《北アルプス》常念岳・蝶ヶ岳〜北アルプスの洗礼〜

2015年05月03日(日) ~ 2015年05月05日(火)

• GPS: 50:31
• 距離: 26.1km
• 登り: 3,100m
• 下り: 3,088m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 0:54
• 合計: 8:44

距離 10.0km 登り 1,840m 下り 595m

8:43 スタート地点
8:57 9:05 三股・烏川林道ゲート
9:22 9:28 三股登山口
14:02 14:23 前常念岳
15:57 16:16 常念岳
17:27 常念小屋

2日目

• 山行: 5:43
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:23

距離 7.4km 登り 899m 下り 732m

5:39 常念小屋
6:57 7:16 常念岳
10:57 11:01 蝶槍
11:08 蝶ヶ岳三角点
11:16 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
11:44 12:01 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:02 蝶ヶ岳

3日目

• 山行: 3:22
• 休憩: 0:56
• 合計: 4:18

距離 8.6km 登り 326m 下り 1,761m

6:56 蝶ヶ岳
7:04 7:42 蝶ヶ岳ヒュッテ
7:46 蝶ヶ岳
9:26 9:34 まめうち平
10:12 10:22 ゴジラの木
10:41 三股登山口
11:02 三股・烏川林道ゲート
11:14 ゴール地点

天候

1日目(三股〜常念)：晴れ→曇り
2日目(常念〜蝶)：ガス時おり雨・強風
3日目(蝶〜三股)：晴れ　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三股に駐車。3日は大混雑で、駐車場に停めきることも出来ず路肩も無理、結局一番下の森の広場(？)というキャンプ地みたいなところのしかも端っこに止めることになりました。

コース状況／危険箇所等

雪が少なめでアイゼンが必要な箇所は限られてました。個人差があるのでこうとは言えませんが、蝶槍前後と蝶から三股までの直下ぐらいは必要でしょうか。ピッケルの必要性は感じませんでした。

その他周辺情報

下山後、ほりでーゆ四季の里で汚れた身体を洗い流しました。ヒュッテや小屋に割引券あり。

写真

5/3 7:41

これから行きます、常念岳。

5/3 9:20

駐車場が満車でしばらく降りたところに停めさせられたので、登山口まで結構なタイムロスを強いられました。

5/3 9:22

登山届けを書き書き。

5/3 9:23

天気予報によれば、明日はマイナス予報。。。

5/3 9:26

とりあえず、今日の天気は良い。行きまーす。荷物は2泊山小屋素泊まり仕様。15〜20kgと思われる。

5/3 9:27

まずは常念でしょう。

5/3 9:27

7.1キロ？近い近い！とこのときは楽勝モード。

5/3 9:30

花は無視していきますた。

5/3 9:48

迂回路？こっちに行っちゃいけません。

5/3 10:20

いきなり急登と虫虫虫の洗礼をあびる。

5/3 10:44

あと4キロ？！うっそ？

5/3 11:37

そろそろ残雪ごっさり。

5/3 11:48

掘金村であります。昔、金でも掘ってたのか？

5/3 11:51

激急登と激急登の間のつかの間の安心区間です。

5/3 12:45

第2の激急登、始まる。

5/3 12:49

前常念が見えてきたー。近くて遠いのだ。

5/3 12:53

なんとアルミ梯子。

5/3 13:31

この急登、リーダー、バテ始める？！いや、私の方が先にバテますた。

5/3 13:50

ここで穂高連峰あらわる。手前は、明日通る予定の蝶ヶ岳の蝶槍。

5/3 13:57

リーダーもバテてきました。

5/3 14:07

これが本日最後の穂高連峰がすっきり見えたところです。このあと、雲に包まれました。アルプスの洗礼、はじまる！

5/3 14:23

石室より。常念小屋まで1.5時間？！行けるわけねーーーっ。

5/3 14:26

前常念でとりあえず三角点タッチ。

5/3 14:38

常念岳が見えてきたー。雲がいよいよ怪しいぞ？？

5/3 15:14

尾根沿いのハイマツ帯。なんか怪しい・・・。あっ！！

5/3 15:15

雷鳥です！白に斑の茶色仕様。

5/3 15:15

私、実は白色の雷鳥しかみたことないのです(笑)。ていうか、雷鳥を見たと言うことは、明日の天気は？！

5/3 15:33

安曇野市をバックに登ります。

5/3 15:40

常念岳までもう少し？うん？あれは！！！

5/3 15:41

槍ケ岳！！初めて、槍ケ岳を近くで拝ませていただきました。

5/3 15:43

常念岳に登っていると言うのに、槍ケ岳に興奮気味。

5/3 16:02

常念登頂！

5/3 16:03

でも、やはり槍ケ岳に目がいってします。常念には失礼なお話です。

5/3 16:06

穂高連峰は、雲に包まれイマイチ全容を見えず。

5/3 16:32

さて、常念小屋に降りましょうか。

5/3 17:02

なかなかの急下降路。ということは、明日は登り返しで急登です。。。

5/3 17:10

常念小屋に到着。やっと一日が終わろうとしています。

5/3 17:10

小屋の入り口は雪のトンネル。初めての北アルプス残雪期登山。人が多いと思ったけど、リーダーに言わせると、すくない！そうです。

5/3 17:37

リーダーはワインで、私は日本酒で今日はお疲れ様でした。

5/4 5:34

4日。ガスってる上に風が強い。時おり雨も混じってる。たまに晴れ間もあるんだが。。。

5/4 5:34

たまの晴れ間に一途の望みをかけて、修行登山開始。

5/4 5:39

すごい風。ガスが吹き抜けていきます。常念の山頂が見えません。

5/4 5:40

たまに晴れ間があるんだけど。

5/4 6:42

ガスが吹き付けるせいで、ウェアがじわじわと濡れてきます。

5/4 6:57

山頂。きついです。ウェアが浸水しはじめたので合羽に着替えます。

5/4 7:45

常念と蝶ヶ岳の稜線歩きは屈指の展望が得られる。ハズなんですが。。。

5/4 8:06

相変わらずガスの流れが速い。

5/4 8:19

下界はどうも晴れているようです。

5/4 8:29

振り返ると常念岳が・・・見えません。。。

5/4 8:29

どの登山グループも、ただひたすら歩みを進めるのみ。

5/4 8:35

たまに晴れ間、もここまで。ここからは本格的にガスの中の山行となりました。

5/4 9:11

今回の登山でようやく残雪期らしい光景。

5/4 9:49

ガスだけど。

5/4 10:20

アイゼンは要りませんでした。リーダーは着けてました。

5/4 10:41

蝶槍の手前。風そして雨も混じり天気は荒れ模様です。

5/4 10:51

蝶槍が見えてきました。

5/4 10:54

手書きの山頂標識。

5/4 11:04

蝶が岳の稜線は、雨と風でまさに修行でした。

5/4 11:07

蝶が岳の三角点。

5/4 11:14

たまに横殴りの雨が襲来。あともうすこし。

5/4 11:37

蝶ヶ岳の展望所？みたいなところです。

5/4 11:39

雨風で疲労困憊だけど、いえーい。

5/4 11:41

目の前にくるまで蝶が岳ヒュッテがまったく見えませんでした。

5/4 11:42

疲れた。。。12時前に着いたので、時間的にはこのまま下山も可能だったけど、全く展望が得られない山行に悔しさを感じたのでここでもう一泊することにしました。明日は晴れろ！

5/4 17:59

蝶が岳ヒュッテでは、何人か方々とのお話が弾みました。楽しいお話、ありがとうございました。日本酒ウマーい！！

5/5 3:38

翌午前3時過ぎ。月明かりに照らされる穂高連峰。

5/5 4:21

夜明けが近づいてきました。

5/5 4:25

槍ケ岳、穂高連峰、昨日見えるはずだった光景がようやく。。。

5/5 4:31

月明かりが残る。穂高に焼岳、霞沢、乗鞍。

5/5 4:38

太陽が！

5/5 5:04

・・・出てこない。。。。

5/5 6:51

モルゲンロートならず。。。

5/5 6:52

蝶が岳山頂より。朝靄でいまいちです。

5/5 6:52

八ヶ岳に南アルプス。

5/5 6:53

御嶽山に中央アルプス。

5/5 6:55

どやー。

5/5 6:56

リーダーと。どやどやー。

5/5 6:59

乗鞍も御嶽も、今年の残雪期は雪が少ない。

5/5 7:00

やりぃぃぃ！いつか、登ります。

5/5 7:41

さて、下山開始です。

5/5 7:44

常念岳。今日のこの稜線歩きは、きっとすばらしいものになったであろう。

5/5 7:45

妙高かと思われる。

5/5 7:58

下ります。まだ雪がカチカチに凍っているので、今回の山行ではじめてアイゼンつけました。

5/5 8:19

樹林帯辺りから雪が腐り始め、アイゼンを外しました。

5/5 9:09

苔。

5/5 9:24

まめうち平。

5/5 9:35

やはり天気が回復したか。常念山頂部はすっきり晴れているようです。

5/5 10:12

ごじら。ちょっとこわい。

5/5 10:17

最後で一杯。

5/5 10:18

うめーーっ。

5/5 10:21

沢沿いに下山します。

5/5 10:30

雪解けの豊富な水。冷たそう。

5/5 10:37

帰ってきました。

5/5 10:40

やったどー。

5/5 10:51

さようなら、蝶が岳。

5/5 10:59

さようなら。駐車場ガラガラ。

5/5 11:11

マイカーに戻る。ていうか、全然車いないし。

5/5 11:27

とちゅう、サルの群れに出くわす。

5/5 11:28

こいつが、ボス猿と思われる。どうどうと道路のど真ん中で寝てました！

5/5 12:39

さようなら、常念岳。ありがとう！

撮影機器：

iPhone 4S Apple

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

yonenokura

GW初めての北アルプスに、登山仲間のpekoさんと行ってきました！

北アルプス・・・今まで乗鞍岳に挑戦も吹雪で撤退、立山剣に挑戦も台風で撤退と、相性の悪さが目立っている山域でしたが、今回も中日の4日に洗礼を受けました。5日にしてようやく展望を得られましたが、満足はしてません。

展望はイマイチだったとは言え、それでも北アルプスに集まる登山者の方達と小屋での楽しいお話など、ならではの経験をすることが出来ました。いつかは、穂高、槍ケ岳にも挑戦したいと思います。

しかし、やっぱり北アルプスは人が多いなぁ。