日本百名山!九重山~'23登り納め、まるで火星🌋(3日目)
- GPS
- 02:33
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 575m
- 下り
- 419m
コースタイム
天候 | 晴れ・風あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ハシゴがある箇所が少し危ないですが、全路快適 |
写真
感想
熊本遠征3日目、最終日に選んだのは「久住山(くじゅうさん)」でした。
読み方は同じ、「九重山」こと「くじゅう連山」の最高峰が、この久住山です。
実は久住山に登るかはギリギリまで悩んでいました。
というのも、この日は16時までに熊本からバスで鹿児島に向かわなければならないのと、てんきとくらすはC判定、そして道路の路面凍結も心配、ヤマレコにはログが上がってないなどいろいろ困っていたためです。
しかし、ここ数日は暖かかった上、前日の祖母山で「久住山はおすすめ」「3時間くらいで登れるよ」という言葉を信じて、とりあえず向かってみることにしました。
帰りのこともあるため、この日は熊本市街地のホテルを7時前に出発し、外輪山を走る「阿蘇スカイライン」こと県道442号線を経由して登山口を目指しました。
登山口は「牧ノ戸峠」を選択しました。ここはライブカメラがあるため、凍結状況についても把握しやすかったためです。ここ数日見ていたのですが、どうやらここは朝は影になっているようで、路面凍結のおそれがありました。結果的に、路面凍結はあるものの駐車には問題ないくらいでした。
登山口から展望所までは、おそらく舗装路ですがガチガチの氷になっており、チェーンスパイクを途中で履いて登りました。稜線まで上がると、起伏を楽しみながら各山の間を歩きながら、緩やかに久住山を目指します。登山路を見ていただければ分かる通り、このあたりには「星生山(ほっしょうざん)」「天狗ヶ城」「中岳」などなど、くじゅう連山の山々が連なっており、どれも久住山までのルートから分岐して登頂できるようになっています。
星生山の分岐を通り過ぎると、西千里ヶ浜となっており、ちょっと緩やかになっている場所を気持ちよく歩くことができます。ここがまるで火星のような景色になっていたのには感動しました。
その最も奥にあるのが、ピークである「久住山」となっており、最後に火口を回るような形で登ると頂上です。
頂上からは阿蘇山・祖母山を一望することができました。てんきとくらすはC判定でしたが、登山者はかなりの数がいました。風を遮る木々はないものの、頂上ではたまに風速10m/sが吹く程度で、基本的には快適に登ることができました。
本当は星生山など、このあたりの山々に登りたかったのですが、時間の都合もありすぐに折り返すことに。避難小屋の前で軽く休憩し、その後は足を止めることなく1時間15分程度で下山しました。
この日、午後にかけて天気が崩れるようで、すでに帰路では阿蘇山方面には雲がかかっていました。
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九重山と久住山、どちらも「くじゅうさん」と読むのが正しいようですが、その名前に落ち着くまでに争奪戦があった、らしい。
というのも、深田久弥氏によると、九重山法華院白水寺と久住山猪鹿狼寺の2つの寺院が名前に残ったとのこと。
また、くじゅう連山、この一体をまとめて「九重山」と呼ぶことが一般的で、どれも久住山とは標高が50mも違わないということもあり、深田氏はこれを「九重共和国」と例えています。
実際、ピークハントというとてもつまらない登山だけなら今回のように3時間程度で登れますが、ここらへん一体を歩くとそのアップダウンもあり1日がかりでの登山となること間違いないでしょう。
また、深田氏は久住高原の美しさについても言及しており、私がみた早朝の黄金色の高原は当時も変わらない景色だっただろうなと思いながら帰路につきました。
今年はこれで登り納め!
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