾白川渓谷駐車場にあります。 ▶トイレ:尾白川渓谷駐車場、七丈小屋にあります。 ▶ルート状況(2023.12.24現在のものです。) ◆アプローチ ・一般登山道の黒戸尾根を七丈小屋まで登ります。 ・七丈小屋まで登山道に雪はありませんでした。 ・5合目少し手前の登山道に滑りそうなつるつるした氷がありますが脇を迂回できるので問題ありません。また七丈小屋手前でも登山道が凍ってるところがありますがこちらはそこまで滑るような感じではありませんでした。 ・七丈小屋から六丈沢下降地点までは一般登山道を下ります。(六丈沢への下降地点には目印となる石碑があります。) ・六丈沢への下降点から六丈沢へしばらく灌木帯を下りていき六丈沢に合流したら六丈沢を下降し、途中から沢は氷だらけで下降しづらくなるので右岸の灌木帯を黄蓮谷まで下りました。(坊主滝上に下りたい場合は六丈沢出合付近で右岸から左岸へ横断して左岸を下りれば黄蓮谷に下りれます。今回は六丈沢出合付近が全面氷結していて先行パーティーはロープを出して懸垂下降で右岸から左岸へ横断していたので、ここでロープを出すならそのまま右岸を歩いて黄蓮谷まで下って坊主滝を登ろうとそのまま右岸を下りていきました。) ・六丈沢は過去下ったことのある五丈沢に比べれば沢床も右岸灌木帯もほとんど迷うこともなく歩きやすかったです。 ◆黄蓮谷右俣(3級上、-) ・ロープは坊主の滝、奥千丈ノ滝200m出だしの滝、奥ノ滝で出しました。 ・上3つの滝以外はフリーで登りました。 ・ほぼ雪が無く氷が露出していてました。 ・氷はしっかり発達していました。 ・奥ノ滝から上はツボ足程度のラッセルでした。(私が歩いた時はツボ足のトレースが有りました。) ・風も無く見晴らしは良く氷の状態や雪の状態も良くて全体的に最高のコンディションだったと思います。 ◆下降 ・下降は山頂まで抜けて一般登山道の黒戸尾根を下山する。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
アイスアックス×2
アイゼン
50mダブルロープ
アイススクリュー×3
アルパイン用クイックドロー×3
ビーコン
その他登攀装備1式
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共同装備 |
ツエルト
|
感想
最近、所属山岳会に入会したKさんの希望で12/23〜24で黄蓮谷右俣へ行ってきました。軽量化を理由に小屋泊を提案し、ぬくぬく小屋泊でのアタックとなりました!
Climbing
ヾ響
・黄蓮谷のコンディションが良いとのネットでの前情報通り雪はほぼ無く氷も発達してアイスクライミングには絶好のコンディションでした。今回以上のコンディションで登れる機会はもうないかも・・・(前回Iくんと登ったときは奥千丈ノ滝200mは氷の回廊ではなくて雪の回廊で、奥ノ滝2段目はスクリューは半分しか入らないベルグラでシビアな登攀だったし奥ノ滝の下2つの滝も登った記憶が無いので登れる状態になかったか雪に埋まっていたかのどちらかだったと思いますが今回は快適に登れました。)
・ロープを出した滝は全てKさんリードで登ってもらいました。楽しそうに登ってました。
・黄蓮谷後半はルーファイもトレーニング!とKさんに先行してもらいましたがサクサク登っていくKさんに対して私は足が出ず(足が痛い、攣るといったことではないのですが何だかやる気が出ない、黙々と歩けずに止まってしまうといった感じ。)離されました。Kさんにはご迷惑をお掛けしました。すみません。
・前回の山行を参考にして登山計画書を作成しましたが前回と違い後半の滝も全て登れたので余計に時間がかかり計画より遅い下山となりました。
【前回の記録】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1685389.html
・Kさんが景色も最高で楽しかったと言っていたので良しとしますが、私にはいつもの風景、しっかり標高差のある登山、ただのトレーニング山行でした。かなり疲れました。。
反省
・装備についてですが、アイゼンのモノポイントだけ変えておけば何とかなると簡単に考えてましたがナメ滝アイス歩行では丸まったアイゼン足下の歯はしっかり決まらず滑りそうになり、アックスは変な角度で研いであり決まりにくく、今回初使用のグローブは硬めで握りにくくて苦労しました。(アックスは傾斜が緩い氷よりも立っている氷に決まりやすかったです。グローブな濡れても冷たくならなかったけど軽く握れないと使えないかなー)日常がいろいろ忙しくアックスとアイゼンを研ぐ暇が無かったこともありますが、ケチって2軍装備で行くのは考えものだなーと思いました。
・体力面ですが、8月初めのチンネ敗退時の早月尾根、9月中旬の槍ヶ岳北鎌尾根以来に3ヶ月まともな登山をしてこなかったので今回は疲れました。体力落ちてました。フリーや日帰りアルパインも良いですが日頃から山登りしておかないといざという時に痛い目にあいますね。今後は山もしっかり登るようにします。
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